渥美半島 渥美半島は知多半島と相対して三河湾を囲むよう突き出した半島である。南側は太平洋の黒潮に洗われ、愛知県では一番温暖な場所となっている。その気候を生かし野菜の促成栽培など行われている。 恋路ヶ浜に車を停め、半島の先端で万葉集にも歌われた伊良湖(万葉集では伊良虞(ご)と詠まれている)岬に行って見た。 目の前に見える小さな島、神島(かみしま)は三島由紀夫の「潮騒」の舞台となった所だ。この神島と伊良湖岬の間は伊良湖水道と呼ばれ、潮流の早い所として知られている(日本3大急流の一つ)。 |
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そして、恋路ヶ浜は、島崎藤村の「椰子の実」の舞台ともなった所である。恋路ヶ浜の言われは知らないが、「潮騒」と言い、「椰子の実」と言い、何かロマンチックな雰囲気を漂わせている。 今回は、親父の別宅のある沼津より、新婚間もないK夫妻と、渥美半島にやってきた。ほのぼのムードが、この景色と相俟って尚更ロマンチックな雰囲気を感じさせたのかも知れない。 |
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恋路ヶ浜 帰りに名物の大アサリを買い、沼津の別宅で、そのまま網に乗せ焼き、貝の蓋が開いたところに、少し醤油を注(さ)し、貝の身を穿(ほじく)り出し、ビールを飲みながら食べたが、これは旨かった。 三河湾の水深が浅いのと、潮流の関係で餌が豊富で、大アサリの繁殖に最適とのことであった。 |
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ルート 東名高速、沼津インター 〜焼津〜掛川〜浜松〜田原 〜恋路ヶ浜〜伊良湖岬 歩行時間 1時間 |
駐車場 恋路ヶ浜 200台 無料 渥美半島の名物 焼きアサリ、似たり貝、海苔 |
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