葡萄の作柄2005年

2005.11.10現在
2005.7.18現在
2005.6.8現在
2005.7.7現在
◆ワイン委員会インフォメーション◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2005年 収穫関連情報
Les vendanges 2005
----------------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------------
素晴らしい2005年 (ボージョレーワイン委員会)
Millesime 2005: l'Excellence (InterBeaujolais)
----------------------------------------------------------------------
「こんな年はいままでなかった!こんな年はほとんど見たことがない。」
2005年は明らかに、1959年や1964年、1976年のように偉大な年の一つとなるで
あろう。実際、2005年には素晴らしい年となる兆候がみられ、成功するワイン
となるあらゆる要素が例外なく集まっている。
・少ない収穫量:今年は自然に生産量が少なかった。ぶどう樹の生長は早く、
開花が広がったとき(10日間ほど)の気温がかなり低かったために花ぶるいが起
こり、すでに少なかった収穫量がさらに減少した。多くの畑で、規定の収穫量
にちょうど達したという程度の量である。全体の収穫量としては、例年より
25%少ない。
・とてもよく成熟したぶどう:夏の間、日中の暑さと夜間の涼しさが交互に訪
れ、風通しが良く、ぶどうの果房が熟すには理想的な状態であった。
・完璧な衛生状態:今年は病気がほとんど発生しなかった。収穫の時期にいろ
いろなところで聞かれたコメントは、異口同音に「果実が小さく、見事なぶど
う」というものであった。一部の区画では結実不良(ミルランダージュ)が
かなり見られたが、これも品質が良い証である。
・糖度が高く、糖と酸の見事なバランス:ぶどうはとても良く濃縮されている。
最初の試飲では、高評価のコメントが並んだ。全般的に、ワインは調和がとれ
ていてとてもバランスが良く、強く、口の中に豊かさが広がり、本格的なワイ
ンである。
色はとても強烈で、際立ったガーネット色でディスクは紫がかっている。
派手というわけではないが、はっきりとしていて複雑なアロマには、黒い果実
(野生のブラックベリー、ブルーベリー、カシス)や赤い果実(サクランボ、キ
イチゴ)が混ざり合い、時には甘草のような、スパイシーな要素も感じる。
味わいは豊かでしっかりとしている。ストラクチュアがしっかりとしており、
豊かでバランスが良く、タンニンは存在するが絹のようである。余韻も長い。
これらの品質から、2005年のボージョレー・ヌーヴォーは販売から数ヶ月の後
でも楽しむことができるであろう。
ワインの評価に厳しい人も満足させることのできる、完璧に調和の取れた、例
外的なワインである。
(ボージョレーワイン委員会発行 ボージョレー・ヌーヴォー・ニュース
第三号より)
----------------------------------------------------------------------
夢のようなヴィンテージ2005 (ブルゴーニュワイン事務局)
Le millesime reve (B.I.V.B.)
----------------------------------------------------------------------
2005年は素晴らしいヴィンテージとなるであろう。
収穫は、開始当初と同じく、好天のもとに終了した。それぞれの畑で、ぶどう
は健全な状態で、品質的に最高の可能性を帯びた状態で収穫された。B.I.V.B.
の技術部長であるオディール・ムルグは「デキュヴァージュ*)の時の赤い果実
のアロマの強さに感銘を受けました。赤ワインは色が濃く、濃縮しています。
すでに複雑で、素晴らしい将来を予感させるアロマが現れています」と、述べ
ている。
収穫量が少なかった白ワインも、果実が熟しており、将来が期待される。白ワ
インは現在はまだ醗酵中だが、アロマが複雑で、酸と糖のバランスも良い。す
べての要素は、偉大なヴィンテージが持つ繊細さを備える素晴らしい白ワイン
へと向かっている。(B.I.V.B.広報誌 Bourgogne en direct 11月号)
(ブルゴーニュの収穫関連情報第一報は フランス食の広場 95号参照)
*)デキュヴァージュ:醗酵桶からワインを移し替える作業
----------------------------------------------------------------------
アルザス (アルザスワイン委員会)
Vins d’Alsace 2005 :Des vins de grande expression et un millesime
de garde(C.I.V.A.)
----------------------------------------------------------------------
2005年のシーズンは、まず冬はオーソドックスなもので、12月と1月にひどい
霜がおり山は雪で覆われた。またこの時期、降雨量が少なく、11月から3月ま
でに降った雨の量はわずかに150mmであった。4月に暖かくなり雨が降ったこと
が発芽には好条件であった。5月末、気温が30℃近くまで上がるのと同時に開
花が始まった。6月中旬から7月末までとても暑かったため、ぶどう樹の生長は
良く進んだ。収穫量を抑えるために摘房を行う生産者も多かった。8月上旬も
好天であったが、中旬は例年よりも気温が下がった。しかしこのおかげで、ぶ
どうはとても良い酸度を保つことができた。8月下旬に再び好天が戻り、ぶど
うの成熟が進み衛生状態も健全であった(ウドンコ病の問題は全くなく、ベト
病もほとんど発生しなかった)。
2005年の収穫開始日は、品種による成熟の進み具合を考慮に入れ、以下のとお
り決定された。
AOC クレマン・ダルザス :
-9月7日(水):リースリングを除く全品種
-9月15日(木):リースリング
AOC アルザス :
-9月22日(木):シャスラ、シルヴァネール、ピノ・ブラン、オーセロワ、
ピノ・ノワール、ピノ・グリ、クレヴネル・ド・ハイリゲンシュタイン、ミュスカ
-9月29日(木):リースリング、ゲヴルツトラミネール
AOC アルザス・グラン・クリュ:
-9月22日(木):ミュスカ、ピノ・グリ
-9月29日(木):リースリング、ゲヴルツトラミネール
ヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクション・ド・グラン・ノーブル :
-10月6日(木):ミュスカ、ピノ・グリ
-10月13日(木):リースリング、ゲヴルツトラミネール
品質面では、ぶどうの見事な熟度と、酒石酸を中心に熟した酸に注目したい。
10月初めにまとまった雨が降り、ぶどうの衛生状態が懸念された。クレマン・
ダルザスはフレッシュでとてもフルーティであるが、リースリングは区画によ
りぶどうの出来が異なり、浅い土壌ではぶどうの成熟が停止し、かびが急速に
広がった。ピノ・ブラン、オーセロワ、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、ミュス
カはとてもバランスが良くフルーティ。ゲヴルツトラミネールはとても豊かな
アロマが期待される。収穫日の選択と醸造の際の注意深さが、今年の重要な要
素となったであろう。10月6日から20日まで、好天に恵まれた晩秋となり(少な
い雨、朝の霧、午後の日照)、貴腐が広がり、見事なヴァンダンジュ・タルデ
ィヴやセレクション・ド・グラン・ノーブルが期待できる。
収穫量は、全体で約1,220,000 hl(2004年に対し−3 %)と予想される。この
うちAOCクレマン・ダルザスが270,000 hl、スティルワイン(AOCアルザス、ア
ルザス グラン・クリュ)が950,000 hl。
(CIVA 10月発行プレスリリース)
2005.7.18現在
2005年のワインの収穫予想高は5,520万ヘクトリットル
Un potentiel de recolte 2005 estime a 55.2 millions d’hl par le SCEES
----------------------------------------------------------------------
農業省の中央統計局は7月1日、2005年のワインの予想収穫量を5,520万hlと発
表した。このうち、VQPRD(AOC+VDQS)が2,440万hl、ヴァン・ド・ペイが1,550
万hl、コニャック向け820万hl、その他710万hl。2005年の収穫量の最初の予想
は、豊作であった昨年を6%下回り、過去5年平均よりも+1%とほぼ平均並みとい
える。AOCの収穫量は例年を2%下回るが、ヴァン・ド・ペイ、その他のワイン
は5年平均を上回る。2月と3月の寒波でぶどうの植物的生長サイクルの始まり
が遅れたが、6月に気温が上がり、遅れを取り戻した。全般的に好天の下で開
花が進み、花穂の着生も順調。雹まじりの嵐で南西部とブルゴーニュの一部の
畑に被害がでた。収穫量減少となりうる懸念要因は、多くの畑で干ばつであ
る。(7/18、La journee vinicole)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
欧州南部 干ばつ
Le sud de l'Europe est frappe par une grave secheresse
----------------------------------------------------------------------
欧州西部と南部が干ばつに襲われている。欧州委員会は7月15日付けのコミュ
ニケの中で、「被害を受けている地域の数は、酷暑であった03年よりも少ない
が、特定の地域での状況は03年よりも深刻である」と述べている。もっとも被
害が深刻なのはスペインだが、その他ポルトガル、フランス、イタリア、ギリ
シャ中央部も干ばつに襲われている。しかし03年の時は、欧州の小麦の生産地
の53%が被害を受けたが、今年は27%程度であるという。ハンガリーなど欧州東
部で雨がかなり降っており、欧州全体の穀類の生産高としては昨年より約10%
減、過去5年の平均並みと予想されている。
フランスでは、西部のポワトゥー・シャラント地域の被害が懸念されている。
18日、同地方のシャラント・マリティム県を訪問したシラク大統領は、水の使
用を注意するよう呼びかけたが、「現時点で飲料水や工業用水などについて国
の計画を危惧するほどではない」と述べた。
なお欧州は1900年以来0.95度気温が上昇しており、2100年までには気温は平均
2度から6.3度上昇するという。欧州北部の降雨量は10年で1%〜2%上昇するが、
南部では1%減、特に夏季は5%減となるであろうという。
(7/21、Le Mondeより)
----------------------------------------------------------------------
6月30日の全国干ばつ対策委員会の席上、農務省のある顧問は、「現時点で、
農業に対し警告の段階にあるが、危機的状況ではない」と述べた。40県ですで
に水のなんらかの使用を制限する県条例が発効している。
(フランス農務省webサイトより)
2005.6.8現在 2005.7.7現在
全国ワイン同業者連合会(ONIVINS)が、6月8日時点でのぶどう畑の状況を発表
した。
(注:調査対象の相違により、各委員会とONIVINSの発表する開花時期などに
差がでることもありますのでご了解ください)
全国ワイン同業者連合会(ONIVINS)が、7月7日時点でのぶどう畑の状況を発表
した。
(注:調査対象の相違により、各委員会とONIVINSの発表する開花時期などに
差がでることもありますのでご了解ください)
(全般)
04年から05年にかけての冬は寒く乾燥していた。このため05年の発芽は遅くな
ったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。5月中旬の温暖な気温に
より、ぶどうの生長は規則正しく、一様に進んだ。花穂の着生も順調と判断さ
れる。畑や品種にもよるが、開花がまさに始まろうとしている。畑の衛生状態
も良好である。
(全般)
04年から05年にかけての冬は寒く乾燥していた。このため05年の発芽は遅くな
ったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。5月中旬の温暖な気温に
より、ぶどうの生長は規則正しく、一様に進んだ。花穂の着生も順調と判断さ
れる。
開花は6月の最初の2週間、好天のもと一様に広がった。7月1日時点で結実は終
了している。畑の衛生状態は良好。
収穫量は5千5百万〜5千6百万hl(うち、VQPRD2千4百万hl)と予想されるが、今
後2ヶ月の旱魃の状態により変動もあり得る。*)
*)農業省の中央統計局が7月1日に発表した予測では5,520万hl。
フランス食の広場 91号参照。
ロワール
冬の気温がかなり低かったために、発芽は遅れ、長引いた。雨が少ない月が続
いたが、4、5月の降雨量は平年並に戻った。しかし、保水量を必要なレベルま
でに回復させるには至っていない。4月末と5月末には気温30度を記録するなど、
気温が激しく変動したため(気温差は最大で16.5度)、ぶどうの生長は不規則で
ある。着生している花穂は多く、気候面での大きな問題がなければ、今年も昨
年と同様の収穫量が見込まれる。
(ロワール)
冬の気温がかなり低かったために、発芽は遅れ、長引いた。雨が少ない月が続
いたが、4、5月の降雨量は平年並に戻った。しかし、保水量を必要なレベルま
でに回復させるには至っていない。4月末と5月末には気温30度を記録するなど、
気温が激しく変動したため(気温差は最大で16.5度)、ぶどうの生長は不規則で
ある。着生している花穂は多い。
6月8日現在、カベルネ・フランの開花は終了。6月の気温が低いために、シュ
ナンとムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)の花はやや元気がない。トゥ
ーレーヌとサントル・ニヴェルネ地区では、天気に恵まれ、ガメイの開花は終
了、ソーヴィニヨンの開花が始まった。
西部は6月8日にカベルネ・フランの開花が終了。6月初めの気温が低かっため
に、シュナンとムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)の花はやや元気がな
かった。トゥーレーヌとサントル・ニヴェルネ地区では、天気に恵まれ、ガメ
イの開花は終了、ソーヴィニヨンの開花が始まった。
6月下旬に気温が上がり、西部では旱魃が続いているが、ぶどうの生長は速く
進んでいる。7月1日時点で結実が終了。畑の衛生状態は良好だが、ベト病発生
の可能性は高く注意が必要。収穫量は多く、400万hl程度と予想される
('04 427万hl)。
ブルゴーニュ・アルザス・シャンパーニュ・ジュラ
04年から05年にかけての冬は特に厳しく、激しく気温が変動した。春は雨が降
り、気温の低い日と高い日が交互に訪れた。
(ブルゴーニュ・アルザス・シャンパーニュ・ジュラ)
04年から05年にかけての冬は特に厳しく、激しく気温が変動した。春は雨が降
り、気温の低い日と高い日が交互に訪れた。
シャンパーニュ
発芽は4月後半となった。ぶどう樹の生長は04年にくらべてやや遅れている。
花穂の着生は順調で、収穫量は04年よりやや少ない程度と予想される。ベト病
の可能性は平均並み。ウドンコ病の可能性は少ない。
シャンパーニュ
発芽は4月後半となった。花穂の着生は順調で、収穫量は04年よりやや少なく
260万hl程度と予想される('04 300万hl)。
開花は6月17日から19日の間で、品種により多少の差はあるものの早く進んだ。
畑の衛生状態は良好で、ベト病の可能性は少ないものの6月の下旬に雨が降っ
たので注意が必要。ウドンコ病は昨年発生した区画ですでに発生しているが、
生産者がしっかりと対応している。
ブルゴーニュ
発芽は場所と品種によるが、4月7日から21日ころに広がった。シャルドネの開
花は6月1日に満開となった。ここ10年に対し、1週間弱早くすすんでいる。花
穂の着生は順調で、収穫量はこの10年の平均並と予想される。ベト病の可能性
があったが、6月1日現在は落ち着いている。
ブルゴーニュ
発芽は場所と品種によるが、4月7日から21日頃に広がった。
開花は6月の最初の2週間に広がった。6月最後の2週間がとても暑く、ぶどうの
生長に拍車がかかった。
6月上旬にベト病の可能性が高まり、6月下旬に断続的に雨が降ったので注意が
必要。ウドンコ病は大半の区画で心配ないが、昨年発生したシャルドネの
区画の一部で今年も発生している。収穫量は、この10年の平均並の160万hlと
予想される('04 183万hl)。
アルザス
発芽は4月の最初の2週間に広がった。6月1日現在、全般的に蕾の状態。04年の
同時期と同じ進み具合である。ピノとリースリングの花穂の着生が特に順調。
5月末にウドンコ病とベト病の最初の兆候がみられ、この2つの病気が広がる可
能性が高い。
アルザス
発芽は4月の最初の2週間に広がった。ピノとリースリングの花穂の着生が特に
順調。
6月初めに気温が下がったため、開花は遅れ、6月6日から21日の間に広がった。
ウドンコ病は昨年発生した場所も含めて可能性は低いが、ベト病が懸念され、
6月下旬に雨が降ったため注意が必要。収穫量は多く、126万hl('04 135万hl)
と予想されるが、ミュスカは花ぶるいが生じた。
ローヌ・アルプ (ローヌ、ボージョレーなど)
04年から05年にかけての冬はとても乾燥していて、2月から3月中旬まで寒かっ
た。4月に北部で豪雨ともいえるまとまった雨が降り、遅れていたぶどう樹の
生長には恵みの雨となった。5月の中旬から涼しく乾燥した日が続いたため畑
の衛生状態は極めて健全であり、この中で開花が進んでいる。発芽時期の3週
間の遅れは取り戻した。花穂の着生の状況から、収穫量は多いと予想される。
(ローヌ・アルプ (ローヌ、ボージョレーなど))
04年から05年にかけての冬はとても乾燥していて、2月から3月中旬までとても
寒かった。4月に北部で豪雨ともいえるまとまった雨が降り、遅れていたぶど
う樹の生長には恵みの雨となった。
6月初めには、発芽時期の3週間の遅れを取り戻した。開花は6月初め、好天の
もとに広がった。畑の衛生状態は良好。
収穫量は平年並の317万hlと予想される('04 328万hl)。土中の水分保水量が少
なくなっているので、夏の間の雨が作柄を左右するものとなるであろう。
ボージョレー
花がちょうど満開の状態。収穫時期はほどほどの早さと予想される。
ボージョレー
開花は問題なくすすみ、ぶどう樹の生長はとても早く進んでおり、収穫時期は
9月初め頃と予想される。6月28日に雹が降り、ボージョレーとボージョレー・
ヴィラージュの広い範囲が影響を受け、収穫量はやや減少するものと見られる。
畑の衛生状態は良好。
アキテーヌ(ボルドー、コニャックなど)
冬は寒く、雨が少なかった。ぶどう樹の生長は、水分不足の中始まった。発芽
は3月末から4月初めと遅かった。4月末と5月末に気温があがり、生長の遅れ
を取り戻すことができた。5月13日と16日に雹が降り、ベルジュラック南部と
ビュゼの畑、計500haが被害を受けた。
(アキテーヌ(ボルドー、コニャックなど))
冬は寒く、雨が少なかった。ぶどう樹の生長は、水分不足の中で始まった。発
芽は3月末から4月初めと遅かった。4月末と5月末に気温があがり、生長の遅れ
を取り戻すことができた。5月13日と16日に雹が降り、ベルジュラック南部と
ビュゼの畑、計500haが被害を受けた。
アキテーヌ
発芽は規則通りであった。成熟の早い区画のメルロは6月初めに開花が終わっ
たが、平均的には満開の時期は6月5日頃と予想される。04年の収穫量が多かっ
たがぶどう樹に疲れている様子はなく、唯一の問題は土中の水不足である。
アキテーヌ
発芽は標準通りであった。開花は速く一様に広がった。平均的な満開の時期は
6月5日頃と予想された。樹齢の古い樹がある区画ではメルロとカベルネに花ぶ
るいが見られた。畑の衛生状態は良好。
04年の収穫量が多かったがぶどう樹に疲れている様子はなく、唯一の問題は土
中の水不足である。収穫量はこれからの雨によるが、810万hlと予想される
('04 928万hl)。
ラングドック・ルーシヨン
04年の秋と冬の初めから05年の2月まで、西側を除いて暖かく乾燥した日が続
いた。西側のオード県とピレネー・オリエンタル県では地中の保水量を回復さ
せることができた。ガール県の一部では2月末に気温が−15度以下まで下がり、
ぶどう樹に被害がでたが、収穫量への影響はまだわからない。この影響で発芽
は遅くなったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。
5月末に始まった開花は、好条件のもと終わりつつある。花穂はどの地域でも
どの品種でも多い。畑の衛生状態は健全で病気の可能性は少ない。生長の遅れ
も取り戻した。不安要素は土中の保水量と、東側(ガール県、エロー県)で乾
燥した状態が続いていることである。
(ラングドック・ルーシヨン)
04年の秋と冬の初めから05年の2月まで、西側を除いて暖かく乾燥した日が続
いた。西側のオード県とピレネー・オリエンタル県では地中の保水量を回復さ
せることができた。ガール県の一部では2月末に気温が−15度以下まで下がり、
ぶどう樹に被害がでたが、収穫量への影響はまだわからない。この影響で発芽
は遅くなったが、春の暖かさが訪れると、すばやく広がった。
5月末に始まった開花は、好天の中で広がった。花穂の着生は順調でどの地域
でもどの品種でも多い。
畑の衛生状態は健全。今後の旱魃の状態により状況は変わるが、現在のところ
収穫量は04年並の1,750万hlと予想される('04 1,777万hl)。
プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール
05年の第一四半期は寒く乾燥していた。最初の発芽は4月初めにようやく見ら
れた。4月末から気温があがり、雨がふったおかげで生長の遅れを取り戻した。
6月1日現在、沿岸の畑の熟期の早い品種で、開花が始まっている。花穂の着生
も順調。5月半ばの雨と気温があがったせいで、ベト病とウドンコ病が発生し
たが、生産者はうまく対応している。
(プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール)
05年の第一四半期はとても寒く乾燥していた。最初の発芽は4月初めにようや
く見られた。4月末から気温があがり、雨がふったおかげで生長の遅れを取り
戻した。花穂の着生も順調。6月1日、沿岸の畑の熟期の早い品種で、開花が始
まった。6月は気温が高かった。畑には水分不足の影響は見られず、グルナッ
シュの花ぶるいの影響も限られたものとなった。収穫量は多く、490万hlと予
想される('04 450万hl)。