2004年ワディー テープ記録
2004年はCaldwell天体をかなり見ている。
使用機材は25cmF6ドブソニアン 接眼レンズは、PENTAXのXL40mm、高橋のLE24mm、テレビューのNG4.8mmを使用。
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今日は4夜め。やっと観望の余裕が出てきた。撮影中のものを25cmで見ることにする。タランチュラ。これはやっぱり12.5mmで見たほうがすごくよい。中央付近では、直視すると真ん中の星が1個だけ明るいが、目をそらすと散開星団の星がぶつぶつの目に付く。全体として四葉のクローバーの形。
NGC2516、3cmファインダーで星が何十も見えている。逆S字のような形だ。
エータカリーナ、UHCフィルター、エルフレで見るとグロテスクなほどだ。暗黒星雲がより黒く、南側の星雲はより明るくなる。中心がすごいが、南側がもっとすごくみえる。スゲー。
IC2391、肉眼でもはっきり見えていて、7x50ではMの形の明るい星並びが眼をひく。にせ十字の下のほうにあったやつのほうが星の数が多い。
宝石箱、真ん中のオレンジの星が鮮やか。他にはあまり色が見えない。明るい星は緑っぽく感じる。12.5mmで。
NGC4609、南十字αの東にある。明るい星のすぐ北にくっついていて、Kのような形だが、25cmエルフレではさらに北にある星と合わせて、細長い三日月のような形にも見える。
NGC4372、エルフレ32mmでは、一見ぼうっとした亡霊のようであった。眼をそらすと、びしっと微光星が集まっている。近いところに明るい星が1個ある。明るい星の方に1個ちょっと目立つ。12.5mmでは星団の中で比較的明るい星だけがぼつぼつと目立ち、他の星はぼやーとしている。
NGC4833、3cmで小さくて淡く見えていた。2.5cmファインダーでも見えている。エルフレで見たらさっきのやつより中心がちょっと明るい。やはり北に星が1個くっついている。12.5mmでは、ちょうちょだ。
NGC5694、球状星団。なんでこんなものを選んでいるのだろう。エルフレでは小さくて星とちがうのはやっとわかるほど。12.5mmでは、これでも中央が明るいなあ。集中が強い。周辺部は眼をそらすとやっとざらつくぐらいの小さな球状星団だ。
NGC6067、25cmエルフレでスゲー。この散開星団のイメージのところが淡く重なっている。これは銀河の渦巻きのように見える。真ん中のオレンジの星が中心で、左巻きだ。南のはずれに離れたところに明るい星があって、その上にある、西南西に1個明るい星、6等ぐらいか。星団の中央は丸く穴が開いているように見える。
NGC6067、120倍にすると、中心の黄色の星は二重星でアルビレオみたいだ。四葉のクローバーのような並びにも見える。今度は中心がずれてきた。
オメガ星団。O'Mearaらが言っていた丸い孔は120倍ではっきり見えている。
NGC3532のまがった矢印はエルフレでははっきりわかったが、10cm20倍双眼鏡ではわかりにくい。
10cm双眼鏡で見ると、星団の西側に暗黒帯がしっかりあって、それが星団の北をかすめてずっと東へのびているのがわかる。
NGC6124をとっている。7x50双眼鏡でちょうど2,30の星がみえるほどに分離している。真ん中のあたりが明るい。まわりは暗黒星雲が多い場所だ。
さいだん座のNGC6193、エルフレでは星団はおおーー、大きな○、小さな○。これはアリだ。アリ星団。
6193をUHCフィルターをつけてみると淡い星雲のところがはっきりする。フィルター無しでもかすかに見えている。フィルターがあるほうが境界がはっきりする。暗黒帯のところ、アリの尻尾にあたるところが暗い。120倍で、中心の明るい星ははっきりと二重星だ。明るいほうは白黄、暗い方は橙色。
さそりのしっぽのNGC6231、エルフレで、明るい星がまぶしいなあ。一番明るいのは黄色。ほかにも黄色っぽい明るい星がある。
6231から北にあがって、H12の北の散光星雲IC4628はエルフレだけではかすかだが、UHCフィルターを使うとはっきりと輪郭がわかる。そしてその輪郭にそってぽつぽつと星が全部ならんでいるのが面白い。
NGC6302、ファインダーで見当を付けたところをエルフレで見るとすぐにわかる。まわりの星とちがって、一つだけ細長いものがある。120倍でおもしろい。東西に細長くて、西側に伸びているとことが淡い。
IC4651、さいだん座?のすぐ西。3cmのファインダーでぼんやりと見えているが星には分離してない。
エルフレではそれは暗い星の集まりで、明るさはよく揃っていた。
NGC6352は、IC4651から北へあがると、20cmF5のエルフレの視野に小さくて亡霊のような暗い光芒が入ってきた。よく見るとざらついている。
さいだん座αのすぐ西のIC4651、25cmエルフレでは、これあのマークだ。シャツのマーク。ペンギンのマークに見える。
25cmではざらざらがよりはっきりする。ちょっと楕円形で、まんなかより北に光が集まっている。
120倍では、南側にフィールドスターが重なっているように見えた。なぜこんなのをカタログに入れるのだろう。集光が強くなくて、平均的にぼんやりとして見える。
NGC6397、これは2.5cmファインダーでもはっきり見える。エルフレでは大きい。中央に三角の集光部分があって、まわりへ曲がった星の列が4,5本出ている。これは面白い形だ。
NGC6362、これもさいだん座。南のさんかくの?から星をたどるが、3cmファインダーではわからなかった。25C,エルフレでは小さな散開星団だ。ざらざらしているが全部分離してない。日周運動で星団を導く星が西に1個あって、星団の東がわにちょっと明るいのが1個めだっている。12.5mmでは真ん中に10個ほど球状星団の星がはっきり見える。西側かな、東か、はずれにある星と南北にある星が連なっていて腕のように認識できる。
NGC6752、7x50でもにじんだ星のように見えている。3cmファインダーではっきりと見えている中央集光が強い。2.5cmファインダーでも見える。エルフレでは西にある明るい星をとりこむほどの範囲に星がひろがっている。西北西、東などに延びる星の列がまっすぐ出ている。
12.5mmでは、なんだか四葉のクr-バーのように見えて、タランチュラのようだ。
NGC6744、エルフレでは腕までわからないが、楕円形の大きな光。
NGC2818 120倍で星団は小さい丸い淡い光がひっかかっている。これ面白い。なんでC天体でないのだろう。星団はリボンのような形。
NGC2997銀河、楕円形の光芒。それから星が1個くっついている。120倍では中央がきらりと明るい。眼をそらすと腕がみえる。
これはおそらくIC2581のようだ。イータカリーナの北西にあるやつ。まんなかに並んでいる星の列、明るいのがあって、その南端のやつがオレンジ。明るい星がごちゃごちゃ集まっていて見ごたえがある。
最終夜、あと半時間で薄明が始まる。ことしのワディーは、まあまあ予定通りできた。ヘールボップも写ったし、EOSでも結構いろいろ撮ったし。まあ、CCDは撮るものがなくなったので、20cmF5は卒業だ。彼岸花が三脚にあたったが、まあよいか。星座写真は現像してみなければわからないが、撮るものは全部とった。上には天の川が見えていて、.....また来れてよかった。やっぱり目標を多くもちすぎて、今回もガム星雲をCCDで取るということを考えて、それができなんだことが大きい。もう少し目標を少なくしたほうが良い。ドブソニアンで見て天の川の中に散開星団とか見えて、それだけで美しいのでそれでよいとしよう。来年これたら、FSQを持ってきて100Sで主なところを撮ろう。今年は、明日朝寝られる余裕があるのでありがたい。今、20cmはM8をとっている。これが終わったらM20をとろう。やっぱり明るく大きなやつをとらねばならない。