2地区で液剤の臭気利用した獣害対策の実証実験 館山(千葉県)

館山市の岡田と出野尾の2地区3か所で2日、バイオマス発電の廃液を活用した獣害対策の試験が始まった。木々が燃えたような臭いを放つ液材がイノシシやシカなどの獣害の侵入を避けるという手法で、3か月間設置して効果を検証するという。
大網白里市の「Officetry」(敦賀智行代表)が令和元年に開発した。生木を特殊燃焼させるバイオマス発電技術を持つ国内企業と連携し、焦げたような強い臭いの廃液を活用。「山火事の臭いに似ていることで、害獣が危険を感じる本能を応用している」という。
これまで全国80施設以上のワイナリー、果樹園、県内鉄道会社などで実証実験を行い、継続観察が行われている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/dd01b9d82884a76d86026512f925ebd6158f7cda
2022/8/7 房日新聞

2022年08月17日