第4節
8/26〜8/27
*国の果てにはムネオのかほり、それ行け望郷戦士たち!!*
≪8月26日≫天気:快晴
旅程:別海〜根室
日焼けの兆しも見えつつある今日このごろ、遂に来ましたピーカン天気♪今日は朝から抜けるような青空です、う〜ん、サイクリング日和(日焼け日和ともいうべきか)
朝食は昨日のうちにおにぎりを作っておいたので、それをバクバク食べる、結構たくさん作ったのでお腹一杯だ、出発は7時半頃、頑張って早く起きたお陰で出発も早い、今日は昼には根室に着く勢いで走る必要があったからだ
走り出すと、やはり昨日のようなアップダウンが続く、でも、そんなに厳しいものじゃない、広大な牧草風景が広がる中を(しかも快晴だし)走るのは相当に気持ちいい、そして、牧場でのんびりくつろぐ牛たちに声をかけ(コレがみんな一斉に振り向くから面白い)、時にはエゾシカと併走しながら一路厚床へ向かう…
そして√243が奥行臼にさしかかったとき、ここに駅舎の後があるという情報を入手、廃線跡マスターを目指すべく戦いつづける漢、輪駆にとっては、絶対に逃せないポイントだ。そこはもう、まさに天国のような(笑)所、駅舎はほぼ完璧な形で残っているし、線路も一部残したまま、スタンプもあれば、何と昭和40年当時の北海道列車時刻表まで掲示してあるではっ!!…うう、もう涙モンです(笑)ってわけでマップル片手に早速路線の確認、改めて旧国鉄(国家)の北海道開拓にかける意気込みを思い知らされる、まさかあんなところにまで路線が…う〜む素晴らしい!!
で、昔の釧路〜稚内ツアーで走ったこともある道に出る、ここからは勝手が分かっている分、走りやすいというものだ、一気に√44との接続点(厚床)を目指し走りつづけていると、左手に見なれぬ動物がいるでは…??
そう、良く見るとタンチョウヅルじゃないですかっ!!もう五年も北海道を走っているけど、鶴(野生)を見るのは初めてだ…慌ててストップし、写真に収めておく(ちょっと遠かったので、デジタルズームでの撮影にはなったが)、この超反応は、まさに自転車旅行ならでは、といっても過言ではないだろう
で、厚床到着、ここから根室までは25km程か、√44に入ればアップダウンもなくなるので大分楽にはなるのだが油断は禁物、いよいよ根室市街、というときに、昔輪駆を泣くほど苦しめたアップダウンが待っているのだ、無駄な体力は使いたくないところだ…道の駅で休んだり、牛のドアップ写真を撮ってみたり、ゆったりと根室を目指し、最後の難関、連続アップダウンも苦労はしたもののしっかり制覇、う〜ん、また一つ成長したなぁ〜♪
根室、前回は鉄道で、初めてのときは自転車での来訪、これで都合三回目になるのだが、まさかまた再び自転車で来るとは思いもしなかった、「二度と(自転車で)来るもんか」と思っていたのはもう4年前の話、人間、ホント成長するんだなぁ〜と思ってしまう
でも、今日の宿でまず迷う、なにせキャンプ場は駅から自転車で30分(アップダウン付き)、明日の始発(6:00発)に乗ることを考えると、30分の移動時間+輪行に約30分、テント片付けるのに…と考えていると起きるのが2:30頃になってしまい、これはまずい。だから、何とかキャンプ場以外の場所で、駅に近いところで次の日を迎えたいところなのだが…
まぁ、とりあえずは野沙布岬だ、ちょうど駅に着いた15分程後に岬行きのバスが出るらしい、コレが結構高い(4枚綴り\3,570)のだが、自転車でさらに往復70km(+風の中)を考えると…安いかな、と思ってしまう。一応昼食を購入していざバスへ
30分程バスにゆられると野沙布岬に到着。う〜ん、2年振りっ、前もこれくらい晴れていたなぁ〜なんて思いながらまずはとあるお土産屋へ、この土産屋はなんと鉄砲汁を無料で振舞ってくれる(何も買わなくても、だ)ちなみに鉄砲汁ってのは、根室特産、「花咲ガニ」のエキスがたっぷり入った(要するに身をぶつ切りにして煮込んだ)味噌汁のことである。これがなかなかうまい、う〜ん、でも、食べ物にならないような所しか使っていないんだよなぁ〜リサイクルの不思議じゃ
その後はバスの時間まで結構時間があったので、の〜んびり過ごす、写真を撮ったり、昼飯食ったり…色々と建物もあるが、大抵は北方領土関連のものなので、特にここの建物で日本の東端に来たという感じは得られない、感慨に浸るなら(建物には)行かないほうがお勧めかも
「野沙布岬」の看板も、数種類あるから、それなりに注意、家に帰って写真見て、「野沙布岬」の文字の上に「還せ、北方領土」とか書かれていると、何だかうれしさも減少気味、やはり「日本最東端の地野沙布岬」と書かれた看板の前で写真を撮るのがモアベター(笑)かと
帰りも太平洋周りのバスらしい、というよりオホーツク海周りのバスはほとんど運行していないそうだ、前に乗ったのは結構貴重だったんだな、ふむ。とりあえず帰る前に日本最東端のトイレに寄っておく、根室特産花咲ガニをモチーフにしてあるみたいで、なかなか趣深い
根室駅周辺に戻ってきて、今日の夕食の買い出し、やはり根室といえば花咲ガニ、そして、カニといえば鉄砲汁、ということで、鉄砲汁、よりも少しランク上の鉄砲鍋にすることに、まずはカニの調達である、根室駅前にはカニの売り場が並んでいる、そこの一軒で、売れ残りっぽいやつを2匹\500で購入、かなり小さいやつだけど、2人で食うには充分すぎる量だ。すぐに持ち歩くのもアレなので、とりあえず店の人に頼んで取って置いてもらうことにした。そして、鍋にいれる野菜、量が多くても困るので白菜(1/4)と白葱一本を購入、あとうどんを一玉もお忘れなく
まだまだ夕飯の時間には早いので、ついでに、日本最東端の駅、東根室駅を見に行くことにする、TM曰く案内板はないと書いてあったが、実際は小さな看板ができていた、でも、できたの最近っぽいんだよなぁ〜まぁ、東根室駅では、20分程たそがれていたが(眺めは意外といい)、列車はまだ1時間以上来そうにもないので、ボーっとするだけしといて駅を後にする
その後は風呂だ、結構走ったので、実際流れ出ることはなくとも汗はしっかりかいている、汗を流すのも疲れを取る第一歩だ、というわけで銭湯に行くのだが…この根室には因縁の銭湯がある(詳しくは過去の旅にて)、そこだけはやはりちょっと…と思っていると、どうやらそこは今日は定休日らしい、はぁ、良かった…で、他の銭湯へ、なかなか暖まるが、外は驚くほど寒い(昼間快晴だったにもかかわらず20度をようやく超える程度、しかもコレが真夏より暖かいというから恐ろしい)、湯ざめしないようにして、風呂を後に
駅に戻り、カニを受け取り、さぁ、どこで食べようかという話になる、なにせキャンプ場は遥か遠く、絶対に戻りたくはない、というわけで、観光インフォメーションセンター(駅のすぐ近く、バスターミナルが併設)が閉まるのを待って、その前で夕食にすることに、人の目にさらされるのはもう大分慣れっこだ、何も気にすることはない、ただ、すぐ間横に交番があることを除いては…だが
まぁ、安物だけあって、ダシ(エキス)の出が少し悪かったきはするが、カニであることには変わりない、美味しい鉄砲鍋を堪能して、さぁ、コレからどうやって明日の朝6時まで過ごそうか、という話になる、もちろん、根室駅(待合室)は夜間は閉鎖されるし、かといって外で寝るのは、かなりの無謀である(何せ外の気温13度前後)、どこかの公園でキャンプを張ろうか…という話になるかと思っていたが…
駅員さんに駅から追い出されるときに、やはり結構インフォの前でテント張っている人も多いとの有力情報をGet!!、駅員のお墨付きであれば横がたとえ交番であっても怖くない、職質経験0の伝説(!?)は、そう簡単に破られては困るのだ(ただ、ゲリキャンが少ないっていうだけの話だが)
というわけで軒下にテント泊、軒下なのでフライシートはいらないから、大分気分的に楽である、しかし、現在0時前、明日は遅くとも4時半起き、そこからひたすら列車にゆられ目的の札幌に着くのは23時過ぎ…考えるだけでもブルーになるなぁ〜と思いながら、とっとと眠りにつくのである…
≪8月27日≫天気:霧とか曇りとか
旅程:根室〜帯広(列車)帯広〜札幌(車)
さて、自転車の旅は一応の終わりを見せたわけだ、ここからは主に列車の旅となる、まずはその一日目、ひたすら輪行で札幌を目指す日だ。予定では6:00の根室発釧路行きでスタートし、23:17分に札幌に着くという計算、以上に時間がかかっているのだが、これは帯広で長時間足止めを食らってしまうからである(詳細は時刻表でおのおの調べてください)。
で、根室駅前で夜を明かした我々は4時過ぎに起床、起きて外に出てみるとびっくりするくらい寒い、そして霧が出ていて…旅情をかきたてる…程でもないかな(笑)。とにかく寒い、輪行していても寒い、終わったらもっと寒い、いったい気温は!?と気にはなるが、知るすべもないし、知った所でもっと寒くなるだけなのであえて気にしないようにする
で、根室といえば、朝日が一番に昇る街として有名だ、まぁ、野沙布岬ではないにしても、それなりに期待していたのだが…あまりに濃い霧のせいで、全然太陽の昇る瞬間分からず。「あれ??いつのまにか太陽昇ってるやん」という感じ
で、6:00発釧路行きの列車が発車、途中で鹿の大群に出会い、スピードダウンするなど、何だか北海道らしいぞ。で、一路列車は進み、厚岸駅を目指す。ここでは、列車に乗る前に予約しておいた「かきめし弁当」を入手することが目的。しかし、停車時間二分、ちゃんと電話で予約する(要予約が基本)も、弁当売りのおじさんは駅構内のキヨスクでしか待ってくれないとのこと、更に、列車の中は大量の高校生が…、ちょっと不安だ
で、厚岸駅到着、できるだけ早く降り、運転手に一言告げて、ダッシュ。まぁ、二分って時間は意外と長いもので、あっという間に購入して戻ってくることに成功。ま、当然ですけどね
そこから釧路までは、あっという間です(気分的に)、で、まだ結構通勤(学)客でごった返す列車の中で弁当を開く、う〜む、牡蛎がたっぷり♪食べてみると…う〜ん、味がしっかり染みている〜美味しい〜〜♪と、満足しながら一路釧路へ…
釧路に到着、目標はただ一つ、「和商市場」である、まぁ、何度かは行ったことあるのだが、ここに行かないで釧路は語れないっ!!…とまでは思わないにしても、やはり釧路最高にして最大の(駅から近い)観光地なので、さくっと堪能するにはここが一番化と
いつのまにか名前が定着してしまった「勝手丼」、白飯だけ購入して上の具は周りにある市場で自ら購入するっていうスタイルだ、まぁ、値段は意外と高くつくのだが、交渉を楽しむという感覚で行けば結構楽しいかと(大阪のオバチャンにお勧めしよう)。さすがここ数年で急激に観光地化している(「勝手丼」という名前がついたのも、ここ数年での話)だけあって、結構観光客の姿が多い、とりあえずまずは白飯を購入、サイズが色々あるのだが、今回は少なめの\150サイズ
で、後は交渉で、色々買う、でも、イクラやうにはもう(高いので)いらないや、とりあえず安めの具を乗せ、\1,000以内で収まるように買ってゆく…結局、6種類位の具の乗った丼+生秋刀魚をGet!!食べてみると味にパンチこそはないものの、なかなか新鮮でよろしかったです
で、釧路の次は、帯広。ここでは、後輩のブラックシュガー(以下:BS)が一日遊んでくれる(遊んであげる??)(奴は帯広でバイトしている)というので、会いに行くことに、事前のメールで、車まで出してくれるということ、う〜む、新得位までは乗せてもらえるかな??
帯広駅を降りると、既にBSは改札で待っていた、で、車に自転車二台を積み込み、いざスタート、しかし、カローラでも、輪行自転車二台積めることにちょっと感動、やるなTOYOTA(笑)。まずは、六花亭を目指す、でも、今回は本店じゃなく、別の店、まぁ、品揃えに違いはないだろうから問題ないけど…
と、おもったら、この店にもこの店の限定メニューがあるでは、その名も「サクサクシュー(\100)」、その名の通り、皮がサクサクしたシュークリームである、しかしコレがまたホントに皮がサクサクなんだわ、賞味期限(≒美味しく食べられる時間)が三時間なだけはある、こりゃ時間たつと駄目ですわ、という感じ
昼飯はまだだったので、ついでに喫茶室でピザ(\650〜約21cm)を注文、これもまた安くって美味しいねぇ〜。う〜む、十勝人はこんな良いもの毎日食えるんだから…といっても、毎日食ってたら飽きるかな??さすがに…ちなみにここもコーヒー(HOT)は飲み放題、まるで天国!?
その後、牧場直営のお店へ、ここでは、ソフトクリームを食べる(\250)、これも濃くて美味しいのよ(彼女は絶賛しとりました)、確実に普段食っている(あまり食わないが)のとは違うな、という感じ、BSには感謝感謝♪
そこから何と、BSが十勝支庁管内を脱出したいと言い出す、「千歳くらいまでなら…」と。まぁ、札幌に早く着けるなら、そのぶん宿を探すのも楽になるし、都合は良いのだが、契約の夕飯は良いとして、ガス代はちょっと痛手かも…でもまぁ、列車の旅(しかも、行きと同じ旅程)も飽きてきたし、ちょうど良いかな、とBSの案に乗ることに
で、車は一路、日勝峠を目指す、このまま日高山脈を超えて、夕張に出ようというルートらしい、そして、ひたすら爆走、日勝峠の展望台は霧で真っ白だったが、夕張に近づくにつれ、天気は良くなってくる…そして、車はとある駅の前で停車する
(多分)日本で一番列車本数が少ない駅、楓、石勝本線が新得まで全通したことにより、この駅の利用価値は急激に減少、もともと、本数が少なかった(だって、全通前の楓以降の駅は1つのみ)が、今では1日往復(しかも、日曜日運休)のみ、まさに日本一寂れた駅といっても過言ではないだろう
いったいどんな寂れた駅なのか…と思っていたが、以外に駅前には団地があって、とてもじゃないが、目の前の駅が一日一往復しか列車が走っていないとは思えない…が、駅の時刻表を見れば、やはり一日一往復。そして、(マニアックな)駅に置いてある旅のノートには、2ch愛好家と鉄道マニアの書き込みのみ…さすがに書く気はおきませんでした(笑)、でも、色々と写真を撮ったり、とりあえず日本一列車本数の少ない駅は満喫♪BSにはまたまた感謝♪
で、そこからは一気に札幌へ、車なら1時間ちょっとで札幌市内に着くから恐ろしい、着いたのは19時過ぎだろうか、とりあえずすすきのでラーメンが食べたいという話になったので、すすきのへ向かうことに、しかし、五年も北海道に来て、まさか初すすきのっていうのは、まさにチャリダーらしいといった所か(笑)
で、ラーメンと一口に言っても、ラーメンの街札幌には、数多くのラーメン屋が存在する、もちろん、まともな情報網など存在しないので、行列のある店におとなしく並ぶか、空いている店に運だめしで入店するか、という究極の選択をしなければならない(この時点で充分に空腹なのである)
で、検討の結果、ラーメン横丁(新ではない)で、一つの数字を決めて、そこに入ろうかということに、ここはおとなしめに末広がりの「8」を選択、で、当たったラーメン屋が、名前は忘れたが、まぁ、B'zがPVの撮影に使ったということを売りにしている店、スープは久々にコレ系飲んだなぁ〜という味、具や麺は、特筆するほどじゃなかったかな??まぁ、はずれじゃなかったのでよしとしなければ
今日の宿はYHに決定、駅近いし、安いので、素泊まり\2,803は、札幌のド真中なら充分安い♪とりあえず荷物だけ置いて、まだ時間的に余裕があったので、ここは一発、18切符の元を取るために(根室〜帯広で充分取れているのだが)南小樽駅へ向かい、サイクルメーターを取り返しに行くことにする
で、あっという間に南小樽、で、すんなりメーター取り戻す、お礼に青りんごカツゲン(今年からかな??)を購入、味はまぁ、青りんご味のカツゲンですな(カツゲンは雪印の乳酸菌飲料、北海道限定)という感じ(笑)で、次の列車で札幌に帰る。列車の中で、確かそろそろ合宿も終わるだろうという倶楽部の後輩にメールを送ってみると、もう25日には合宿は終わったとの事、あら、大分早かったんですねぇ〜せっかくの北海道なのに、滞在が短いってのはもったいないぞ♪
YHに帰ってきたら、後は寝るだけ、明日の朝に風呂に入るので、その準備をしてようやく就寝、ふーしかし長い一日だった(笑)あと、ガス代\3,000はちょっと痛い
次節に続く