えなぁだりの言葉

(家の周辺の言葉)

少しづつ増やして行くつもりです。お楽しみに


なんと言っても短くても通ずる o(^o^)oワォ!

例1 これは一言!

Aさん    「け」   食べなさい 
Bさん    「く」   食べます
Cさん  「かねぇ」   食べません 

例2 ちょっと長い

Aさん    「どごさ」   何処へ行くんですか 
Bさん   「えさ」  家に行くよ
Cさん  「ゆさ」  温泉に行くよ

例3 判るかな?

Aさん    「こさこ」   ここに来なさい 
Bさん    「くられるがらやんた」   叱られるから嫌だ 
Cさん   「えのえはえなぁ」  私の家はいいなぁ 
Dさん   

方言で綴る色々

 かしぇでも かしぇでも 

 おらほのくらしぁ まるって えぐ ならね 

 むたむたど われのてを みるべじぇ
 はたらけど はたらけど 

 我が暮らし楽にならざる

 じっと手を見る
 あめさもまげね かぜぇさもまげね     雨にも負けず 風にも負けず  
雪さも なづのあっつのにも まげね がんじょうなからだこもってよ  雪にも夏の暑さにもまけぬ丈夫な身体を持ち
よぐなどなくて どたなごどあってもおごらねで いっつもしずがにわらってる  欲はなく決して怒らずいつも静かに笑っている
いじにぢに玄米4合ど みそどぺっこのやさいをくって 一日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ
なじょなごどでも われをかんじょさ いれねで あらゆる事を自分を勘定に入れずに
ちゃんとみだり きいだりして わがって そんでわすれねで 良く見聞きし判りそして忘れず
のっぱらのまづのはやしのかげっこの ちちゃけかやぶぎのこやこさいで 野原の松の林の陰の小さな萱葺きの小屋にいて
ひんがしさ やまいのわらすこあれば いってみでやり 東に病気の子供あれば行って看病してやり
にしさこえぇというかっちゃいれば いってそのいねっこのたばをかづぎ 西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い
みなみさあぶねそうなひどいれば いっておかねがらねたてえどいい 南に死にそうな人有れば行って怖がらなくてもいいと云い
きたにけんかやうったえごどあれば つまんねがらやめだほえ といい 北に喧嘩や訴訟があればつまらないから止めろと云い
ひでりのとぎは なみだこながし さむぅなづはおろおろあるいで ひでりの時は涙を流し寒さの夏はおろおろ歩き
みなにでぐのぼぅ どよばれで みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもしねで じゃまにもされね そったなひとに おらなりでなぁ 誉められもせず苦にもされずそういう者に私はなりたい


身体を言ってみよう                      意味が凄い             

 あだま   頭     たでる   建物を造る事  家をたでる
 つら  顏  据え付ける 旗をたでる
 このげ  眉毛  おこす 埃をたでる
 まなぐ  目   感情を高ぶらせる 腹をたでる
 でんび   おでこ 額  声や音を高く出す 声をたでる
 ほったぶ   頬  さしむける 使いをたでる
 ほっぺ  頬  はっきり示す 誓いをたでる
 ほっぺだ  頬  定める 方針をたでる 
 くじびら  唇  広める 評判をたでる
 べろ  舌  そばだてる 聞き耳をたでる
 おどげぇ  あご  茶に湯を入れる 茶をたでる
 くびた   首  閉める 戸をたでる
 けぇな  腕 かいな  人を有る位置に据える  会長にたでる
 ひじ(ず)つり  肘  面目などを保たてる 先輩をたでる
 しぇなが  背中  必要に応ずる 役にたでる
 ひざかぶ  膝がしら  世渡りをする 生計をたでる
 けつ  尻  押し通す 操をたでる
 すねから  脛  尖らせる のこぎりの目をたでる
 くろこぶし  くるぶし  湯、風呂を湧かす 煮だてる、風呂をたでる
 あぐど  かかと  激しく・・・する 騒ぎたでる
     すげること 下駄の緒をたでる

戻る