現存天守閣・松江城


写真1
写真:島根県松江市 松江城 天守閣
現存する12天守閣のひとつ、松江城。

山陰地方に現存する唯一の天守閣で、
国の重要文化財に指定されています。


松江城は堀尾吉晴が慶長十六年(1611年)に
築城しました。

現在残る天守閣も築城当時のものです。
写真2
写真:島根県松江市 松江城 南櫓・中櫓


写真3
写真:島根県松江市 松江城 
藩主は堀尾氏三代、京極氏一代を経て徳川家
康の孫にあたる松平直政が入封しました。

その後は松平氏十代の居城として、明治維新
を迎えました。

残念ながら、明治に入ってから天守閣を除く
全ての建物が解体されてしまいました。

南櫓、中櫓、太鼓櫓、長塀など一部の建物が
復元されています。


天守閣の階段には、桐が使用されています。

階段に桐を使用しているのは、ここ松江城だけ
だそうです。

桐は軽いため篭城時に階段を引き上げやすく、
また防火防腐にも優れています。
写真4
写真:島根県松江市 松江城 天守閣内部


写真5
写真:島根県松江市 松江城 天守閣から
現存する五層六階の天守閣からは宍道湖を
望みます。

宍道湖は夕景が綺麗なことでも有名です。


松江城築城時に城の周りにめぐらされた堀川。

遊覧船で堀川をめぐることができます。

小舟に揺られながら見る水の都・松江は、
情緒たっぷりです。
写真6
写真:島根県松江市 松江城 堀川めぐり


現存12天守閣 島根県