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ツェルマットの春の花々:解説編  2001/4/28-5/4

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ツクシ スギナ
学名 Equisetum arvense
現地語名 英語名:
仏語名:Prêle des champs
伊語名:Equiseto dei campi
独語名:Acker-Schachtelhalm
日本の近縁種 日本のスギナ(ツクシ)と同種。
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間(テッシュの近く)
生育環境 路傍の草地
高さ 10-20cm
図鑑の見出し番号 13
コメント 花ではないけれど、なんだかなつかしくなって撮影。たたずまいが日本と同じ。           


 
 
キバナノアマナ ユリ
学名 Gagea fragifera
現地語名 英語名:
仏語名:Gagée fistuleuse
伊語名:Cipollacio fistoloso
独語名:Röhriger Gelbstern
日本の近縁種 キバナノアマナ
撮影日 2001/4/28
撮影場所 Trift川近くの牧草地
生育環境 牧草地
高さ 5-15cm
図鑑の見出し番号 2850
コメント 日本のキバナノアマナは本州ではあまり見かけることがない花だが、これはツェルマットの牧草地ではごく普通に見かける。


 
 
クロッカス1
クロッカス2
アヤメ
学名 Crocus albiflorus
現地語名 英語名:White Crocus
仏語名:Crocus du printemps
伊語名:Croco bianco,Zafferano alpino
独語名:Frühlings-Krokus
日本の近縁種 クロッカス(栽培品)
撮影日 2001/4/28
撮影場所 Trift川近くの牧草地
生育環境 牧草地
高さ 5-15cm
図鑑の見出し番号 2914
コメント 雪が溶けた牧草地一面に、真っ先に咲くのがこれ。紫色の花もある。


 
 
アブラナ科白 アブラナ
学名 Thlaspi virens
現地語名 英語名:
仏語名:Tabouret verdoyant
伊語名:Erba storna verdeggiante
独語名:Günes Täschelkraut
日本の近縁種 日本には同属なし。
撮影日 2001/4/28
撮影場所 Trift川近くの牧草地
生育環境 牧草地
高さ 5-20cm
図鑑の見出し番号 727
コメント 多分あってると思うが、同定に自信なし。ツェルマットの牧草地ではごく普通に見かけた。


 
 
アブラナ科白 アブラナ
学名 Erophila verna
現地語名 英語名:Common Whitlowgrass
仏語名:Drave du printemps
伊語名:
独語名:
日本の近縁種 日本には同属なし。
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境 裸地、壁面や路傍。
高さ 5-20cm
図鑑の見出し番号 705
コメント ヨーロッパでは広範囲にごく普通に分布する。植物体全体が細く小さく、うっかりすると見過ごしそう。花びらが2裂しており、ナデシコ科のようにも見える。


 
 
アブラナ科白 アブラナ
学名 Arabis属?
現地語名 英語名:
仏語名:
伊語名:
独語名:
日本の近縁種  
撮影日 2001/5/2
撮影場所 テッシュのキャンプ場の芝生
生育環境 草地?
高さ  
図鑑の見出し番号  
コメント Erophila vernaよりもさらに細く小さい。葉がきちんと写っている画像がなく、同定できていない。


 
 
アブラナ科黄色 アブラナ
学名 Draba aizoides
現地語名 英語名:
仏語名:Drave faux Aïzoon
伊語名:Draba aizoide
独語名:Immergrünes Felsenblümchen
日本の近縁種 ナンブイヌナズナ、クモマナズナ等
撮影日 2001/5/3
撮影場所 Furiのロープウェイ駅下
生育環境 岩場
高さ 5-10cm
図鑑の見出し番号 697
コメント 日陰だったのでかなりうつむき加減。咲く時は上を向く。高山帯にも生育していると思われる。小さな葉はロゼット状に茎の基部に集まってつく。


 
 
ユキノシタ科どピンク ユキノシタ
学名 Saxifraga oppositifolia
現地語名 英語名:Purple Saxifrage
仏語名:Saxifrage à feuilles opposées
伊語名:Sassifraga a foglie opposte
独語名:Gegenblättriger Steinbrech
日本の近縁種 シコタンソウ、ユキノシタ等
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境 湿った岩場
高さ 長さ10-30cm
図鑑の見出し番号 889
コメント 実際にはもう少し濃い紫がかったピンク色。この画像では色が少し飛んでしまっている。高山帯にも生育していると思われる。人里近くでは険しい岩場にしかないが、人があまり入らない林道では道端にもたくさん生育していた。


 
 
キジムシロ属 バラ
学名 Potentilla pusilla ?
現地語名 英語名:
仏語名:Petite potentille
伊語名:Cinquefoglie pelosetta
独語名:Grauflaumiges Fingerkraut
日本の近縁種 オヘビイチゴ、ミツバツチグリ等
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間(テッシュの近く)
生育環境 路傍
高さ  
図鑑の見出し番号 966?
コメント 似たようなのが複数あって同定に自信がない。この時期、ツェルマット周辺にはこの属の花は1種しか見かけなかったように思う。


 
 
トウダイグサ科 トウダイグサ
学名 Euphorbia cyparissias
現地語名 英語名:Cypress Spurge
仏語名:Euphorbe faux cyprès
伊語名:Euforbia cipressina
独語名:Zypressenblättrige Wolfsmilch
日本の近縁種  
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境 路傍、牧草地
高さ 15-50cm
図鑑の見出し番号 1321
コメント 苞は果時には赤くなる。路傍、牧草地で普通に見かけた。


 
 
ヒメハギ科 ヒメハギ
学名 Polygala chamaebuxus
現地語名 英語名:
仏語名:Polygale petit buis
伊語名:Poligala falso bosso
独語名:Buchsblättrige Kreuzblume
日本の近縁種 ヒメハギ等
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境  
高さ 5-25cm
図鑑の見出し番号 1357
コメント 日当たりのよい乾燥した路傍の岩の脇で見かけたが、見た回数が少ないのでそれが本来の生育地なのかどうかよくわからない。日本のヒメハギと色は違うが、花の形はそっくり。


 
 
ジンチョウゲ ジンチョウゲ
学名 Daphne mezereum
現地語名 英語名:Mezereon
仏語名:Bois gentil
伊語名:Dafne mezereo
独語名:Gemeiner Seidelbast
日本の近縁種 ジンチョウゲ
撮影日 2001/5/3
撮影場所 ZumSee近くの道の脇
生育環境 林床
高さ 25-120cm
図鑑の見出し番号 1261
コメント 低木で、花の時期には葉がない。花には芳香があるが、日本で栽培されるジンチョウゲほど香りは強くない。花も小型。


 
 
アカザ科 アカザ
学名 Chenopodium bonushenricus
現地語名 英語名:
仏語名:Chénopode Bon-Henri
伊語名:Farinello Buon-Enrico
独語名:Guter Heinrich
日本の近縁種 アカザ
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境  
高さ 20-80cm
図鑑の見出し番号 293
コメント 路傍で見かけたが、1回しか見ていないので本来の生育地かどうかよくわからない。形態でアカザ科とわかるが、花序が日本の同属のものと比べていやにゴツい。


 
 
ヘパティカ
ヘパティカ白
キンポウゲ
学名 Hepatica nobilis
現地語名 英語名:Hepatica
仏語名:Hèpatique à trois lobes
伊語名:Erba trinità
独語名:Leberblümchen
日本の近縁種 ミスミソウ、スハマソウ
撮影日 青紫花:2001/4/28、白花:2001/4/29
撮影場所 青紫花:Trift川近く、白花:Winkelmatten近くの林
生育環境 林床から林縁。
高さ 5-15cm
図鑑の見出し番号 149
コメント 林床の春一番の花。日本のブナ林で言えばまさにキクザキイチゲに相当する。たくさんあって、色彩変異が大きいところも一緒。青紫が一番多いが、場所によっては白花の方が多かった。赤紫に近い個体もある。


 
 
黄スミレ スミレ
学名 Viola arvensis
現地語名 英語名:
仏語名:Pensèe des champs
伊語名:
独語名:
日本の近縁種 キバナノコマノツメ等
撮影日 2001/4/28
撮影場所 Trift川近くの牧草地
生育環境 牧草地
高さ 10-20cm
図鑑の見出し番号 558
コメント 日本の近縁種には同じ黄色のキバナノコマノツメをあげたが、同属という点ではタチツボスミレでも一緒。黄色くて小さなパンジー、という感じ。花びらが一部紫色になることもあるようだが、今回はそのような個体は見かけなかった。


 
 
スミレ スミレ
学名 Viola hirta ?
現地語名 英語名:
仏語名:Violette hèrissèe
伊語名:Viola irta
独語名:Rauhhaariges Veichen
日本の近縁種 タチツボスミレ等
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境  
高さ 2-10cm
図鑑の見出し番号 543?
コメント やや小型のスミレ。雰囲気は日本のタチツボスミレ系に似ているが、立ってはいない。絵合わせなので同定には自信なし。


 
 
サクラソウクリーム色 サクラソウ
学名 Primula elatior
現地語名 英語名:
仏語名:Primevère élevée
伊語名:Primula maggiore
独語名:Wald-Schlüsselblume
日本の近縁種  
撮影日 2001/4/28
撮影場所 Trift川近くの牧草地
生育環境 牧草地
高さ 10-25cm
図鑑の見出し番号 810
コメント クロッカスの時期が終わると、次に牧草地をいっぱいにするのがこれ。咲きそろったさまは見事だが、今回歩いた範囲では群生地に当らなかった。


 
 
サクラソウクリーム色 サクラソウ
学名  
現地語名 英語名:
仏語名:
伊語名:
独語名:
日本の近縁種  
撮影日 2001/5/1
撮影場所 人んちの芝生
生育環境  
高さ  
図鑑の見出し番号 たぶん810と思うが、ひょっとして812かも。
コメント 上と同じ種かと思ったが、別種かもしれない。写真に撮るだけでなく、現地でよく観察するべきですね。反省。


 
 
イワザクラ
イワザクラ
サクラソウ
学名 Primula hirsuta
現地語名 英語名:
仏語名:Primevère hérissée
伊語名:Primula irsuta
独語名:Rote Felsen-Primel
日本の近縁種 イワザクラ、シナノコザクラ等
撮影日 上:2001/5/2、下:2001/5/3
撮影場所 上:ツェルマット−テッシュ間、下:ZumSee
生育環境 岩場
高さ 3-10cm
図鑑の見出し番号 814
コメント 岩の隙間でなかなか近寄りにくいところに生育している。高山帯にも生育していると思われる。


 
 
ムラサキヒメイワカガミ
ムラサキヒメイワカガミ
サクラソウ
学名 Soldanella alpina
現地語名 英語名:
仏語名:Soldanelle de Alps
伊語名:Soldanella comune
独語名:Grosses Alpenglöckchen,Grosse Soldanelle
日本の近縁種 日本には同属なし。同科にサクラソウ等。
撮影日 2001/4/29
撮影場所 Overhüseren近くの牧草地
生育環境 亜高山帯から高山帯の草地。ツェルマットでは牧草地にもみられる。
高さ 5-15cm
図鑑の見出し番号 837
コメント サクラソウ科だが、見ためは日本のイワカガミを小さくしたような感じ。勝手に「ムラサキヒメイワカガミ」と呼んでいた。


 
 
リンドウ リンドウ
学名 Gentiana verna
現地語名 英語名:Spring Gentian
仏語名:Gentiane printanière
伊語名:Genziana primaticcia
独語名:Frühling-Enzian
日本の近縁種  
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間(テッシュの近く)の牧草地
生育環境 牧草地
高さ 4-10cm
図鑑の見出し番号 1521
コメント ヨーロッパではごく普通のリンドウのようだが、色の淡い日本の低地のリンドウを見慣れていると、はっとするようなビビッドな色合いである。


 
 
ムラサキ科 ムラサキ
学名 Buglossoides arvensis
現地語名 英語名:
仏語名:Grémil des champs
伊語名:Erba perla minore,Strigolo selvatico
独語名:Acker-Steinsame
日本の近縁種 日本には同属なし。同科にムラサキ、ワスレナグサ等。
撮影日 2001/5/2
撮影場所 ツェルマット−テッシュ間
生育環境 山地帯〜亜高山帯
高さ 15-50cm
図鑑の見出し番号 1575
コメント 画面右下に小さく写っているのはタチイヌノフグリ。


 
 
ウルップソウ科 ウルップソウ
学名 Globularia punctata
現地語名 英語名:
仏語名:Globulaire allongée
伊語名:Vedovella dei prati
独語名:Gemeine Kugelblume
日本の近縁種 日本には同属なし。同科にウルップソウ、ユウバリソウがある。
撮影日 2001/5/2
撮影場所 Trift川近くの道の脇
生育環境  
高さ 10-30cm
図鑑の見出し番号 1889
コメント ウルップソウ科というと日本なら高山植物を連想するが、これはスイスの低地の植物。


 
 
フキタンポポ
フキタンポポ
キク
学名 Tussilago farfara
現地語名 英語名:Colt's-foot
仏語名:Pas-d'âne
伊語名:Tossilagine comune
独語名:Huflattich
日本の近縁種 日本には同属なし。同科にセイヨウタンポポ等。
撮影日 上:2001/4/28、下:2001/4/29
撮影場所 上:Trift川そば、下:路傍
生育環境 湿った路傍等
高さ 5-15(-30)cm
図鑑の見出し番号 2160
コメント 道端にごく普通、にある。日本でも栽培されていて、「フキタンポポ」という和名がある。薬用になるほか、最近では正月の鉢物として、フクジュソウに変わって最近多くなっているそうな。花が終わってから葉が出てくる。


 
 
ヒナギク キク
学名 Bellis perennis
現地語名 英語名:Daisy
仏語名:Pâqueretta vivace
伊語名:Pratolina comune,Margheritina
独語名:Gänseblümchen,Massliebchen
日本の近縁種 日本には同属なし。同科にアズマギク等。
撮影日 2001/4/29
撮影場所 人んちの芝生
生育環境 人家の芝生
高さ 5-15cm
図鑑の見出し番号 2034
コメント 広域分布種。人家の芝生にたくさん生えている。かわいいが、日本でもよく栽培されているし、生育場所と生育量のためあまりありがたみはない。ごめんよ>ヒナギク


このページの学名、現地語名(英語を除く)等は以下の資料を基に作成しています。
    Konrad Lauber/Gerhart Wagner(2000)Flora Helvetica - Flolre illustrée de Suisse,Haupt,Switzerland

 この本の記述はフランス語であり、フランス語の読めないWebMasterの同定は「絵合わせ」です。誰か検索表を訳してくれる親切な人は世の中に・・・いないよなぁ。
 「図鑑の見出し番号」もこの本のものです。スイスにおける分布図が種別に記載されています。マクラになりそうなほど厚いですが、写真が豊富で手にとるのが楽しいです。


英語名は以下の資料に基づきました。
    Bob Gibbons & Paul Davies(1994)Field Guide to WILD FLOWERS of Britain and Northern Europe,The Crowppd Press,UK
Bob Gibbons & Paul Davies(1993)Field Guide to WILD FLOWERS of Southern Europe,The Crowppd Press,UK


 上記の本も写真が豊富で見ていて楽しいですが、1科につき数種程度しか載ってないので、スイスで植物を調べるのにはあまり役に立ちません。ペーパーバックで厚さ2p程度、とあまりかさばらないのは利点ですが。


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