野生のサルが食べ物を求め、住宅地にやって来るニュースがしばしば報道される。作物を食い荒らす野生のサルに対し、ロケット花火やエアガンを使い追い払うケースもあるようだが、動物愛護法などで罰せられる可能性はないのか。弁護士の竹下正己氏が実際の相談に回答する形で解説する。
【相談】
昨年、都内に野生のサルが出没し、大騒ぎとなりましたが、私の地元では頻繁に見かけます。見かけるだけならまだしも、庭の柿を食い荒らしたり、迷惑をこうむっています。今度、庭の柿を狙って姿を現わしたら、エアガンで追っ払ってもよいですか。それとも、動物愛護法で罰せられてしまいますか。
【回答】
鳥獣の保護や管理、狩猟の適正化を目的とする『鳥獣保護管理法』は鳥類、または哺乳類に属する野生動物を対象とするので、野生のサルにも適用されます。
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2022/2/14 週刊ポスト