Cahiers

・スタッフによる雑記帳です。
・不定期更新です。

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すくすく育っています!
2005/04/28

3月8日にアップした雑記帳でご紹介した、KUSUDA WINESの楠田さんに剪定してもらった我が家の葡萄の樹がここのところの暖かさで、ぐんぐん育っています。
2週間ほど前に枝に小さな芽吹きが見られ、みるみるうちに小指の先ほどの葉から今では子供の手のひらサイズの葉っぱが広がっています。昨年と違って、剪定していただいたところから伸びる枝もなんだかしっかりと太く、力強さがあって、勢いが違う感じです。さすが楠田さんだなぁ!
私たちが、本当に毎朝起きるたびにぐんぐん育っているのがわかるくいらいなので、葡萄を栽培している方々は、今の時期大変なんだろうなぁ(葡萄は待ってくれないし・・・)なんて、のんきに考えたりもしています。
私たちも、そろそろ支柱の準備をした方がよいのかなぁ・・・!?

“春爛漫2005”
2005/04/15

今月17日の日曜日はクラブ・ジェロの日です。今回のテーマは“春爛漫2005”毎年4月恒例となっているテーマですが、今年は強力ですよ〜。以下、試飲ワインのリストです。

1.アンテック、ブランケット・ド・リムー(フランス・ピレネー/白発泡/辛口)
2.ラ・ヴィス、リースリング(イタリア・トレンティーノ/白/辛口)
3.ポイエ&サンドリ、パライ(イタリア・トレンティーノ/白/辛口)
4.ギョーム、ヴィニョン・ドール(フランス・フランシュコンテ/白/辛口)
5.ジボー、プラティーヌ(フランス・ロワール/白/辛口)
6.ピュイグ・パライ、ミュスカ・セック(フランス・ルーション/白/辛口)
7.ペイラ、“レ・ピュイ”(フランス・オーヴェルニュ/赤/ライト)
8.ギョーム、ガメイ(フランス・フランシュコンテ/赤/ライト)
9.フレデリック・コサール、フルーリー(フランス・ボージョレー/赤/ミディアム)
10.クァデルナ・ヴィア、テンプラニーリョMC(スペイン・ナヴァラ/赤/ミディアム)
11.ラ・ヴィス、ラグレイン(イタリア・トレンティーノ/赤/ミディアム)
12.クロ・レ・ポリー2000年(フランス・ボルドー/赤/フル)
13.ラ・ブリラーヌ“プランタン”(フランス・デクサン・プロヴァンス/赤/ミディアム)
14.ピエール・ユッセリオ“パノラマ”(フランス・ローヌ/赤/ミディアム)
15.アラン・ルナルダ、ビュジェイ(フランス・サヴォワ/赤発泡/甘口)
16.パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー(フランス・ボルドー/白/辛口) 

また今回のクラブ・ジェロでも、毎回大好評の“KAOPAN”さんの天然酵母使用の手作りパンの試食販売があります。
それと、今回はゲストがもうひとり!ジェロのお薦めスィーツを作ってくれている“Trabajo”さんも参加。
ワインが旨い、パンも美味しい、おまけにスィーツまで美味すぃー!どうしよ、これ。

ご注意:試飲のために用意させて頂くのは1本ずつです。最近はたくさんのお客様にご参加いただいていますので4時頃には試飲会が終わってしまうことが多くなってきました。お客様方には、お早めにお越しいただけることをお勧めしています。また、試飲のためと思われない多量のワインを注がれるお客様には次回からの当店イベントへの参加を御遠慮頂くことがありますのでご注意ください。

Trabajoさんの春のケーキが届きました!
2005/04/08

ほくほくに炊いた小豆と桜の花びらの入ったケーキは、袋を開けるとほんのり春の香りがします。
珈琲や紅茶、そして日本茶にもよく合いますが、ジェロボアムのおすすめは、ロゼワインとご一緒に!
お花見にもって行きたいスイーツです。
    1カット  280円

シューベルトさんとお会いしました。
2005/04/07

昨年12月から他店との共同輸入で扱いが始まった、ニュージーランドのシューベルト・ワインズのオーナー(醸造家)のカイ・シューベルトさんが、同国の通商大臣を団長とするトレード・ミッションの一員として来日されています。大阪でも今月5日、ホテル・ニューオータニでイベントが催されました。
このイベントには、シューベルトさんと共に楠田浩之さんも参加されていて、お二人にお会いすることが出来ました。
シューベルトさんはとても立派な体つきで(良く食べられるように見えたのでちょっと太り気味?)、とても気さくで陽気な人。彼もまた、僕が勝手に描いていたドイツの人のイメージとは全然違っていました。(それとも新世界に移住して陽気になった・・?)
それにしても、ワインはそれを造ったその人を表しているようです。シューベルトさんのワインは、果実の香り・味わいとも豊かでストレート、そしてやや開放的。樽熟成の効果で味わいの厚みや、複雑な風味を感じさせていますが、構造自体はシンプル。(これは良い意味でのシンプルさなんです!)一見パワフルでも、実はデリケートで極めてピュア。数年の瓶内熟成での変化に期待したいワインです。
ちなみに楠田さんのワインは・・特にピノに関して言うと、最初の香りは素早く直線的に鼻腔まで届き、その香りの強さ、複雑さに驚かされます。自己主張ははっきりしていますが、開きは徐々にという印象。力強い酸と豊富な果実味、繊細なミネラルとが、時間とともにバランスを変えワインの奥行き、可能性を垣間見せてくれます。今の段階で、まだどういう瓶熟をしていくのか想像できませんが、確実に向上し得るピノ・ノワールです。
・・こういう風に書くと、楠田さんのワインの方を好んでいるように思われそうですが、ワインの魅力はそれぞれなので、どちらも違った個性を持った素晴らしいものだと思っています。
ところで、シューベルトさんが驚いていたことがあります。大阪の前日に東京でもイベントが開かれたのですが、参加人数は大阪の方は東京の半数、ワインは同じ本数が用意されました。それで・・大阪会場の閉会の時間にはすべてのワインが飲み尽くされていたのです・・。東京の方々にはワインが足りていたのだろうかと気になってしまったほどキレイにすべて空っぽ。自分自身、関西に暮らしていながら、さすが・・と感心しました。(イベントで供されたワインはジェロボアムからお送りしたものだったので、それもまた安心。)

長くなりましたが、シューベルトさんのワイン好評販売中です。(価格は税込です)
*トリビアンコ2002年(白/南国果実のような香りのフルーティーな辛口)            2100円
*シャルドネ2002年(白/マンゴーとヘーゼルナッツ?マイルドな辛口)             2500円
*ピノ・ノワール“マリオン”2003年(赤/赤スグリ、甘夏のアロマ。ミディアム・ボディ)    3200円
*カベルネ&メルロー2002年(赤/カシスやスミレの香り。柔らかなミディアム・ボディ)     3500円
*シラー2002年(赤/ダーク・チェリーやラベンダーの香り。フル・ボディ)            4000円                  
(写真の右側の方は、大阪のトム・ギャルソンの冨尾氏)

4月のクラブ・ジェロ
2005/04/03

今月の“クラブ・ジェロ”は17日です。テーマは“春爛漫2005年”。一昨年から毎年4月にはこのテーマでワインを集めています。待ちに待った温かい季節の到来に喜びが詰まったような言葉で好きなんです。その言葉をイメージさせてくれる、グラスにワインを注いだ瞬間の鮮やかな色合い、華やかに香りたつアロマ、口に含んだ瞬間に広がるフレッシュな果実味をもったワインを16種お選びしたいと思います。
そんなワインは花見やピクニックなど行楽行事にピッタリのワインばかりですので、行事の買出しついでにいかがでしょうか?
以下、ワインの一例です。

《エミリオ・ルスタウ、モスカテル》
食前酒として有名なスペインのシェリーで、爽やかな甘口です。
《ポイエ&サンドリ、パライ》
北イタリアの白で、ミュラー・トゥルガウ種特有の花の香りが魅力。
《ラ・ヴィス、ラグレイン》
北イタリア産、サクランボのようにフレッシュな味わいの赤。
《クロ・レ・ポリー、ボルドー》
有機栽培葡萄による、マイルドな飲み口のボルドーです。
《フレデリック・コサール、フルーリー》
話題の自然派醸造家が造った華やかな香りをもつボージョレー。
《アラン・ルナルダ、ビュジェイ》
サヴォワ地方に伝わる天然酵母による自然発泡ワイン。甘めです。

すべてのワインリストは決まり次第、後日またお知らせします。

突然のお客様。
2005/04/01

今朝、開店してすぐにドイツ・ワイン専門の輸入元ヘレンベルガー・ホーフさんから電話がありました。
「バーデンからベルンハルト・フーバーさんが来てくれているので突然ですがお店にお連れしていいですか?」
今日は朝から水道工事の方に来てもらい管の検査中だったりで店内が散らかってたところで少し慌てましたが、ドイツの偉大な醸造家にひと目でもお会いしたくて「是非お願いします!」と返事をしてすぐに、フーバーさんに失礼がないよう大きなものは見えない場所に隠しました。(一人暮らしをしていた頃を思い出したりしながら・・)

20分くらい過ぎた頃、フーバーさんが息子さんと一緒にご来店。神戸でのラジオ番組に出演された後にお越し下さったということでした。
畑の管理、葡萄の栽培、収穫、醸造まですべてを自ら行っている方なので、職人気質のコワイ人かなぁ・・なんて思っていたらフーバーさんは本当に気さくで“良い人”で、最初に視線があった瞬間からとても温かな印象で“構え”がなく、まるで以前にも会ったことがあるような気がしました。
朝に弱い僕は大した会話もできず申し訳なかったのですが、フーバーさんは終始穏やかな笑顔。そういえば、2月にいらしたブロイヤー醸造所のシュモーランツさんもすごく笑顔の素敵な方で、僕もあんな味のあるオジサンになりたいと思いました。

今、ジェロボアムに在庫のあるフーバーさんのワインは下記の3種です。(税込の価格です)

*ミュラー・トゥルガウ2002年(1000ML)             2200円
熟したリンゴや花、蜂蜜の豊かな香り。爽やかな酸味、ナチュラルな果実味をもった白。
*ヴァイサー・ブルグンダー2001年                3500円
樽熟したピノ・ブラン。ブルゴーニュかと思ったほどの厚み。洋梨のタルトを思わせる豊かな香り、丸い後口。
*シュペート・ブルグンダー2002年                3500円
ドイツにおけるピノ・ノワールの聖地マルターディンゲン村の可能性を示すワイン。赤スグリやチェリーのアロマ、健康的な酸、ハリのある果実味、こなれたアルコール。

この他の白・赤ワインともに多数取扱いがありますので、ご希望のお客様はお気軽に御連絡を下さい。

クラブ・ジェロ“ジェロが注目する春の新入荷!”
2005/03/17

今回は、昨年末からジェロで取り扱いを始めたニュージーランドのお薦めワイナリーと今回初輸入となったワイナリーの特集です。

ニュージーランドで夢のワイン造りを実践している楠田さんが紹介してくれたふたつのワイナリー、シューベルト・ワインズとメイン・ディヴァイド。
今回新規取扱いとなった、フランス、サヴォワ地方の家族経営の蔵イディルと、スペインのイエクラ地区のワイナリー、カスティーヨ・バロン。
以上の4軒が造るワイン、15アイテムです。(+ジェロの独占取扱いワイン)
以下は、当日に試飲して頂けるワインのリストです。

《カスティーヨ・バロン》
1.イエクラ・ロサード(ロゼ/辛口)
2.イエクラ・モナストレル(赤/ミディアム)
3.イエクラ・モナストレル・クリアンサ(赤/ミディアム)
《ドメーヌ・ド・イディル》
4.ヴァン・ド・サヴォワ“クルーエ”VV(白/辛口)
5.ルーセット・ド・サヴォワ“エミーユ”(白/辛口)
6.ヴァン・ド・サヴォワ“モンドゥーズ”(赤/ミディアム)
7.ヴァン・ド・サヴォワ“アルバン・モンドゥーズ”(赤/ミディアム)
《メイン・ディヴァイド》
8.リースリング(白/やや甘口)
9.メルロー&カベルネ(赤/ミディアム)
10.ピノ・ノワール(赤/ミディアム)
《シューベルト・ワインズ》
11.トリビアンコ(白/辛口)
12.シャルドネ(白/やや辛口)
13.ピノ・ノワール(赤/ミディアム)
14.カベルネ&メルロー(赤/フル)
15.シラー(赤/フル)

《特別出品》
16.セレシン、ピノ・ノワール(ニュージーランド/赤/フルボディ)

ティエリー・ピュズラ氏来日。
2005/03/15

フランスのロワール地方でワインを造っているピュズラ氏と会うために、輸入元さん主催の試飲会に出かけました。
ここ数年のワイン業界のモード(・・と表現するべきではないですが)、“自然派”の栽培家であり醸造家。自ら葡萄栽培から手掛けて造るドメーヌ・クロ・デュ・テュエ・ブッフのものと、買い付けた葡萄で造るEURLティエリー・ピュズラのもの30種類ほどの試飲と簡単なセミナーがあり、注目されている醸造家だけに会場には大阪の有名レストランや酒屋を営む人々が集結していました。
写真は、セミナー後ピュズラ氏がひとりでいる時にちょこっと話をさせてもらっていた時です。試飲したワインには酸化防止剤をまったく使っていないというものもあったので、ワインの保存温度・保存環境について質問をしてみました。(ピュズラ氏が答えてくれた内容についてはここで触れないようにします。すみません。)
特に印象に残った数種類を今後、ジェロボアムでもご紹介していく予定です。

〔最近ちょこっと始めた僕のブログでこのコラムの続きを見て頂けます。店のHPで紹介すべきでもないか・・という内容のことを、こっちで表現してみようと思い始めました。よろしければご覧ください。http://blog.livedoor.jp/jeroboam/

楠田さんに剪定してもらっちゃいました!
2005/03/08

先日、一時帰国されていたニュージーランドの日本人醸造家・楠田浩之さんがジェロボアムへ立ち寄って下さいました。kusuda winesの初リリースのワインはジェロボアムでも完売、雑誌ソトコトでもご自身やご家族の暮らしぶりが大きく取り上げられ、ますますのご活躍ぶりです。http://www.kusudawines.com/japanese/index.htm
そんな“世界のkusuda”さんにうちのヒョロヒョロのカベルネ(テイスティライフで一度ご紹介したことがあります)を何とかしてやってもらえないだろうかと恐る恐る剪定をお願いしたところ、快く引き受けていただきました。なんだかうちのベランダに楠田さんがいるなんて不思議・・・!
楠田さん、有難うございました。頑張って育てますからね〜

クラブ・ジェロ“早春の食材に合わせるワイン”
2005/02/19

試飲会でご用意するワインを決めかねて、またもや明日のお知らせを前日にお知らせすることになりました。すみません。悩んだ末、テーマは上記タイトルのようになりました。
早春の2月から旬を迎える食材は、山野の幸ならタラの芽やこごみ、春菊、菜の花など。海の幸ならば貝類、ウニ、カニ、むつなど・・。どの食材をとってもデリケートな香りと味わいを持っていて、わずかに苦味をもつという共通点がみられるものもあります。そんな早春の食材の個性を損なわずに楽しめるワインはどんなワインでしょうか?

ワイン選びのポイントは・・・
@スッキリした発泡性も面白いですが、春の食材がもつ苦味が強調されることがあります。白と赤なら、やはり白が無難です。ただし醤油など色のついた発酵調味料で味付けした場合は軽い赤も○。
Aワインの果実に由来する香りが強すぎたり、樽の香りが主張しすぎていると、春の食材のもつ繊細な風味が感じにくくなるはず。香りはほどほどが良さそうです。
B伝統的な日本料理の場合は、濃厚なワインは合わせるのが難しいと思います。重過ぎないもの、むしろ軽く淡い方がたいていの料理は美味しくなります。
C天ぷらにして食べる場合は、白でも赤でも、酸味のあるワインを選んでみましょう。ほのかに甘い白ワインもも意外なほどに合います。赤ワインの渋みは調和しにくいので控えめなものを。

上記のようなポイントを、“だいたいおさえて”お選びしたのが下記の16種です。濃厚なワインを好まれる方には物足りないかもしれませんが、どれも美味しいですよ。是非お越し下さい。

@ヴィッラ・シモーネ、フラスカーティ(イタリア産/白辛口)
Aラ・ヴィス、ミュラー・トゥルガウ(イタリア/白辛口)
Bメディチ・エルメーテ、マルヴァジア(イタリア/白やや辛口)
Cクロ・ラ・カリズィエール、ミュスカデ(フランス/白辛口)
Dジョルジュ・ピュイグ、ルーション“クレフ・デュ・パラディ”(フランス/白辛口)
Eルイ・シュニュ、ブルゴーニュ・アリゴテ(フランス/白辛口)
Fアリス&オリヴィエ、ブルゴーニュ・シトリー(フランス/白辛口)
Gジボー、トゥーレーヌ(フランス/白辛口)
Hクエイルズ・リッジ、リースリング(カナダ/白やや辛口)
Iレ・ヴァン・コンテ、ヌーヴォー(フランス/赤ライト)
Jチェスコン、ラボーソ(イタリア/赤ミディアム)
Kアルドリゲッティ、ヴァルポリチェッラ(イタリア/赤ミディアム)
Lシャネーズ、フルーリー(フランス/赤ミディアム)
Mクエイルズ・リッジ、ピノ・ノワール(カナダ/赤ミディアム)
Nカーヴ・ド・マンセイ、ブルゴーニュ(フランス/赤ミディアム)
Oダニエル・シャスター、ピノ・ノワール(ニュージーランド/赤ミディアム)

冬季の店内の温度は13〜14度という低温のため、お客様には温かい服装でお越し頂けることをおすすめします。

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