御岳昇仙峡
Mitake Syousenkyou

昇仙峡河床
  朝の8時に、下流の昇仙峡口長瀞(ながとろ)橋の市営駐車場に車を停め、笛吹川支流の荒川沿いの渓谷沿いを歩いた。
   この長瀞橋から仙俄滝までの約5kmまでの間が昇仙峡と呼ばれている。アカマツや広葉樹の林の中に、猿岩、地蔵岩、登竜岩、覚円峰(かくえんぽう)などと命名された奇岩怪石が多数ある。
昇仙峡河壁
  この渓谷沿いには、観光馬車が走っており、利用する人が多いが、我々は往復とも歩いた。それも、途中の愛の架け橋と命名された吊り橋を渡って、渓谷の反対側を、五百羅漢のある羅漢寺まで、急斜面,の未整備(薮が多く、道が解りにくい)の山道の新緑を楽しみながら歩いた。ここはお勧めコースである。
  羅漢寺からは、羅漢寺橋を渡り、また渓谷沿いの道に合流している。    
覚円峰
  この昇仙峡は、秋の紅葉が素晴らしいが、こうやって新緑の季節(5月)に来るのも良いものである。前回来たときは、30年以上も前の秋であり、そのリバーサル写真も残っているので、いずれ紹介したいと思っている。 
石門
 
 滝付近の遊歩道である。ここは、近くに県営駐車場もあり、観光客がとにかく多い。誰でも、気軽に訪れることが出来る景勝地で、土産物屋も多い。
仙俄滝
  滝口の岩が金色をしているのが、見事である。この滝の上にも市営駐車場がある。前回来たときは、荒川ダムは無かったので、能泉湖と呼ばれる湖が出来ているのには驚いた。
  この後、羅漢寺山(1058m)に登った。山頂は狭く、白く丸い一枚岩であるので、滑りそうで怖かった。
金峰山2559m
  羅漢寺山山頂よりの展望は素晴らしかった。富士から南アルプス、そして左の写真は、奥秩父の金峰(きんぷ)山である。頂上の有名な五丈岩(黒雲母花崗岩)が良く見えた。ここはかつて、水晶の有名な産地でもあった。
羅漢寺山パノラマ台
  1058mと標高は低いが、結構しんどい山である。何よりも、三方が断崖になっている上、滑りやすい岩となっているので足を踏み外すと怖い。パノラマ台までは、ロープウェイが開通しているので、誰でも登れる。



ルート

中央高速 甲府昭和インター

昇仙峡長瀞橋〜千田橋〜愛のかけ橋
〜羅漢寺〜石門〜覚円峰〜昇仙橋
〜仙俄滝〜羅漢寺山

歩行時間 4.5時間
駐車場
昇仙峡長瀞橋 50台 無料
 
トイレ、休憩所
長瀞橋、羅漢寺山パノラマ台



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