食品工場や飼料倉庫に集まるカラスを狙って撃退――。
JA全農は、人工知能(AI)がカラスだけを認識し、音で追い払う装置「音撃カラススナイパー」を開発した。カメラがカラスを捉えると、自動でスピーカーから忌避音を出す。実証試験では、最長で2年程度効果が持続した。AIを利用したカラス対策資材は国内初とみられ、試験販売を始めた。
カラスを認識できる範囲はカメラから20メートル程度で、AIがカラスを色と形状で見分け、忌避音を10秒間流す。カラスに「自分たちだけが攻撃されている」と思わせることで、持続的な忌避効果が期待できるという。
配合飼料倉庫や市街地のビル屋上、食品工場での実証試験では、カラスの飛来数が10分の1~20分の1程度に減少。効果の持続性も確認した。
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2022/10/31 日本農業新聞