結局昨日(というより今日)は3時頃から4時半頃までの短い時間をかたーいベンチの上で寝ただけ。当然風呂にも入れず、洗濯も出来ずじまい、しかもめちゃくちゃ寒かったと非常に厳しい状態でのスタートとなったわけである。
今日のスタートは5時50分南松本発高尾行き普通電車。
高尾といえばすでに東京圏、ボーっとしてるだけで東京に行けてしまうのだが…今回はどうもそんな気にはなれそうにもない、もう一寸ローカル線で出会いを待とうではないか(笑)ということで、今日のターゲットは飯田線に決定。
飯田線といえばかの有名な山本正之大先生の「飯田線のバラード」があまりにも有名だが、
飯田線を全線制覇したあとにはまたまた噂の三河安城を通ることになってしまいそうなので、今日はさしづめ『山本正之デー』といったところだろうか?
と、しかし先にやっておきたいことがある。それは昨日は夜の姿しか見られなかった諏訪湖をもう一度、今度は昼(朝)の姿を見ておきたいということだ。ついでに駅構内にあった足湯なんかを楽しめれば尚結構。
と、上諏訪駅を目指す。まぁ、そんな時間のかかるものでもないし、すぐに到着。今回は二度目の来訪とあって、道も知ってるし、足も軽やか。でも、昨日はあんなに時間かかった道のりを2,3分で歩ききってしまうってのは一寸複雑な気持ちだ。
あと、古い建物だねぇ〜と思っていた建物が千人風呂だったりとか、新しい発見もある。
湖畔までいってみると、まだまだ昨日の余韻が残っていて、地元の中学生や実行委員会の人らがごみ拾いをしていたり、物見台の片付けをしていたりしていた。数枚写真を撮ってはみるが、温泉などもまだ開いていないだろうし、長居すれば後に差し支えるかな、と思うと結局足は自然と駅のほうに向かう。メイン開場辺りの角にあったコンビニに入ってみたが、昨日の特需の跡がしっかり残っていて一寸痛々しかったりもした(笑)
駅に戻り、飯田線の乗り換え駅、岡谷方面行きの電車を待つ。20分位待たされたのだがこの間に飯でも食うべきかな?とも思ったが、まぁ、まだいいかと暖かい飲み物だけを購入して冷えた体を暖めるにとどめておく。
ホーム内にある足湯はまだ営業時間前だったので結局入ることは出来なかったのだが、洗面所(当然温泉)があったので、そこで顔と歯を洗ってようやく人心地を取り戻す。
そして松本行きの電車に再び乗りこみ、岡谷を目指す。さすがに眠い、うとうとしているとあっという間に岡谷だ(まぁ、3駅くらいだしな)
乗り換えの時間で駅前で飯でも物色しようかなと思っていたら、乗り換え時間が僅かしかなく、結局ここでも朝食の調達は出来ずじまい…いやな予感がしてきたぞ。
飯田線に入る列車は駒ヶ根行き。この調子だと飯田線内で後何回乗りかえるかな、でも、その方が逆に乗り換え駅でその辺を探索とか出来て面白そうでもあるのだが…
で、飯田線内はもう体力の限界。駒ヶ根行きはほとんど全線で爆睡してしまうし、駒ヶ根で乗り換え、天竜峡行きでも、飯田まではほぼ爆睡。はてさて何があったのかあまり覚えていないという状況である。せっかくのローカル線なのにもったいない…
それでも飯田では30分近い待ち時間があり、せっかくだからと人形劇とりんご並木の街を一歩きしてこようと街へ繰り出す。
5,6分ほど歩いたところに人形時計台ってのがあって、それは毎正時になると人形たちが現れて…となるらしいのだが、時間がないために却下。その近くには「いいだ人形劇フェスタ」の歴代マークが並べて展示してありましたね(79年が第一回だそうな、俺と歳あまり変わらないんだ…)。
それから急いで駅に戻って、列車に乗りこむ。時間的にギリギリだったこともあり、またも朝食は調達できず…でも、何か腹に入れたいのでアイスを購入(健康に良くないけど…)。輪駆が列車に乗りこんで、座席に落ち着いたのとほぼ同時に列車が発車する。
ほどなくして天竜峡駅に到着。乗り換えは…予想通りというか、やっぱり飯田で一本逃したところで大勢に影響はなかったらしい、残念。
天竜峡は古い観光地を絵に描いたようなところで、風光明媚ではあるが、受け入れ体制(店の質など)が昔のままであるというようなところ。保津峡のそれに似たような川下りもあるが、保津峡のそれよりも高く、さすがに乗る気にはならない…
食事も、味を追求する気はないようなところばかりで、きっと開店当初の味をそのまま守りつづけているつもりなのだろう、というようなところばかりだ、うちの一店に入って食事するが…まぁ、そんなもんだな、っていう味。
食事が終わっても、まだ30分程時間があったので、何か面白いものはないかな…と駅内を散策。
すると中部天竜駅に隣接して鉄道資料館みたいなところがあるらしい。が、駅の運賃表示なんかを見ても中部天竜駅の表示がない、時刻表を探ってみると表示案内より少し先にあるとのこと。
そこから列車の本数がもう少し増えているようであれば、そこに寄ってみようかな?と思ってもう少し探りを入れてみるとどうやら今の時期、トロッコ列車が走っているとの素晴らしい情報をGET。
でも、一応夏休み、しかもお盆、まさかな…と思って窓口で聞いてみると、いともあっさりと「ありますよ」とのこと。コレは乗らねば…ということで指定席券¥510を購入。さっき食った天そば(¥700)よりは有意義な使い方が出来るはずだ♪
そして、豊橋行きの列車を待ち、それに乗りこむ。もちろん途中の中部天竜駅で降りるのではあるが…
飯田線の辰野〜天竜峡間はのどかな田園風景の続くローカル線的なローカル線であったが、天竜峡から先、新篠津位までの区間は一転して険しい峡谷を縫うように走る区間となる。簡単に言ってみれば「一粒で二度美味しい」ということなのだろうけど、そう簡単に済ませるのはもったいない。
もちろん、トロッコ列車なんかも走っているし、特急だって走っている。さまざまな見せ方をさせてくれるのが飯田線の特徴なのだと実際乗ってみて感じたことである。
そして、中部天竜駅。ここでは20分程の待ち時間。
とりあえず「佐久間レールパーク」を見学する、まぁ、興味はあるが写真に収めるほどでもないというか…正直デジカメの電池残量が気になるので(昨日充電できなかったの)、写真は程々にして、ついでに見学も程々にしておく(やはり北海道でないと強い興味は沸かないらしい)。でも、古い車両の保存展示など、好きな人ならば非常に興味の沸く展示が数多くあるのでオススメっちゃぁオススメだけどね。
発車10分前くらいにはトロッコ列車入線。乗客は家族連れ8:2「鉄」位か?ただ、「鉄」はやけにあくせくと動き回っているので妙に目立ってしょうがない、ってか、この飯田線にのってからずっと同じ列車に乗ってる奴もいるしな。
輪駆の席は通路側。そして、隣には当然「鉄」な人。そりゃぁ家族連れだったら逆に困る(困るほどでもないが)。四人掛けなのだが向かい側は誰も乗ってこない様子、きっとどこかで乗りこんでくるのだろう。
そして、厳かにトロッコ列車出発、しかし、座席がひなたにさらされてあったのでシートが結構熱い。ただ、走り始めると吹いてくる風は涼しいし、トンネルの中なんてのは涼しくてしょうがないクラスだ。というわけで数分も乗っていると非常に車内は心地よくなった(隣の「鉄」が席を立ってあくせくと動き回ってくれているというのも理由の一つだが)。
JRの車窓の景色というのは、景色はいいのだが、そう言うところに限って樹木が邪魔していることが多く、それはこの路線でも同じ。写真を撮ろうにもなかなかベストショットに巡り合えないというもどかしさが常に支配する。良い景色っ、と思ってカメラ準備してももう遅いし。
そして、乗車時間2時間半というのはさすがに長い。ふつーの子ならこりゃ飽きる。輪駆も当然にこれは…でもまぁ、眠かったのとかさ、デジカメの電池のこととかさ、いろいろあったからなのよ、きっと。だって、風は心地よかったし、風景は良いものだったもの。
そして、長い長い飯田線の旅も豊橋駅にてついに終着。最初に乗りこんだのが7時半頃だったから、都合9時間は飯田線にお付き合いしていたことになる、そう考えると長い…
豊橋からは新快速で米原まで行って、米原から新快速で高槻まで…とやると非常にあっという間なのだが、それはなんだかもったいない。どうせなら名古屋も一寸楽しみたいし、関西本線や草津線(もしくは奈良線)なんてのも乗る時間あるんじゃないだろうか?と思い立ったので、とりあえず名古屋を目指すべく米原まで行かない特別快速の大垣行きに乗車。コレで寝過ごさない限り名古屋で起きようと思う…はず。
で、起きたらちょうど名古屋の手前、実に都合の良い体だ。
改札を出て、地下鉄に乗りかえる、目指すは名古屋の繁華街、栄。
どの線に乗れば良いとか、いくらかかるとかが全然わからなかったので、とりあえず慎重に歩くが、実際はそんなに難しくもなく、結構すんなり栄方面への地下鉄に乗車。
ちなみに、栄で何をするんかというと、昔名古屋に来た際に食べた味噌カツ丼のお店が栄にあって、久々にそこに行こうじゃないかということになったのだよ。前行ったのが3年前の話だから、今あるかどうかとか(それは老舗だから大丈夫だと思うが)、盆だから休んでるんじゃねぇかとか思いつつも、思い立ったら即行動の今回の旅だから、とりあえず行ってみたのである。
で、栄について記憶を頼りに歩く…と、全然迷うこともなくすんなりと到着。
まったく、地理学士の自分の才能が怖いぜ…
で、店はまだ18時前ということもあり、空いていたので、あっさりと注文して、あっさりと食べて、あっさりと会計…だったのだが、前来たとき¥1,200もしたっけか?¥800位の記憶だったんだけど…まぁ、(店主であろう)じいさんもうヨボヨボだったし、ん〜でも味は良いんだけど¥1,200は高いよなぁ〜
(しかも、商品の撮影禁止だもんだから、写真はうつせませんでした、代わりに店構えで)
ちょっと理不尽な気持ちのまま店を後にして、さっさと名古屋駅に戻る。別に名古屋で他にやることはない、名古屋で出来ることは大体大阪で出来る。できないのは食べ物(味噌カツ、天むす、小倉トースト、あんかけスパ、etc…)位だと思うし、その点はもうお腹一杯だし。
名古屋駅に戻ったら(当然、迷うわけがない)今度は関西本線の乗り場を目指す。毎回毎回大垣だの米原だのでは飽きてしまいそうだからだ、当然時間はかかるが、別に今日中に帰ることが出来るならばそれでいいし。
亀山行きの電車も、出発当初は結構な乗車率だったが、亀山に近づくにつれ客はどんどん減ってゆく。ぼーっとしてるうちに回りはずいぶん少なくなった。亀山についたときにはもうほとんど人は乗っていなかった。
亀山では30分待ち、まぁ、関西本線であれば普通と思うほうが妥当じゃなかろうか?
ここから、柘植まで進んで草津線に乗りかえる。その方が関西本線で加茂〜木津〜京都と行くよりも断然早いからだ。それと共に、草津線に乗るのが初めてだから、という理由もある(笑)
ただ、こんな時間に電車に乗ったところで、回りの景色が見えるわけではないので、全然面白くない。唯一気になったのがSKR(信楽高原鉄道)の乗務員のおねーちゃんが浴衣姿だったことか。
草津線にのって草津に着いてしまうと、後は高槻までは新快速で一本だ。金沢まで行くときに乗った高槻〜大津間に始まった今年のお盆の旅行も、今回はこれで幕を閉じることとなる。