中学は家庭部、高校は書道部――。射撃の有望株、平田しおり選手(23)=ALSOK=の経歴だ。東京オリンピック日本選手団では最年少の射撃選手。競技と一見結びつかなそうな学生時代の経験を肥やしにしてきた。
銃を撃つ位置、会場の大小、湿度が高いか低いか。「その時その時の風に影響されるんです。指導者からは『自分の風を見つけなさい』と言われていて」。不可抗力との闘いに苦労するが、それもまたやりがいと受け止めている。
平田選手が東京五輪で出場した「ライフル3姿勢」は、片膝を立てる膝射(しっしゃ)、うつぶせになる伏射、そして立射からなり、競技時間は約3時間に及ぶ。「ライフルのマラソン」と呼ばれるゆえんだ。
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https://mainichi.jp/articles/20230103/k00/00m/050/208000c
2023/1/9 毎日新聞