011P/Tempel-Swift-LINEAR = 0011D/Tempel-Swift = P/2001X3
T = 2001 Dec. 30.75519 TT q = 1.5840469 AU P = 6.372 years 次は2008年
リンカーン研究所のR.Huberは、12月7日にLINEARでうお座に発見されたm2=19.9の天体が、17日の観測でコマを持っていると報告し、周期6.3年の彗星であることが発表された(7778)。 C. Hergenrotherと村岡健治氏は、この彗星が11Dとリンクできることに気づいた(7779)。
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★★11P/Tempel-Swift (TEMPEL-SWIFT) = P/2001 X3
(LINEAR)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG *OBSxx
11 2002 01 06.46 xC 18.5:HV 35.0C 9a180 0.3 TSU02
2002年1月6日に3分露光を8枚撮影。Real-Skyでチェックすると、初め彗星だと思ったのは銀河で、その南をかすめて場所を変える淡いイメージを発見できた。結局銀河から遠くて測定に使えるのは1コマだけだった。比較星は北北西20分の939HVG0を6秒露光、m1=18.5。

Circular No. 7779 → 11Dとのリンク
テンペル・スイフト彗星の再発見 ..... 国立天文台・天文ニュース (510)
行方不明であったテンペル・スイフト彗星が再発見されました。これは、1908
年に観測されて以来ずっと消息不明になっていた彗星です。。マサチューセッ
ツ工科大学、リンカーン研究所が実施しているリニア計画で12月7日に発見した
彗星P/2001 X3(LINEAR)が、実はこのテンペル・スイフト彗星(11D/Tempel-Swift)
であることが確認されたのです。
テンペル・スイフト彗星は、いまからほぼ131年前の1869年11月27日に、マル
セーユのテンペル(Tempel,E.W.L.)がペガスス座に発見した彗星です。このとき
は8等から9等の明るさに達しました。その11年後の1880年10月10日に、アメリ
カ、ロチェスターのスイフト(Swift,L.)が同じペガスス座で新彗星として発見
した彗星が、実は上記の彗星と同じものであることがわかり、それ以後、この
彗星はテンペル・スイフト彗星と呼ばれるようになりました。約6.4年の周期を
もつ周期彗星です。
その後、予報に基づいて1891年、1908年とこの彗星は検出されましたが、そ
のたびに暗くなっていきました。そして、1908年12月に16.5等の明るさで観測
されたのを最後に、観測できなくなりました。その後何度か予報位置が計算さ
れ、捜索がおこなわれましたが発見できず、行方不明と見なされるようになり
ました。認識符号に含まれる11DのDの文字は、行方不明になったことを意味し
ます。
一方、リンカーン研究所のリニア計画は、この12月7日、「うお座」に19.9等
の彗星を発見しました。さらに9月10日にさかのぼる像も確認して、それが周期
6.4年の周期彗星であることを突き止めました。その結果この彗星には、
P/2001 X3(LINEAR)の認識符号が付けられたのです。その後、月惑星研究所のハー
ゲンロザー(Hergenrother,C.)と東亜天文学会の村岡健治(むらおかけんじ)は、
この彗星がスイフト・タットル彗星である可能性を指摘、小惑星センターおよ
び洲本市の中野主一(なかのしゅいち)によってその事実が確認されました。中
野は2001年のテンペル・スイフト彗星の回帰を計算し、12月27日に近日点を通
過すると予報していました。今回の検出とは、わずかに3.4日のずれがあったた
けでした。
参照 IAUC 7778(Dec.19,2001).
IAUC 7779(Dec.20,2001).
2001年12月27日 国立天文台・広報普及室