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めやに?かゆみ?
私たちが、結膜炎の患者さんを診察する時にまず、お聞きすることがこれです。
「一番気になるのは、めやにですか?かゆみですか?」と・・・。
「めやに」と答えられた場合は、うつるタイプの結膜炎を考えて、治療を開始
します。
「かゆみ」の場合は、アレルギー性のものを考えます。
結膜炎は、大きく簡単にわけると3つにタイプにわけられます。
(1)めやにがおもな症状なもの
急性結膜炎と慢性結膜炎ー細菌が原因のものーばい菌をたたく目薬がよく効く
流行性角結膜炎などーウイルスが原因のものー特効薬はなく、症状をおさえる
だけ、ほかの人にうつりやすい。
(2)かゆみがおもな症状なもの
アレルギー性結膜炎や巨大乳頭結膜炎などーアレルギー原因ーアレルギーの目薬
一番やっかいのが、うつるタイプで特効薬がないウイルス性のものです。しかし、これ
は2週間もすれば、必ず良くなってきます。急性期に症状を押さえて後遺症を残さない
ようにしましょう。
患者さんも、自分の1番強い症状がなにかをハッキリ自覚することが大切です。
つまり、「めやに」が強ければ、すぐに眼科にかかることです。
「かゆみ」が強い場合は、なるべくかかないようにして、症状が治まらなければ、眼科を
受診するようにしてください。
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