作品を、共通項目別にまとめてみました。参考にしてください。こうすることが、良いか悪いかは、わかりません。ただ、まとめてみると、作品を面白く見れる面もあります。コメントは、私がかってに書いたもので、根拠はありません。
順番 | 共 通 項 目 | 画 像 | |||
@ | 顔は、正面より 目線は、こちら 背景は、黒塗り の少女 |
真珠の首飾りの少女 |
二人の少女は、 同じ構図である。 だけど、 魅力は違う。 |
少女の頭部 |
真珠の首飾りの少女は、抱きしめたいほどの、いとおしさを感じる。 決して、少女の頭部がすぐれてない作品ではないが・・・。 |
A | 手紙を読む女性 | 青衣の女 |
青衣の女性は、喜んで手紙を読んでいる。 手紙は、読み始めたばかりだ。 |
窓辺で手紙を読む女 |
窓辺で手紙を読んでる女性は、手紙のほとんどを読んでしまった。 その顔には、悲しみがあらわれている。 |
B | 左の横顔 | 真珠の首飾りの女 |
青衣の女 |
同じ左の横顔でも、喜びと悲しみが表れている。 |
窓辺で手紙を読む女 |
C | 妊婦 (真珠の首飾りの女性は疑い) |
真珠の首飾りの女 |
青衣の女 |
天秤を持つ女 |
|
D | 女主人と召使い |
恋文 |
婦人と召使い |
手紙を書く女と召使い |
召使から手紙(恋文?)を受け取り、(○o●;)、悩み、返事を書く。 違う作品だが、つながってもいる気がする。 |
E | 手紙を書く女性 | 手紙を書く女 |
「もう、少し待って。」と言ってる、気がする。 言ってるのは、召使に? |
手紙を書く女と召使い |
恋文の返事は、良い返事だろうか? |
E | 誘惑する男性と一人の女性 | 兵士と笑う女 |
二人の紳士と女 |
紳士とワインを飲む女 |
取り持ち女 |
F | ワイングラスを持つ女性と男性 | 兵士と笑う女 |
二人の紳士と女 |
紳士とワインを飲む女 |
悪い男性に、無垢な女性がだまされて、ワインを飲まされていく、一連の作品のような気がします。 |
G | 白いデカンダ (誘惑?) |
眠る女 |
二人の紳士と女 |
紳士とワインを飲む女 |
音楽の稽古 |
H | ヴァージナル | ヴァージナルの前の立つ女 |
ヴァージナルの前に座る女 |
「ヴァージナルの前・・・」の2作品は、肖像画に近いものを感じます。 少し、ときめきを感じません。 音楽の稽古の方が、こちらを見ていませんが、のぞきたくなります。 |
音楽の稽古 |
I | 楽器を持つ女性 | 恋文 |
皆、黄色のマントを着て、左を向いている。 皆、恋している気がする。 |
窓辺でリュートを弾く女 |
ギターを弾く女 |
J | 音楽の先生と少女 | 音楽の稽古 |
厳しいレッスンの風景が、感じられます。 | 稽古の中断 |
泣かないように、p(^ ^)q! |
K | 働く女性 | 牛乳を注ぐ女性 |
レースを編む女 |
一生懸命働く女性の3作品とされてますが、私には、水差しを持つ女は、恋する女性の気がします。 恋する女性は、フェルメール作品の中では、かよわい女性が描かれている気がします。 それが、この作家の凄さで、女性というのは、何かを本質的に見抜いている気がしてならないのです。 |
水差しを持つ女 |
L | デルフトの景色 小さな人物 |
デルフトの眺望 |
コメントできないくらい、デルフトの眺望は、すごい作品です。 |
小路 (デルフトの小道) |
デルフトの小道も、細かく見ると魅力あるものが、沢山でて来ます。 |
M | 自画像? | 絵画芸術 |
背を向けて描いているのが、フェルメールだそうです。 | 取り持ち女 |
左側の笑っている人物が、フェルメールとされています。 |
N | 市松模様の床 (白と黒) |
恋文 |
絵画芸術 |
音楽の稽古 |
手紙を書く女と召使い |
今回の背景は、見やすくするために、灰色と黄色を使っただけで、特別の意味はありません。作品を観る時に、すこしでも役立てて頂ければ、幸いです。