101P/Chernykh
Discovery クリミア天文台のニコライ・ステファノビッチ・チェルヌイフは、1977年8月19日に40cm天体写真儀で小惑星捜索中にこの彗星を発見した。うお座で、14等であった。チェルヌイフは、20日に自分で確認した。
1977年9月7日にはM.P.Candyによって周期13.0年の楕円軌道が計算され、9月23日には周期15.8年の軌道に修正された。彗星はゆっくり明るくなって10月下旬には12.5等になった。1978年12月3日にハーバード大学天文台で撮影された写真が最後の観測となり、周期15.93年の軌道が計算された。
1991年6月8日にScottiらによって核光度20.3等で検出され、近日点通過は中野主一の計算より2.4日遅れていた。8月には観測者によるばらつきがあるが12〜14等で眼視観測され、ピーク時は11.6等であった。
1992年の回帰には分裂があった。マウナケアのMichigan-Dartmouth-MIT
Observatoryの2.4メートル望遠鏡で9月15日と16日にJ.Luuと
D.Jewittが撮影して、16.1等の主核の東1’に19.1等の副核があるのを発見した。11月後半までの観測でZ.Sekaninaは、この分裂は1991年
4月14.7±4.1UTに起きたとした。
Nikolaj Stepanovich Chernykh (Crimean Astrophysical Observatory)
1931年10月6日に生まれ、2004年5月26日死去。 ロシアの天文学者。1963年からウクライナのクリミア天文台で観測。太陽系の小天体の運動を研究した。74P,101Pをはじめ多くの彗星を発見した。妻と同僚のLyudmila Ivanovna Chernykh とともに研究した。小惑星2325番はチェルヌイフの名前がついている。

■2005年の回帰 T=2005Dec.24 10月ごろピークか 15等 くじら座 観測終了 Archives整理完了
分裂か E. J. Christensen は11月30.2日UTに、101Pの主核よりも約21.5′前に集光した15″のコマが進んで動いていることを発見した。(IAUC 8637)
★★101P/Chernykh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
101 2006 01 03.40 aC 16.4 HV 35.0C10a360 0.4 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S
0.72mST2aKAI SI4 5 8.2 1.0s 1.0
2006年1月3日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を16枚撮影。画像は11枚をメトカーフ加算。測定は4枚を加算した画像で行い、東16'のHIP4131(821HVG0,JohnsonB-V=0.624)と比較、吸収補正してm1=16.4等。
★★101P/Chernykh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu
101 2005 11 25.50 aC 17.0 HV 35.0C10a270 0.4 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S
0.74mST2aKAI SI4 5 9.6 1.0s 1.0
2005年11月25日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を39枚撮影。後半は透明度が悪くなったのか1フレームで彗星はわからない。画像は12枚を加算。測定はNo.1,2,3を加算した画像を使い、HIP1324(961HVF5,JohnsonB-V=0.587)と比較、吸収補正してm1=17.0等。
★★101P/Chernykh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
1.0
101 2005 10 31.43 aC 15.6 HV 35.0C10a360 0.4 4 ICQ XXxTSU02 1a 3S
0.83mST2aKAI SI4 5 10.5 1.0s 1.0
2005年10月31日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を12枚撮影。画像は12枚を加算。測定は1,2,3を3枚加算した画像を使い、西北西1度のHIP552(1051HV,JohnsonB-V=0.759)と比較、吸収補正してm1=15.6。すでにピークを過ぎたのか若干暗くなった。それから西に出ていた尾が見えなくなっているが、コマが楕円形であるので、尾が彗星の後ろ側へ出ているのかもしれない。
★★101P/Chernykh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
101 2005 09 30.63 aC 15.7 HV 35.0C10a120 0.3 5 0.8m255 ICQ
XXxTSU0240a 3S 0.95mST2aKAI SI4 5 8.9 1.0s 1.0
101 2005 10 01.63 aC 15.0 HV 35.0C10a 90 0.4 5 1.0m250 ICQ
XXxTSU02 1a 3S 0.90mST2aKAI SI4 5 9.6 1.0s 1.0
2005年9月30日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を10枚撮影 最後の方は雲がかかってきた。また比較星は雲のためにとれなかったので、2005A1のものを使わねばならない。6枚目は雲がかからなかった。画像は7枚を加算。測定はNo.6を使い、40度離れているHIP113467(894HVF8,JohnsonB-V=0.402)<同じ夜の2005A1の比較星>と比較、吸収補正してm1=15.7等。
2005年10月1日に35cmF10+ST2K(2x2)で90秒露光を21枚撮影。画像は14枚を加算。測定はNo.1を使い、西北西1度のHIP1324(961HVF5,JohnsonB-V=0.587) と比較、吸収補正してm1=15.0等。

★★101P/Chernykh
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC
/t.ttmANG ICQ XX*OBSxxf InT APERTURcamchip SFW C ## u.uu xx.x
PIXELSIZE
101 2005 09 01.60 aC 15.5 HV 35.0C10a480 0.4 5 1.5m254 ICQ
XXxTSU02 1a 3S 0.79mST2aKAI SI4 5 8.7 1.0s 1.0
2005年9月1日に35cmF10+ST2K(2x2)で120秒露光を50枚撮影。画像は、34枚を加算平均。測定はNo.2,3,4,5の4枚を加算した画像で行い、東26'のHIP2654(873HVF0,JohnsonB-V=0.327)と比較、吸収補正してm1=15.5等。
■1991年の回帰 P/1991 L1 = P/Chrnykh 1991o = 1992 II
★P/Chernykh 91o
みずがめ座北東部にあって非常にゆっくり動いています。7月22日に16cmライトシュミットでやってみました。T=92Jan.25.44271UT(arc.=1977-1991)から計算した位置(α=23h40m18.6s,δ=-05゜27'10")には粒子ムラのレベルのものしか見えません。彗星は17等かそれより暗いのでしょう。
この彗星は、J. V. Scottiらによって6月8日に検出されました。6月10日には8”のコマがあってp.a.=252゜に8”以上の淡い尾があったそうです(iauc5285)。
今後の観測条件は、みずがめ→うお→おひつじ座と進んで92年2月ごろまで観測しやすい位置にあるようですが、m1=10+5logΔ+10logrではあまり明るくならないようです。
.......... astro aids 96 a991 Sept.
★P/Chernykh 91o
みずがめ座北西部にあってゆっくり逆行しています。Sept.04.576UTに31cmF4.2+TP2415で撮ってみました。T=92
Jan.25.44271UT(arc.=77-91 Nakano天ガ9109)から推算した位置(α=23h36m36.5s,δ=-07゜58'21")にはムらのようなものがありますが、1コマしか撮っていないので彗星と断定できません。17等かそれより暗いのでしょう。
ところが、iauc5341に海外の眼視観測が報告されていて、Aug.4.31UT=14.0(C.S.Morris),17.00UT=11.6(O.Midtskogen),31.95UT=12.0(Midtskogen),Sept.1.89UT=12.2(Midtskogen)と、そのころ12等で観測されています。不思議です。
iauc5347によると、この彗星が分裂したことが報じられています。ハワイ大学のJewittらが2.4m望遠鏡で9月15,16日に観測して主核と副核が57”ほど離れていたそうで、それぞれ16.1等19.1等(Mould
R magnitude measured within an 11.7"diameter diaphragm)であったそうです。
............... astro aids 98 1991 Oct.
★★P/Chernykh 91o
Oct.02.531UTに31cmF4.2+TP2415で撮りました。予報位置近くに14等ぐらいの彗星状の天体がありましたが、先月までのいきさつがあったので逆測定して彗星であることを確かめました。月刊天文9110の彗星ページに載っていたT=92Jan.25.44270の要素でピタリ一致していました。やっとこの彗星をとらえることが出来ました。m1=14,dia.=0.6',DC=3でした。みずがめ座北東部で動きが遅くなってきました。
............. astro aids 99 1991 Nov.
★★ P/Chernykh 91o
みずがめ座にあって非常にゆっくりと10月に進んだコースを戻っています。91Nov.5.498UTに31cmF4.2+TP2415で撮ってみました。ネガをルーペで見ただけではわからなかったので逆測定すると、T=92Jan.25.4427(月天9110)から計算した位置(α=23h18m30.9s,δ=-10゜51'57")彗星状のものが写っていました。写真からm1=15.5,dia.=0.4',DC=3としました。
..... astro aids 100 1991年12月 1日発行 91年10月26日から11月19日まで
★★ P/Chernykh 91o
あいかわらずみずがめ座北東部にあります。91Nov.25.43183UTに31cmF4.2+TP2415で15分露出1こま撮りました。T=92Jan.25.44270(月刊天文9110)から逆測定してみると、そこ(α=23h28m52.3s,δ=-09゜29'17")のすぐ右には12等ぐらいの恒星がありました。よく見ると、メトカーフで流れたその星の左下に16等ぐらいの彗星のようなものがくっついていました。
1991Dec.02.UTに撮りなおしてみました。同じ要素から逆測定した場所に16等ぐらいの彗星が写っていて、2コマで移動も確認できました。m1=16,dia.=0.4',DC=3でした。予報より暗いようです。
..... astro aids 101 1992年 1月 日発行 91年11月24日から12月18日まで
★ 91o P/Chernykh
1992Jan.02UTに31cmF4.2+TP2415で2コマ撮りました。T=92Jan.25.44270(月天9110)の要素から推算した位置(α=00h10m34.8s,δ=-04゜17'46")より1’ほど南にむらのようなものがありますが、はっきりと彗星だと断定できません。17等かそれより暗いのでしょう。
この彗星は不思議な光度変化をした。近日点通過は92Jan.25であるが、近日点が近づくに連れて減光したのである。iaucによると、9月01日に12.2等と観測されているが、私の91Sept.04.57UTの写真には写らなかった。近日点が近づくにつれて減光したのは、普通の光度変化とちがった。9月15日にJewittらがこの彗星が分裂していることを観測している。分裂によって一時は活発になって増光したが、核から物質の供給が続かなくなって衰え、減光したと考えるのが妥当であろう。この彗星も89h1と同様に宵の空で比較的楽に観測できた。
..... astro aids 102 1992年 2月6日発行 91年12月23日から92年
1月17日まで
-------------- NEW星の広場観測報告
------------------------------------------
----YY-MM-DD.方法 m1 m2 口径 F倍率 dia. DC tail 空 コメント
91o 91-07-22.74P <=17 16cmF3.8 3 N 16トウヨリクライ
209津村 光則 107
91o 91-09-04.58P <=17 31cmF4.2 3 N 16トウヨリクライ 209津村 光則
108
91o 91-10-02.53P 14 0.6 3 31cmF4.2 3 N 209津村 光則
109
91o 91-11-03.61 N.S<12 15B25 4 N 191永島 和郎 416
91o 91-11-05.50P 15.5 0.4 3 31cmF4.2 4 N 209津村 光則
110
91o 91-11-25.43P 16 0.3 3 31cmF4.2 4 N 209津村 光則
111
91o 91-12-01.44 13.5 0.5' 3 20LF4.85 4 N 353大友 清康 312
91o 91-12-02.42P 16 0.3 3 31cmF4.2 4 N 209津村 光則
112
91 o92-01-02.45PF>16. 31. L 4.2 3NNO9215 209津村 光則
1299
91 o92-01-02.46PP>16. 31. L 4.2 3 ハツキリウツラナイ
P/CHERNYKH209津村 光則 164