高松・屋島
Yashima
屋島より瀬戸内海 屋島の東側の「壇ノ浦(だんのうら)」は源平の屋島の戦いの主戦場となったことで知られている。つい最近まで下関の「壇之浦」との区別がつかず私の頭の中で混乱していた。 平家滅亡の戦いとなったのは、下関の関門海峡に面したところの壇之浦で「の」の字が違うだけであるから紛らわしい。 |
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この屋島の壇ノ浦は、8世紀頃の讃岐3軍団の一つである山田軍団がいた浦の意味で、「団の浦」と呼ばれ、その後「壇ノ浦」になったという。 今回は、高松より観光バスで一気に屋島頂上の屋島寺までやってきた。屋島寺は四国八十八ヶ所の第84番目の札所となっている。 獅子ノ霊厳(ししれいげん)の展望台から瀬戸内海を見た。瀬戸内海で一番見晴らしの良い場所と言われているところだ。もっとも現在では、瀬戸大橋の車窓から見る瀬戸内海の方が迫力があり素晴らしいと思うが。 |
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展望台は開運厄除け瓦投げで知られた所だ。大勢の人が瓦を投げ、公害にならないかと心配したら、この瓦は土に返るから問題ないとの事であった。 近くの展望地談古嶺(だんこれい)からは壇ノ浦を望む事が出来る。一の谷の合戦で破れた平家がここを本拠にしていたとき、義経が少ない味方を引き連れて、陸路より攻め寄せたところである。 このとき、源氏の那須与一が、平家の女房の掲げた赤地に白丸の扇を見事射落とした逸話が残されている所である。 |
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屋島は浅瀬で繋がった島であったが、埋め立てなどで現在は陸続きとなっている。形状が上面が約5kmに渡り平らな形状をして入るため、遠くより見ると屋根の様に見えることから屋島と呼ばれる様になった由。屋島全体が1934年に史跡、天然記念物に指定されている。 この後、琴電で栗林公園に行き見学の後、琴平に行き宿を取った。 |
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ルート 神戸〜高松築港 〜琴電(高松琴平電気鉄道) 〜瓦町〜琴電屋島 〜屋島登山口 〜屋島ケーブル、屋島山上 〜屋島寺〜獅子ノ霊厳展望台〜 高松、栗林公園〜琴平(泊) 見学 1時間 |
駐車場 あり 休憩場・売店・トイレ あり |
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