C/2002O4 Hoenigh

 ドイツのSebastian Hoenigは、25cmシュミットカセグレン眼視で、7月22日にペガスス座北部で12等の彗星を発見した(7939)。7941で発表された軌道では、Tが今年10月1日で、q=0.778AUだ。位置推算してみると、Δは8月中旬にmin.で、m1は8月後半にmaxになりそうだ。8月は移動が速くて、And→Cep→βUMi→Draと移動して宵空で好条件。9月も宵空だが北斗→CVnで北西に低い。10月になると明け方に回るが薄明が始まるときにh=10度ほど。以後次第に暗くなりながら、2月頃に真夜中の彗星となり、春には宵空だが赤緯が下がるので5月ぐらいまでしか日本で見えない。iauc7942の報告では11->10と、ゆっくりと明るくなっている。


ICQformat

IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
2002 O4 2002 07 31.58 sC 10.7 HV 35.0C 9a 60 3.6 4 5.0m208 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 07 31.64 xM 10.2 TT 35.0C14 125 1.5 4 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 08 05.60 sC 10.7 HV 35.0C 9a 60 3.5 4 3.5m210 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 08 07.57 xM 8.5 TT 10.0B 26 7 4 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 08 08.55 xM 8.3 TT 10.0B 26 4 4 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 08 11.59 xM 8.5 TT 10.0B 26 7 4 ICQ XX TSU02
2002 O4 2002 08 13.58 xM 8.7 TT 10.0B 26 5 4 ICQ XX TSU02

2002 O4 2002 08 15.78 xM 8.5 TT 10.0B 26 8 4 ICQ XX TSU02

2002 O4 2002 09 08.45 aC 10.8 HV 35.0C a 60 3.0 4 6.0m 48 ICQ XXxTSU02
2002 O4 2002 09 09.42 aC 10.6 HV 35.0C a 60 3.2 4 7.0m 58 ICQ XXxTSU02
2002 O4 2002 09 23.41 aC 12.6 HV 35.0C a 60 0.8 3 2.5m 39 ICQ XXxTSU02

 


観測終了 Archivesへ整理完了

 2002年7月31日に撮影。雲が迫っていたのでとりあえず1分露出を5枚撮り、比較星も撮った。測光はNo.5を利用、北西57'にある 729HVG0 3秒露光と比べてm1=10.7。眼視目測は、7月31日24h25mに、35cm125倍で「tychoVT102,102と同じ」と見た。dia.=1.5' DC=4だった。

 

 2002年8月5日に1分露光を25枚とる。よいもの17枚を合成。測定は恒星から遠いNo.12を使用、測定範囲にある恒星11個のカウントを差し引き、HIP112957(739HVG0)と比べてm1=10.7。

 

 8月7日22h40mに、10cm双眼鏡で「85TTと同じ、96TTより明るい、68TTより暗い、81TTより暗い」と見た。またdia.=7分、DC=4だった。

 

 8月8日22h05mに、10cm双眼鏡26倍で、「82TTと同じ、79TTより暗い、91TTより明るい、86TTと同じ、81TTより暗い、81TTと同じ」と見てm1=8.3とした。また視直径4分、DC=4だった。

 8月11日23h05mに10cm双眼鏡で、「83TTと同じ、84TTと同じ、88TTと同じ、98TTより明るい、85TTと同じ」と目測してm1=8.5とした。また視直径7分、DC=4だった。

8月13日23h00mに、10cm双眼鏡で「89+104TT=8.66と同じ、82TTより暗い、94TTより明るい、87TTと同じ、86TTより暗い」と見て、m1=8.7とした。また視直径5分、DC=4であった。ccd画像では 視直径6’,尾はpa=176度に7’の尾。

 

 8月15日27h35m(15.78UT)に海南高原で、10cm双眼鏡で「84TTと同じ、87TTと同じ、76TTより暗い、79TTより暗い、84TTと同じ、93+94TTより明るい」と見て、m1=8.5(M.TT)とした。またdia.=8'、DC=4であった。このとき念願のカラー撮影jをやった。

 

 2002年9月8日に35cmF9+ST2Kで1分露光を8枚とる。画像用は8枚を加算,測定はNo.1を使用,北17'にあるHIP63765(1028HVGO)、3秒露光と比較,吸収補正してm1=10.8。彗星が大きくてコマの周辺まで勘定に入ってないので、本当はもう少し明るいと思う。pa=48度に6’の尾をたどれる。

 

 2002年9月9日に35cmF9+ST2Kで90秒露光を21枚とる。画像用は、14枚加算21分露光相当。測定はNo.2を使用、1.4度南東のHIP64250(916HVG5)と比較、吸収補正してm1=10.58。pa=58度を中心に長さ7’の幅広い尾がある。また、ディスプレイのレベルを調整すると、コマは▲型になっている。

 

 2002年9月23日に薄明中に1分露光を10枚撮影。画像は低空の電線の影響がなかった8枚を合成。測定は4枚の画像を測り、平均、HIP62935(854HVG5)と比較吸収補正してm1=12.6。急に衰えてきた。

 

.......その後、この彗星は明け方の低空にまわり、我が家では観測できなくなった。

iauc7995によると、10月になってからこの彗星は姿を消したようだ。

 

★★COMET C/2002 O4 Honigh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
2002O4 2002 11 06.85 aC 14.1:HV 35.0C 9a840 3 1 ICQ XXxTSU02
remarks: the comet is very diffuse, the coma is elliptical shape with 3'x6' diameter,the main axis is toward pa=355 degree.
 2002年11月6日に35cmF9+ST2K(2x2)で2分露光を7枚撮影。試しに3枚を合成してみると、非常に淡い大きな物が写っていたので7枚を全部合成するとさらにマシだった。測定は合成した14分露光相当のものを使用。測定範囲に有る4個の恒星のカウントを差し引き、RX14の比較星HIP49063(973HVF8)と比較、吸収補正してm1=14.1。彗星の形状は、3’x6’の細長い光芒で、長辺はpa=355度の方へ傾いている。

 


Circular No. 7974 → 2002年8月の光度報告 7→8等級

7995 → 消滅

7950,7942,7941,7939