「お嬢ちゃん、残念じゃがシュウは・・・」
ウラヌスはゆっくりと首を横に振り、嗄れ声でエイラに言った。
「そんな・・・・ねぇ!シュウお願い!目を開いて!」
エイラはシュウの半身を両腕で抱きかかえ、何度も呼びかける。
「お嬢ちゃん・・・」
切なげな眼差しで、ウラヌスはエイラの横顔を見つめた。
「シュウ・・・死んじゃうなんて嫌だ!!いつもみたいに笑ってよ・・・シュウ」
悲しみに満ち溢れたエイラの眼から、一筋の涙が頬を伝う。
そしてその涙は雫となり、シュウの頬に落ちた。
そのときだった。
「うう・・・」
シュウの唇が微かに動いたかと思うと、ゆっくりと瞼が上がった。
「シュウ!!」
「き・奇跡じゃ!」
ウラヌスが声を張り上げ驚いた。
「え、エイラか・・・それと・・・爺さんも」
「よかった・・・」
エイラは肩を撫で下ろし、再び声涙を漏らす。
「ははは、、目が涙で腫れてるぜ」
「うっうっ、バカ」