'99北海道ソロツアー

 北海道も2年目、今年は日程の都合上短めに…

北海道中西部  倶楽部では主将と言う立場で、どうしても出なければならなかった
「奈良ぐるっと探訪ラリー」。実際とても面白かった上に、
奈良県南部という未開の地を走れたことは嬉しかったのだが
そのせいで北海道でのソロツアーの期間が短くなったのはやはり悔しい
 それでも、短い日程の中でどこに行きたいかを考えた結果
・北竜町の「ひまわり畑」・増毛町(最北の酒造)
の2つに行こうと考えたわけである
ちなみにこのツアーは日記つけてないです、モバギで何かしてたっぽい…
HP作成当初はUPされてたけど…リニューアルの時に消しっちゃったのよ

≪1999年8月10日≫
旅程:奈良〜高槻
 今回のツアー、初のデジカメ使用である、だが、購入当初のCFは8M
これではまずいと、30MのCF購入、これが当時\9,000位したんだから時代の流れは実に速い

さて、本題、今日は高槻に住む友人の家まで走る
友達が車で舞鶴まで連れて行ってくれるというのだ(実際は俺が頼み込んだのだが)
これは実にありがたい!!結構輪行で舞鶴までいくのがだるいからだ
と言うわけで昼過ぎに奈良を出発、そして2時間半程で高槻到着
この日は結局友人宅でいろいろ話しこんで過ごす…

≪1999年8月11日≫
旅程:高槻〜舞鶴(フェリー泊)
 で、今日は舞鶴まで車、友達には悪いが、じっとしていても舞鶴に着くのだ、実に素晴らしい
で、途中寄り道なんかもしながら、17時前に舞鶴到着
一緒に食事して、結局20時頃まで舞鶴で一緒にすごし、見送ってもらう、有難う友人よ!!
そしてフェリーに乗って就寝…明日は一日フェリーか…

≪1999年8月12日≫
旅程:フェリーの中
 フェリーに乗る前に、松山大W.Vの人たちと知り合い、この日はフェリーの中で、その人たちと過ごす
途中、北海道に帰る途中の老夫婦に「鮭とば」の存在を教わったり
さすらいの(!?)ライダーBig-T氏も混ざって一緒に飲んで過ごしていた
去年とは違う、楽しい船内、あっという間に時間は過ぎていったわけだ…

≪1999年8月13日≫(晴れ)
旅程:小樽〜北竜
ひまわり畑 さて、こっからが本番だ、朝早く4時に到着するフェリー、小樽はまだ暗い
まずは札樽間を結ぶ√5を走って、札幌方面へ…
途中、札幌市街に入るのは嫌だったので
石狩市方面へと抜け、JR学園都市線沿いに進むルートを選択
しかし、こっちの道は驚くほど店がない、そして弱いながらも向かい風
気がつけばまだ12時頃なのにもう新十津川到着、この時点でもう100km超
とりあえず飯を食って一休みをかねて歴史資料館へ
入場料に消費税(!?)がついているのにはビックリだったが
十津川村にも先日行ったばかりだったので、非常に興味深かった

そしてその勢いで頑張って北竜を目指す…しかし、暑くはないが日差しが強い
もう100km超の走行距離もあったためにさすがにバテバテ、休み休みで北竜町到着
待望の「ひまわり畑」は、もうシーズン終盤ながら、一面向日葵(写真参照)
デジカメでパチパチ撮って、1時間ほどの〜んびりする
その後、ちょい北にある「道の駅サンフラワー北竜」で風呂に入って、疲れを癒す
そのままキャンプ場まで行くのが面倒だったので、道の駅で駅寝(!?)
でも、同じ駅寝のライダーがうるさくてあまり眠れず…ライダーなんかキライダー(寒)

この日走行距離は自己3番目の141km強、そりゃしんどいわぁ

<13日終わり>

≪1999年8月14日≫(晴れ)
旅程:北竜〜留萌
国稀酒造(最北端)  今日は待望の増毛だ、こう書くと「たいぼうのぞうもう」とも読める
そう書くと非常に嫌な感じだ…まぁ、その期待も込もっていたりするのだが…

朝食は北海道お馴染みの「セイコーマート」(地元民は「セイコマ」と略す)
そんなこんなで、遠回りになる√233を避け、D94を通ることに…
まぁ、非常に辛い道と言うわけでもなく、楽な道と言うわけでもなく…
2時間ほど走ると海が見えてくる…久々の日本海
海沿いの道を走り、一路増毛へ向かう

増毛は本気で寂れた宿場町といった感じ、人気も少ない、駅はもちろん無人駅である
駅には大きく「増毛」と書かれた看板があり、その前で記念撮影これで増毛間違いなし…??

駅前には、結構その古さが有名な建物が並んでいる、その中の一つに国稀酒造がある
ここは、見学をした後に、試飲をさせてくれる、ついでに、酒造りで使っている水も持ち帰り自由だ
見学は途中からすっと混ざって、試飲を楽しんだあと、持っているPetボトル全部に水を詰め込んで
ついでに自分用にカップ酒(もちろん国稀の)を買い、酒造を後にする

今度は留萌に向かう、来た道を戻って、更に北へ
途中、海水浴場を通ったのだが、まるで芋を洗うかの如くの人々、北欧の甲羅干しみたいなもんか??
そして留萌到着、当時は「すずらん」全盛期だったので、駅には大きな「すずらん」の看板
でも、やはり町には人気がない、とりあえず岬のキャンプ場に行くが既に満杯
しょうがなく、現在では潰れた長崎屋で食購をし、山の方のキャンプ場へ…
しかしこれが大当たり、サイトは広いし、静かだし、温泉近いし…
何よりも夜の星が本当に綺麗だった、寒いの忘れて見入ってしまった

留萌はいいところだ、また来ようと思った夏の一日だった…

<14日終わり>

≪1999年8月15日≫
旅程:留萌〜旭川
明日萌駅(恵比島駅)  今日は洗濯しないとやばいっぽい、そんな一日
とりあえずコインランドリーを探す、手洗濯は嫌だ…
留萌市内にもあったが、いつまで待っても開きそうにない
時間が勿体無いので、一発奮起、深川を目指す
その途中に、恵比島駅に立ち寄る
ここは「すずらん」の舞台になった「明日萌駅」のモデルになった所
世の中「すずらん」時代だったために、観光客も多い
ドラマ自体は見たことないが、便乗して休憩
アイスクリームを食べたり、写真を撮ったりして過ごす(写真参照)
恵比島を抜け、北竜が見えるほど近くを通り、一路深川へ
しかし、衝撃の事実、深川にコインランドリーは無いと交番で言われてしまう
結局深川は諦め、旭川に向かう羽目に…予定では明後日につくはずだったのに…
「予定は未定」とはよく言ったもんだ
そして、カムイコタンを抜け、石狩川沿いのサイクリングロードを走り、旭川市へ
とりあえず目標の洗濯はできたのだが…何かが違う…

この日は、市の少し北側にあるキャンプ場へ、家族連れも多かったが、よい所だった
しかし、この時点で合宿は2日後…要するに明日一体どうするか…それが問題だ
と言うわけで実際走ったのはこの日が最後だったりする…名寄行って戻ってこようとも考えたけど…

<15日終わり>

≪1999年8月16日≫
旅程:旭川で過ごす…
 ひたすら長い一日だったこれに尽きる
モバギの充電をしたり、ラーメンを食べたり、立ち読みをしたり…
旭川駅前では、ロッテリアが該当販売をしていたのだが、その音楽が耳についてしょうがない
とにかく長い一日だった、まさか一日のほとんどを駅構内で過ごすとは…
結局この日は駅寝、でもほとんど寝れず…

次の日の昼前に倶楽部員に会うまで本当に辛かった…

<16日終わり>

≪まとめ≫
 今回ばかりは無計画さが露呈されてしまった
でも、やはり順調なうちに進まないと、と焦ってしまうのは人の常であろう
ただ、ロングツアーだと無理はしないんだけどね…
まぁでも、増毛も向日葵も見れたし、目標は達成できたよ♪
特に増毛はさり気に北海道お気に入り地点Best10に入る場所
そんなこんなで今回のツアーは終了
次の日からは倶楽部最後の夏合宿に挑むわけです…
<'99北海道ソロツアー終わり>



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