ワイン新入荷情報

フランス ビオデナミ マルク・アンジェリ「アンジュ・ブラン・ラリョンヌ2003」
アンジユにあるマルク.アンジェリ氏の畑は一見しただけで他の畑と違うことが分かります。
まず、樹を留める杭とワイヤーがなく、畑の周り中が森に囲まれて いて馬で畑を耕してい
る光景が目に映ります。彼によると、ワイヤーを使うと太陽の当たる部分が限られてしま
うだけではなく、風通しまで悪くなり病気が発生 しやすくなるとのことで、風通しが良け
れば、悪い菌の発生や繁殖を防げるのだと考えています。
彼はソーテルヌのワイン学校を卒業しSUDUIRAUTで修行をした後、自分のスタイルで貴腐ワ
インを造りたいと考え89年にここANJOUに移り住みました。
SecからDemi-Secそして甘口で素晴らしいMoelleuxまで造れるシュナンブランの可能性と多
様性に着目したからだけではなく、恵まれた自然 を利用して自分が理想としているワイン
造り、バイオ-ダイナミクスを実践するためです。またのロゼ・ダンジュはグロローグリに
貴腐がつき、上品な甘口のロ ゼワインに仕上がっています。
所有する土地は約13haですが、その内ワイン畑の面積は約6ha、現在耕作中の部分を計算
に入れてもだいたい8ha程度で、残りは森になっています。鳥 や天敵となる昆虫が有害
となる虫を食べるので、境界を他人の畑と接しないことで農薬や除草剤の影響を受けない
のです。ワイン造りにおいても、補糖はせず、 発酵は天然酵母を使用、SO2は極力使用しません。
以下アンジェリ氏のコメント
『現代社会で最もその行く末に不安や怒りを感じることはシステマチックな自然環境の破
壊であり、それによって有害な化学薬品が直接あるいは間接的に人体に 取り込まれている
こと、このような状況を金銭主義の人々が巨大な資本を楯に色々な手段を講じてうまく覆
い隠していることなのです。効率だけを考える農業が 多数の生命をゆっくりとではあって
も確実に殺しています。人類の歴史で私達の世代だけが唯一、自然を破壊しているのです。
バイオダイナミクスは自然に添った農業を営むことになります。畑の条件によって生育状
況がかわりますし、天候の変化も気になります。畑の手入れが重要にな りますがそれ以
上に、自然がもつ様々な要素がどのように関わってくるのか、これを追求することが最も
大切であるように思います。バイオダイナミクスは次世 代の健康を守るうえでとても重要
なテーマとなっていくでしょう。』
2006年10月21日に行われたヌースフィアの試飲会でも出品しました。皆様の評価は
こちら
をご覧ください。