バーミーズ・イン (Burmese Inn)

19日目 10月10日 天気 : 晴れ
   
   
   さて腹もふくれたしホテル探しにかかろう。
   バスを降りた時に聞いた話では泊まる所は結構あるらしい。
   私のガイドブックには バーミーズ・イン(Burmese Inn) が1軒しか紹介されていない。
   紹介記事によると
         カオ・レム・ダム湖畔にあり、
         タイ最長の木造橋が良く見える、
         レストランではミャンマー料理が食べられる、
   とあるので、バーミーズ・インを目指す。
   市場の食堂を出てブラブラ歩いていると、例によりバイタクの運転手が寄ってくる。
   
         
ホテルを探しているのかい?
              バーミーズ・インに行きたいんだけど
         
OK、10B(30円)
              それじゃそこまで行くか
   バイタクの後ろに乗っかってものの5分、バーミーズ・イン到着。
   この位なら、市場まで歩ける距離だな。

   
   バーミーズ・インとは、直訳すれば  ”ビルマの宿” になります。
   部屋を見せて貰い、木造橋と湖の見える部屋に決定。
          バーミーズ・イン(Burmese Inn)  180B(540円)/1泊
              ファン、トイレ、水シャワー と最低限の設備
   2泊分の宿泊料を支払う。
   バンガロー風のコッテジ・スタイルで、湖畔の斜面に点々と何棟かの建物があり、
   壁や天井は竹で出来ており、隙間だらけ。
   
   ホテルは決まったし、町に出よう、
   そしてイミグレーションで明日のミャンマー入国の手続きをしなければ。
   町にはロンジー(ビルマの巻きスカート)姿の人を多く見かけるし、
   白いヒゲを生やして、半月型の白い帽子を被ったムスリム(イスラム教徒)も見かける。
   サンクラブリーはタイ西端ビルマ国境の町を実感させてくれます。
   さすが西に来たなと感慨深いものがある。
   小さな町で15分も歩けば回れてしまう。
   
   ミャンマー国境はサンクラブリーから車で40分ほど走ったスリー・パゴダ・パスの村に
   有るのですが、国境越えの手続きはサンクラブリーにあるイミグレーションで行います。
   
                 明日ミャンマーに行きたいんですが、今日手続き出来ますか?
            
No problem、問題ないよ、You are welcome 
            
この書類の申請日を明日の日付にしておきな
   
   応対してくれたイミグレの係官は極めて友好的でした。
   ランニング・シャツ姿だった彼は、急いで制服を着て威厳を付けようとするが、
   如何せん、くわえタバコで応対する。
   翌日ミャンマーから帰ってパスポートを貰う時もこの係官は
            
Do you enjoy Myanmar?
   と楽しそうに言い、ベトナム国境とはまるで違っていたぞ。
   これが ”微笑みの国 タイランド” のエンターティメントというものかも知れない。
   
   ミャンマー入国のシステムは次の様になります。
      ・ 先ずサンクラブリーのイミグレでミャンマー入国許可証を2部作成して貰う。
        パスポート、パスポートのコピー、顔写真2部必要。
        パスポートのコピーは係官が作ってくれます。
      ・ ミャンマー入国許可証の1部をイミグレに預け、残りの1部を自分で携帯する。   
   
   以下は翌日スリー・パゴダ・パスでミャンマーに入国する時の手順
   
      ・  国境ではタイ側イミグレーションのノートに名前を記入し、
        入国許可証を見せて通過する
      ・ 向かいにあるミャンマー側イミグレーションで、
        入国許可証を提出、入域料10US$を支払い、引換証を受け取る。
      ・ 戻りはミャンマーのイミグレで引換証と交換に、預けた入国許可証を受け取る。
      ・ サンクラブリーに戻ってから、イミグレに出向き入国許可証と引き替えに
        パスポートを受領する。
   以上でお分かりの通り、パスポート上ではミャンマー入国の証拠は何も残りません。
   
   ミャンマーは入域料10US$が入るのだから、外国人を受け入れても
   それなりに得るものがある。
   タイ側からしてみれば、外国人がミャンマーに入るには余分な人件費が掛かるだけで
   何も得るものはない。(タイ側では金は一切支払う必要なし)
   ここらはタイ側の太っ腹をミャンマーに見せつけるいい宣伝材料なのだろう。
   
   同じタイ、ミャンマー国境でもタイ北部のメーサイ、タチレイ間では正式にタイを出国し、
   ミャンマー側でも入出国印がパースポートに押され、再度タイに戻るとその時点で
   パスポートに入国印を押して貰い、新しく30日間のビザが貰える。   


カオ・レム・ダム湖を見下ろす位置に建てられたホテル
バーミーズ・イン サンクラブリー タイ バーミーズ・イン サンクラブリー タイ


ファン、トイレ、水シャワーと最低限の設備を備えた部屋
バーミーズ・イン サンクラブリー タイ バーミーズ・イン サンクラブリー タイ バーミーズ・イン サンクラブリー タイ


ホテル近くの路傍に咲いていた花
バーミーズ・イン サンクラブリー タイ


サンクラブリーのメイン・ストリート
サンクラブリー タイ


 左  の人物 モスリム(イスラム教徒)
中央の人物  ロンジーを穿いている
サンクラブリー タイ


夜の市場
国境の町だけに少し寂しい市場
サンクラブリー タイ
      
      
     夕暮れ時、テラスで風景を眺めていると、何処からともなく釣船がやって来る。
     最初はエンジン音を響かせて走って来るが、釣りを始めるとバッテリー駆動の
     スクリューに切り替えるのだろうか、音も立てずに静かに々々船が動く。
     水草を避けて上手にルアーを投げては引いているが、一向に魚が釣れない。
     夕暮れ時の2日間見ていたが、魚を釣り上げた情景はついぞ見なかった。
サンクラブリー タイ
   
   
   このバーミーズ・インのオーナーはオーストラリア人で奥さんはタイ人です。
   タイの奥さんの家に婿養子に入った感じ。
   ここに住み着いて10数年になるそうです。
   
   近くには食事する所もないから宿のレストランで食事をした。
   メニューに "Tempura"  なるものがあり、何んのことはない「えびのテンプラ」です。
   天汁(てんつゆ)の代わりに辛いケチャップ風ソースダレが付いていたが、
   ニョクマム(小魚を発酵させて作った東南アジアの醤油)に浸して食べた。
   サクッとした感じがなく、あれなら俺が揚げた方がうまいよ。
   でも量だけはありました。
   ミャンマー・カレーポテト入り と言うのも同時にオーダーしたが、水っぽいカレーで
   子供の頃食べた学校給食のカレー汁に油を加えた様な食感だ。
   
   2泊目はレストランで食べるのを止め、市場でぶっ掛け飯を食べる。
   衛生的にはともかく、こっちの方が旨い。


Tempura(テンプラ)


ミャンマー風カレー、ポテト入り
天ぷら バーミーズ・イン サンクラブリー タイ ミャンマー・カレー バーミーズ・イン サンクラブリー タイ


これにドリンク・ウォーターを付けて180B(540円)
ミャンマー・カレー バーミーズ・イン サンクラブリー タイ


サンクラブリー タイインドシナ旅日記カオ・レムダム湖 サンクラブリー