ハトに餌をあげないで――。大田区が今春、駅前や公園での餌やりを禁止する条例を施行した。同様の条例は各区で制定され、罰則つきのものもある。背景を探ると、街の景観を乱す「鳥害」に悩む住民や自治体の危機感があるようだ。(米山理紗)
■駅前に最大150羽
「数え切れないほどのハトがビルや街灯にとまり、異様な光景だったよ」。大田区の大森駅東口商店会で長く会長を務める荻野正助さん(77)が振り返る。
最大で150羽ほどが集まっていたハトの目当ては餌だ。高齢の男性がスーパーで大量のペットフードを買い込み、路上にまいていたのだという。落ちてきたフンが通行人にかかり、食べ残しを狙うネズミの姿も。周辺には飲食店街が広がっていて、荻野さんは苦情に頭を悩ませていた。
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2022/7/25 読売新聞