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ウイルス警報。危険度「高」 W32/Bugbear

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Network Associatesさんから、警報が入っています。(2003.6.5)

  • 大量メール送信
  • 共有ネットワークによる繁殖
  • キーロガー
  • リモートアクセス型トロイの木馬
  • パラサイト型ファイル感染ウイルス
  • セキュリティソフトを強制終了

どれをとっても、非常に危険な要素を含んでいます。

ウイルス対策ソフトを出している各社が、軒並み、危険度を引き上げているそうです。

ということは、世界中で、急速に感染者が増えていることになります。

万一、無防備なユーザーがこのウイルスに汚染されると、広い範囲で、多大な被害が発生するような予感がします。


詳細情報 ▼end

詳しい情報は、下記のサイトから入手できます。

http://www.nai.com/japan/virusinfo/virB.asp?v=W32/Bugbear.b@MM

ただし、日曜の早朝(2003.6.8)というのに、アクセスが殺到、非常につながりにくくなっています。

月曜日以降、もっとつながりにくくなる可能性があります。

多少時間がかかっても、情報入手/最新のデータファイルのダウンロードを急がれたほうがいいかと思います。

Network Associatesさん以外の各社さんも同じ状況になりそうです。


駆除ソフト ▼end

Network Associatesさんでは、このウイルスに対応する無料の駆除ソフトを配布しています。

AVERTウイルス駆除ツールStinger(スティンガー)

http://www.nai.com/japan/virusinfo/stinger.asp

こちら、アメリカのスティンガーのダウンロードサイト(日本の昼間だと、つながりやすいかも)

http://vil.nai.com/vil/stinger/

削除対象は次のとおり


とにかくチェック ▼end

スティンガーをダウンロードし、解凍し、起動しましょう。

「List Virus」ボタンをクリックして、ウイルスリストに、「Bugbear」が含まれていることを確認します。

「Browse」ボタンをクリックして、検索するドライブを指定、または、追加します。

「Scan Now」ボタンをクリックすると、スキャンが始まります。

ドライブ単位でスキャンすると10〜20万のファイルがあることも珍しくないので、1〜2時間かかってしまうこともあります。

システムドライブ/システムフォルダを重点的に短時間でチェックするのもいいでしょうが、全ては、自己責任です。

ウイルスソフトは、当初、これらの場所に住み付くことが多いようです。

しかし、その後、増殖して、ドライブ全体に広がることもあります。

もし、システムドライブ/システムフォルダにひとつでも見つかれば、ドライブ全体をチェックする必要があります。


ウイルスをブロック出来ない ▼end

この種のツールはウイルスを検索、削除できても、ブラウザーやメールソフト等と通じて、ユーザーのパソコンに入ってくるウイルスをブロックする機能はないと考えてください。

外部から入ろうとするウイルスをブロックするには、ウイルス対策ソフトをインストールして、最新のデータファイルを使用する必要があります。

 

McAfee AVERT Stingerへ

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