皮膚に食い付き1週間 生き血を吸って巨大化する…マダニ<対策基礎編>

……マダニは、林内の下草やササなどの葉先にじっと潜んでいます。動物やヒトが通ると、素早くその体や衣服にとりつくのです。そして吸血する場所を探して体表面をはい回り、「ここぞ」と位置を定めて口器を皮膚に刺して血を吸い始めます。

 幼虫で約3日間、若虫で約1週間、成虫では1~2週間、口器を皮膚に刺し込んだままで吸血を続けるのです。十分に血を吸って満腹になる(これを「飽血」と表現します)と、皮膚から脱落して落ち葉の下などでじっとしています。そして、吸った血を養分として、幼虫であれば若虫へ、若虫であれば成虫へと脱皮して成長します。雌の場合は土の中で産卵して一生を終えます。
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https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20220530-OYTET50037/
2022/6/3 読売新聞ヨミドクター

血で満腹になるまでは、ライターであぶっても離れない! 最終手段は「皮膚ごと切除」…マダニ<対策実践編>
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20220531-OYTET50020/ 6/6

2022年06月13日