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◇第572回観察会が大津市堅田で行われました(2008.9.21)
◇第571回観察会が宝塚市西谷で行われました(2008.8.17)
◇第570回観察会 島本町で行われました(2008.7.27)
◇第569回観察会 巨樹・巨木に感動!充実の2日間でした(2008.5.31〜6.1)
◇第568回観察会 摂南大学薬学部附属薬用植物園で行われました(2008.5.6)
◇第567回観察会 奈良公園で行われました(2008.4.29)
◇第566例会(室内例会)が大阪市立自然史博物館 集会室で行われました(2008.1.20)

(2008.10.5)

◇第573回観察会が室生ダム周辺で行われました

 10月5日(日)、水位の下がった室生ダムの湖畔とその周辺で観察会が行われました。近鉄榛原駅から奈良交通バスに乗車し、長峰公民館前バス停で下車。本日、案内をいただく横山和志朗さんから、コース、注目すべき植物などについて説明がありました。
 小雨の降る中、室生ダムヘ向け出発。少し肌寒く感じられます。稲刈りの終わった水田の畦や法面には、イヌタデ、ハナタデ、ツリガネニンジン、サワヒヨドリ、サヤヌカグサ、ヤブマメ、ヒヨドリバナ、フユノハナワラビ、ヒメシダなど、いろいろな植物が見られます。イヌタデとハナタデの違いは、花の色・付き方、葉の形・毛などで見分けられます。きれいに草が刈られたスギ林の林縁にはクラマゴケがびっしり生えています。ミズがまとまって生えているところがあり、アオミズとの違いを調べました。林内をのぞくと、イヌショウマ、アイアスカイノデ、イヌガンソクが見られました。イヌガンソクの胞子葉の形はまさに「雁足」です。イノデの仲間が多く、フナコシイノデ、イノデ、イノデモドキ、サイゴクイノデなどが観察されました。道沿いのヒメアザミ、アケボノソウ、タチシオデ、ナラガシワ、アオナラガシワ、ウリカエデなどをゆっくりと観察しながら進み、途中から急斜面を降りて、ダム湖に出ました。
 岸にはアオコが発生し、オオアカウキクサの仲間(雑種アゾラ?)も見られます。岸辺は帰化植物のメリケンムグラで被われ、砂防用に植栽されたイタチハギが実をつけています。早速、岸辺に沿って植物を観察しました。オオシロガヤツリ、シロガヤツリ、アオガヤツリ、ヒメアオガヤツリ、メアゼテンツキ、ヒナガヤツリ、クグガヤツリなどの小穂をルーペで確認しながら、しゃがみこむようにして観察しました。アメリカアゼナ、タケトアゼナ、アゼトウガラシなど、よく似た植物が見られ、その違いもよく分かりました。岸辺の植物をひととおり観察した後、昼食となりました。
 12時35分に出発、午後はダム湖の道路沿いの植物を観察し、下戸橋を渡って、岸辺の植物を観察しました。ヌマカゼクサ、ウキシバ、アゼテンツキ、フタバムグラ、コゴメカゼクサなどが見られました。
 再び道路に戻り、イヌザンショウ、リュウキュウマメガキ、ヨシノアザミ、アキチョウジ、キクバヒヨドリ、キハギ、ミツバアケビなどを観察しながら赤人橋を渡り、バス停へと向かいました。途中の水田では、エダウチスズメノトウガラシ、ホタルイ、チョウジタデ、コナギ、オモダカなどが観察されました。
 午後3時過ぎに天満台東3丁目バス停に到着。3時22分発のバスで、榛原駅に戻りました。事前に詳細な現地調査をされ、案内・指導をいただいた横山さんにお礼申し上げます。参加者は25名でした。
(本文・写真 山住一郎)

ハナタデとイヌタデ ヤブマメ
フユノハナワラビ クラマゴケ
ミズ イヌショウマ
アイアスカイノデ イヌガンソク
ヒメアザミ タチシオデ
雑種アゾラ? メリケンムグラ
イタチハギ ホソバツルノゲイトウ
オオシロガヤツリ オオシロガヤツリ(花序)
シロガヤツリ シロガヤツリ(花序)
アオガヤツリ アオガヤツリ(花序)
ヒメアオガヤツリ ヒメアオガヤツリ(花序)
メアゼテンツキ メアゼテンツキ(左)、アゼテンツキ(右)
ヒナガヤツリ クグガヤツリ
アメリカアゼナ アゼトウガラシ
ヌマカゼクサ ウキシバ
アゼテンツキ コゴメカゼクサ
リュウキュウマメガキ キクバヒヨドリ

下戸橋にて

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