兵庫県姫路市沖の播磨灘に浮かぶ家島諸島でイノシシが増えている。海を10キロ以上泳いで上陸したとみられ、島内ではサツマイモなどの作物や森が荒らされる被害も発生。人が襲われる恐れもあるため、住民たちが狩猟免許を取得するなど、官民一体となって捕獲に乗り出している。(新良雅司)
家島諸島では最も広い西島。「県立いえしま自然体験センター」があり、年間に約2万5000人がキャンプや環境体験学習などに訪れている。
「わなにイノシシが入っとる。この冬は初めてや」
今月8日、キャンプ場周辺の見回りをしていた同センターの萩本義郎所長(69)が声を上げた。
萩本所長によると、2013年にイノシシの死骸がセンター近くの海岸に打ち上げられた。イノシシはこの頃から西島に渡って来たとみられ、15年以降はセンター職員がたびたび生体を目撃している。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20211222-OYT1T50352/
2021/12/23 読売新聞