マンガを読むようにパソコンが使える 東芝 Libretto50

東芝Libretto50とソファー
 1997年に東芝が発売したLibretto50。このパソコンは実に小さい。

写真を見ていただければ一目瞭然、現在使っているPanasonic Let'sNote CF-A2より、ひとまわりもふたまわりも小さいのです。

マンガのコミックスを広げたような大きさで、寝転がりながらの操作もしやすい素晴らしい機種でした。

基本的な仕様はWindows95搭載Pentium75MHzで当時としては十分使えるレベルでした。

 液晶は6.1型の640×480で、高密度だからかも知れませんがやけにキレイでした。

 Libretto50のインターフェイスで特徴的なのはマウスの代わりに画面の右についているポインター。裏側にマウスの右、左クリックボタンがついていて片手ですいすいと操作できるのです。

 しかしそんなLibretto50も、ある日通信関係のドライバを間違って消してしまったためにただの箱と化してしまいました。

 なにせこの機種には標準でFDDもCD-ROMもついていないので、通信機能が失われると、新しいソフトのインストールどころかインターネットへの接続もできません。
 そして、その通信ドライバすらもLibrettoに入れることが不可能になってしまったのです。

 現在発売されているLibrettoシリーズはかなり巨大化してしまったので残念です。

 いつの日か再び究極の小型パソコンを発売して欲しいと思います。
タバコとLibretto50とLet'sNote CF-A2の比較




おしまい


▽参照リンク
東芝PCギャラリー Libretto20/30/50ハードウェア仕様