現存12天守閣


写真1
写真:青森県弘前市 弘前城 天守閣
弘前城は津軽藩二代藩主の信枚が慶長十六
年(1611年)に築城したのが始まりです。

築城当時の天守閣は五層構造でしたが、落雷
により焼失。

現存する天守閣は九代藩主寧親によって文化
七年(1810年)に築かれたものです。

※国の重要文化財に指定されています。


丸岡城は柴田勝家の甥・柴田勝豊が天正4年
(1576年)に築城したのが始まりです。

現存する天守閣は築城当時に築かれたもの
で、日本最古です。

戦があるたびに霞がかかって城を守ったという
伝説から、「霞ヶ城」とも言われています。

※国の重要文化財に指定されています。
写真2
写真:福井県坂井郡丸岡町 丸岡城 天守閣


写真3
写真:長野県松本市 松本城 天守閣
松本城は小笠原氏が永正元年(1504年)に
築城したのが始まりです。

現存する天守閣は石川数正親子によって文録
三年(1594年)に築かれたものです。

漆塗りの壁と黒い瓦を持つ姿から「烏城」とも
言われています。

※松本城は国宝に指定されています。


犬山城は織田信長の叔父・織田信康が天文六
年(1537年)に築城したのが始まりです。

現存する天守閣は石川光吉によって文禄四年
(1595年)に築かれたものです。

中国にある劉備玄徳の白帝城に似ていること
から「白帝城」とも言われています。

※犬山城は国宝に指定されています。
写真4
写真:愛知県犬山市 犬山城 天守閣


写真5
写真:滋賀県彦根市 彦根城 天守閣
彦根城は井伊直勝が元和八年(1622年)に
築城したのが始まりです。

現存する天守閣は築城当時に築かれたもの
です。

「桜田門外の変」で暗殺されたのは、十三代
藩主の井伊直弼です。

※彦根城は国宝に指定されています。


姫路城は赤松貞範が貞和二年(1346年)に
築城したのが始まりです。

現存する天守閣は池田輝政によって慶長十四
年(1609年)に築かれたものです。

白鷺の飛ぶ姿に見えることから「白鷺城」とも
言われています。

※姫路城は国宝に指定されています。
写真6
写真:兵庫県姫路市 姫路城 天守閣


1ページ 2ページ