良く噛んで食べてましょう
良く噛む事により、食物が充分に唾液と混ざり消化吸収が素晴らしく良くなります。これによって食べ過ぎも防げます
また、食事時間がゆったりとなり、ストレスが解消されます。
咀嚼筋肉を多く使うので、歯茎が丈夫になり、表情が豊かになります。
特に赤ちゃんから良く噛む習慣をつけないと、顎の骨が小さくなり、歯が収まりきれなくて歯並びが悪くなったり、
八重歯が出たり、ひどい時は歯の矯正が必要になります。離乳食や幼児食には極端に柔らかい流動食はやめましょう。
朝食をキチンと摂りましょう
元来日本人は一日2食で過ごしてきました。日の出と共に働き、日の入りと共に就寝する
時代はそれでも良かったのですが、現在の忙しさでは3食でエネルギーを取り入れるのが普通になっています。
それどころか、間食で4食、5食になっている人もいますが・・・・、
何れにしても、1日の体力の基本は朝食から取るのが基本です。
朝食を抜く事により、ダイエットが進むと思い込んでいる人がいますが、これは誤りなようです。
例え、朝が辛くてもキチンと朝食の支度をし、ゆっくり食べましょう。
そして夕食は軽めにしましょう。カロリーは過大摂取なのですから。
食事は和食にしましょう
日本で昭和30年代頃まで食べていた食事は、塩分がちょっと多いけど素晴らしい健康食でした。現在の70代、80代の
おじいさん、おばあさんが元気なのは、子供の頃から食べていた食事に因るところが大きいのです。
アメリカで一時日本食ブームが起きたのは、健康に気を使い、自己管理を重視する国民性がもたらしました。
しかし、その頃からの日本は逆に洋食・エスニック食ブームで、和食を捨て去りました。食卓には肉類の加工食が並び、
お米よりパン食が増えてきたのです。
お寿司や天ぷら、お刺身の様に外国人が観光で食べる物が日本食と思われ始めてます。
本当の日本食は40代、50代の方が「お袋の味」と呼ぶ食事です。
70代、80代の方々が食べてきた食事です。
海草やひじきの料理、ジャガイモ・人参等の根菜類をふんだんに使い、メザシやイワシの焼き魚が必ず有り、
青菜のオヒタシにキノコや貝の味噌汁、山菜に漬物、豆腐に納豆・・・・・
核家族化でおじいさん、おばあさんと暮らさなくなった為に「お袋の味」が受け継がれなくなりました。
日本人の健康や寿命のためには、とても悲しい事です。
ビタミン・ミネラルがふんだんにあり、栄養も充分な日本食を見なおして下さい。