昨年、令和3年は、未曾有のヒグマの暴れ年であった。
この年のヒグマによる死傷者は12名(死者4名、負傷者6名)にのぼり、統計を取り始めた昭和37年以降で最多となったという。このうち死者を出した4つの事件は以下の通りである。
・4月10日、厚岸町床譚の道有林内で、山菜採りの60代男性が頭部に損傷を受け死亡。加害熊は未獲。
・7月2日、松前郡福島町白符の自宅畑で、70代女性が襲撃され死亡。加害熊は未獲。
・7月12日、紋別郡滝上町の林道で、内地から観光で来ていた60代女性が襲われ死亡。加害熊は未獲。
・11月24日、夕張市内の山林で、狩猟のため入山した50代男性が襲われ死亡。加害熊は未獲(北海道環境生活部環境局自然環境課)
夕張市と滝上町については、明治大正期を通じて事件の記録はほとんどない。そこで、ここでは残る厚岸町と福島町における過去の事件について触れてみたい。
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https://gendai.media/articles/-/102026
2022/11/9 現代ビジネス