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ここでは長女が大学を卒業し独立、その後の奥さんの必要保障額のシミュレーションをしてみます。
本来の見直しは卒業近く(2年位前)になった時におこなった方がいいと思いますが、
ライフプランニングで作成したシミュレーションのデータをもとに計算してみます。
奥さんの年齢 50歳 (平均余命を38年とした場合)
支出金額
1.毎月の生活費を18万円とすると (現在の生活費の約50%としました)
88歳までの必要金額は 18万円 x 12ヶ月 x 39年間 = 8,424万円
2.整理資金、緊急予備費などで 500万円
3.お子さんの結婚資金、住宅資金援助など 1,000万円 と考えますと
支出金額合計は 9,924万円になります。
収入金額
1.遺族厚生年金 88歳までの合計が2,640万円
(ご主人がずっとサラリーマンと仮定し、
ご主人52歳時の平均標準報酬月額を27万円(平成15年3月以前)
平均標準報酬額を39万円(平成15年4月以降) とします)
2.中高齢寡婦加算 (65歳に達するまで支給されます) の合計が896万円
3.奥さんの老齢基礎年金 88歳までの合計1,817万円
(22歳で卒業し2年間就職後結婚、以後ご主人の扶養家族とし、ご主人万一の場合のあと
国民年金に60歳まで加入、65歳から受給と仮定します)
4.ご主人の死亡退職金、弔慰金等 1,500万円と仮定します
収入金額合計は 6,853万円になります。
必要保障額は
支出金額合計 9,924万円 − 収入金額合計 6,853万円 − 預貯金額 720万円
= 2,351万円位となります。
その他リホーム費用、旅行費用などは考慮していませんが、これらの金額をプラスオンして
考えられても結構です。
また この保障額にはその後の収入金額は含まれていませんので、働いて収入がある場合など
その時点の状況によって保障額に変動があることになります。
サラリーマンや公務員などの第2号被保険者には厚生年金や共済年金による遺族年金などの支給が
ありますが、自営業などの第1号被保険者にはこの制度はないので、その部分をカバーする保障が
必要になります。その保障を保険でカバーするのか、貯蓄や資産の運用などでもカバーするのか。
保険はその支払事情が起こらないと支払がありません。今回は最悪の場合の必要保障額の計算ですが、
ご夫婦の将来を考えていく上では、貯蓄や資産運用などでのカバーも考えた方がいいと思います。
なおこのシミュレーションでは運用率や物価上昇率、割戻し率を簡易的に同率で考えています。