パソコンでマンガや小説を読んでみる
電子書籍の検証〜パソコンで読書はできるのか


 私管理人はマンガや小説を読むのが好きだったりします。 古本屋を廻って面白い本を見つけるのも楽しいんですが、買いすぎて最近では本棚が満杯になってしまいました。

 電子書籍ならば場所もとらずに、好きなものをダウンロードして読めますが、ディスプレイでの読み心地が気になる所です。 そこでいくつかのサイトから購入(無償のサイトもあります)して、検証してみました。

まずは無料の青空文庫

 小説は作者の死後50年経過すると著作権が消滅してしまいます。 著作権が消滅した小説を電子書籍にして、無料で読めるのがこの青空文庫です。


画面は夢野久作「人間レコード」
 青空文庫で読める小説は芥川龍之介、夏目漱石、太宰治など有名作家も数多くあります。 縦書きで読むにはT-Timeというソフトをインストールしますが、普通に読む分なら無料で使えました。

 そのままの設定では少し文字が汚かったのですが、オプションでアンチエイリアスを強にすると綺麗になり読みやすくなりました。 フォントのサイズや書体も自由に変えられます。

 実際の文庫本よりも文字のサイズがかなり大きいので、読んでいても疲れませんでした。

 ただデスクトップ型のパソコンで読み続けるのは少しつらいと思います。ノートパソコンで楽な姿勢で読む分にはまったく問題ないと思いました。

10daysbookで小説を購入
 

画面は創元推理文庫 江戸川乱歩「黒蜥蜴」

 10daysbookで購入した作品を読むにはebi.j BookReaderというソフトが必要ですが、本をダウンロードするときに自動的にインストールされました。 購入したのは江戸川乱歩の黒蜥蜴、値段は249ページの300円でした。

 サイズが31MBあるのでブロードバンド環境で無い方はダウンロードが難しいと思います。 起動してまず驚いたのが、連載当時の挿絵がそのまま取り込んである事でした。

 多くの文庫本では連載当時の挿絵は省かれてしまうものですが、10daybookではそのままスキャナーに読み込んだようで本物の本が画面にあるようです。 これは連載当時の臨場感が出ていて、本好きにはたまらないかも知れません。

 フォントの書体などを変えることはできませんが、画面全体のサイズは変更できました。通常サイズのままでも振りがなもちゃんと読めるほど画面は綺麗でした。

 青空文庫と同じくデスクトップパソコンでの長時間の読書は厳しそうでしたが、ノートパソコンなら物語に引きずりこまれる程しっかり読むことができました。


10daysbookでマンガを購入



画面はちばてつや「おれは鉄兵」
 続いてマンガを購入してみました。購入といっても、今のところ買って読みたいマンガが見当たらなかったので無料お試し版をダウンロードしました。

 やはり画面は綺麗ですが、文字がちょっと小さいかなと思いました。しかしマンガならデスクトップパソコンでも楽しく読むことが出来ると思います。 もちろんノートパソコンで読むほうが楽でしたが。

 作品には最近のマンガが無いので残念ですが、手塚治虫や永井豪など往年の名作が多く揃っていますので、好きな人には十分な品揃えだと思います。
 個人的には古本屋でもなかなか見つけづらい、楳図かずお作品なんかが出てくると嬉しいのですが…

 10daysbookでは他にも、実用書や絵本、アイドルの写真集からアダルトな作品もあるので機会があれば購入してみようと思いました。

便利で読み心地も良かったが、今後に不安

 電子書籍はノートパソコンで読む分にはかなり楽しめることがわかりました。 マンガや小説はぱらぱらと前のページに戻ったりするのも、マウスですいすいとページを移動できるので不満はありませんでした。

 ただ、電子書籍の形式は各社バラバラなので、もしかするといずれ読めなくなってしまうのではという不安があり、そこが気になる所でした。
 また10daysbookでは購入したデータにロックがかかっており、購入したパソコン以外で読むには、いちいち申請しないといけないのが不満でした。

 しかし、旅行や出張の時などはノートパソコン一台あれば、何冊でも持ち運ぶことができるのでデジタルならではの楽しみ方も出来そうです。 本棚に集める喜びに代って、ハードディスクにファイルを貯める喜びもあると思います。何せ手のひらに数千冊の書籍を入れることが出来るのですから。




▼参考リンク
青空文庫 著作権の切れた小説が無料で読める

10daysbook マンガ・書籍・写真集等のダウンロード販売

ウェブの書斎 電子書籍のダウンロードやオンデマンド本の販売