書名:書籍:猟犬探偵 完全版 ヤマケイ文庫
著者名: 谷口 ジロー著 稲見 一良作
発行所:山と渓谷社
定価:1320円(税込)
https://www.yamakei.co.jp/products/2821049320.html
竜門卓は大阪の北端、能勢の広大な山林に居を構え、行方不明になった猟犬探しを生業としている。犬の相棒、ジョーと慎ましい日々をおくっていたが、ある日、暴力団組長の女から盲導犬の捜索依頼が舞い込んだ。資産家の娘が愛する盲導犬と一緒に音楽教室に通っていたとき、一瞬目を離した瞬間に犬がいなくなったという(セント・メリーのリボン)。
主人公のもとに、サラブレッドファームから失踪した犬と馬と老厩務員の捜索が依頼された。馬と犬を連れて、老人はなぜ失踪したのか。その目的地は……
(サイド・キック)。
谷口ジローはもともと『セント・メリーのリボン』で完結させるつもりだったが、主人公のキャラクターにほれ込み、「セント・メリーのリボンから一年後」という設定の本作に出会い、あらためてマンガ化を申し出たという。
稲見一良が紡ぎだす動物の力強さ、自然の美しさ、男の気高き魂を谷口ジローが描きあげた傑作集。
谷口ジロー、稲見一良タッグの隠れた名作「猟犬探偵」を復刻
漫画に縁遠いヤマケイ文庫が目指すもの
登山、狩猟、動物など、山岳・自然分野の手記にルポ、ノンフィクションや小説が並ぶヤマケイ文庫(山と溪谷社)で11月、漫画「猟犬探偵 完全版」(作画:谷口ジロー、原作:稲見一良)が復刻された。専門的なタイトルが並ぶ同文庫では、異色ともいえる漫画作品。同文庫編集者の佐々木惣さん(56)は「山岳や自然を描く素晴らしい作品を次の世代に伝えていきたい」と狙いを語った。
山と溪谷社でアウトドア雑誌や実用書の編集に携わった佐々木さんは5年前、現部署に異動。今年7月に自身では初の漫画作品「K」(画:谷口ジロー、作:遠﨑史朗)を刊行した。…詳細はリンク先へ
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https://yorozoonews.jp/article/14497461 2021/12/8 よろず~