長野県小谷村の伊折地区の住民でつくる伊折農業生産組合は、猿対策でヤギを飼育し、成果を上げている。猿がいる森林と畑の間に3本の線の電気柵で囲った場所を設け、3頭のヤギを放っている。2018年から始め、猿による農作物の被害はゼロ。同組合は、森林と畑の間に緩衝地帯ができ、猿の出没を抑えているとみている。
イノシシ対策で元から3本の線の電気柵は設置していた。猿を防ぐには電気柵の線を7本にする必要があるが、労力やコストが課題だった。
滋賀県農業技術振興センターなどの資料を参考にヤギを導入。同組合副組合長の青木剛司さん(28)は「効果が不安だったが、始めると猿が畑に近づかなくなった」とみる。
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2022/8/19 日本農業新聞