撮影監督って何をするの?                                      2000/01

  「撮影監督」とか「撮影」とか映画のタイトルに出ている人がいわゆるキャメラマンで…

  あなたが見ていた、あるいは見始めた映画の絵に関する全責任者です…

  映画のイメージの全体像を考える人は映画の監督…

  そのイメージを具体的な絵にして、フィルムに定着させるのが、撮影監督…

  たまに映画のイメージを考えることもあるけど…

  それをするとはじめから終わりまで、口出さないといけないので、最近はやめた…

  たまに、、ラッシュ後にイメージが会わなくてリテーク(撮りなおし)になるときがある…

  撮影監督がリテークをいうときは大体、技術的な問題が起きたとき…

  監督が言い出したときは、イメージが違うとき…

  もちろん密かに、あるいは大々的にキャメラマンもイメージは言いますが…  

  うま〜く監督と噛みあっていないと、イメージを互いに理解できなくて…

  勝手に撮ってしまうこともあります…

  いづれにしろ、クランクイン前には美術と、クランクイン後は照明と密接に話し合っていきます…

  何しろ撮影は、写るものを最大限良くする使命があります…

  女優は美しく、男優はワイルドに…

  光や構図もいいけど、必要なのは脚本を読んだ読後感です…

  印象をいかに伝えるかが、撮影の基本…

  「西遊記」に、孫悟空って、いるでしょう…

  あれさ、あれは映画製作における撮影監督の立場にとても似てる…

  好きに暴れて、最後にお釈迦様の大きな指が雲の間に突き出てる…

  ただし、大きな指が雲の間に突き出てないと、どんどん飛んでいってしまうよ。