このページでは、ボウラードの点数アップ法は書いてません。
なぜなら、ボウラードはあくまで基礎力を上げる練習法であり、
自己診断ゲームですから
単純に『点数が上がれば良い』というものでは無いとKANは思うからです。
ほとんどの大会は9ボールです。ボウラードの試合はありません
なのに、何故こんなシビアな、精神的苦痛を伴うゲームを勧めるのか
ちょっとだけその理由なんぞを、語りたいと思ってます。(汗、、
ボウラードから学べる事はたくさんあると思いますが
ナインボールだけでも上手くなれる事は否定しません。
それにボウラードが絶対に必要と考えてる訳でもないんですが
《なんの為にボウラードなんかするねん?》みたいな素朴な疑問に
無責任なKANがお答えすることで、全くボウラードしない人にはもちろん
普段からボウラードをしている人にも参考になる事がある・・かも知れません(^^;
なにゆえボウラードなのか・・・
取りあえず思い付きで6つほど列挙しましたが、まだあると思います(笑)
それぞれ次項で突っ込んでみますから、どぞ宜しくです。
1、基礎的な技術を自己診断できる。
2、具体的な目標を設定することができる。
3、言い訳できない。
4、自分の不得意なショットを見つけることができる。
5、イージーミスを減らす練習になる。
6、基礎的なポジション、力加減などの練習になる。
7、プロになれる。(^^;
8、奥村 健になれる。 (謎)
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例えば、初心者が一ヶ月に2〜3回づつボウラードをして、1〜2年経過すると
レベルアップが点数として出てくると思います。
イージーミスがそのまま点数に反映されるゲームですから、シュート力が上がる
と当然点数も伸びていきます。 メンタルな面を差し引いても十分自己診断できます。
各自の目標点を設定し達成に向かってゲームを進めることで
プレッシャーも含めて練習になります。
そしてAve.300点までそれは続きます(笑) ハイゲームが出ないからといって途中で
止めるような事はしないようにして下さい。 あくまでそのゲームは自分の為ですから
悪い点数も受け入れて、最後までやるようにして下さい。
ラックさえも自分で組むわけですから、責任転嫁できません。
コールショットですから ネキストミスを「イッテコイショット」
でカバーできる範囲も知れてます。
不調の時には精神的に凹む事もありますが最後まで・・
4、自分の不得意なショットを見つけることができる。 |
ゲーム中に外した球や自信が無かった配置を記憶しておく事が9ボール
と比較すると容易です。 10フレームすべてオープンでも20回ミスです
から、課題を重点的に練習して次のゲームに繋げていく事ができます。
わからない球や、不得意な配置をそのまま放置してプレーするよりも
一つずつ克服していくことでレベルアップを早めることになるはずです。
これは誰もが感じる事だと思いますから、割愛させて頂きます(笑)
ある程度、イージーミスが減ってくるとポジションの正確さや、トラブル処理
などが点数アップには必要になってきます。 ブレークが多少悪くても、取り出し
さえあれば、ストライクを出すことも可能です。
一つ一つ丁寧にポジションしていくことで、より正確なラインコントロールと
力加減が身につく結果になると思います。
ご存知とは思いますが、JPBA(日本プロポケット連盟)のライセンス試験は
ボウラードと筆記で審査されます。 実技ボウラードは3ゲームトータルで
630点以上(男子トーナメントプロ) 女子で330点以上です。
ちなみに過去最高点は森嶋プロが出した 900点(満点)です。
北海道プロの最高記録は渡辺プロが出した、802点。
奥村プロも昔はボウラードを毎日のようにやっていたそうです。
300点ばかり出るようになるまで続けたそうですから
これを読んでる方も、挑戦してみては??? (^^;
あなたも奥村 健になれますよ。 (保証しませんが・・)