三ツ峠登山口 河口湖より御坂峠に向かい、トンネルの手前を右に曲がる。天下茶屋に向かう狭い林道である。登山口には、駐車スペースがあるが、早く到着しないと、場所探しに苦労する。 4駆であると、さらに奥に、広いスペースがあるが、かなりの急坂で、でこぼこしている(普通車では無理)。 |
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山麓の新緑 5月の新緑は気持ち良いほど見事である。三ツ峠山への道は、荒れた林道であるが、今でも山荘のチェーンを付けたジープが頂上まで走っている。 朝の7時半に登山開始したが、途中で、大きな三脚を持った数人のグループとすれ違った。朝焼けの富士を撮って、早くも下山との事である。今日の富士はよく見えたとの事であった。 |
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三ツ峠木無山分岐 登山口より、約1時間半で到着。最初に富士が見えるところである。我々もここで小休止した。時間がたっぷりあるので、このまま右に折れ、木無山(1732m)に向かう。木無山の頂上は広いお花畑となっており、高山植物の宝庫とのことであったが、時期的に少し早かった。初夏が盛りとのことである。 |
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木無山よりの富士 確かに、三ツ峠山よりの富士は綺麗である。夏の夜は、登山道を登る人のライトが筋になって見えるところである。木無山でのんびりした後、今度は反対側の御巣鷹山(1775m)に登った。途中のお花畑が大きく広がっているが、時期的に未だ早かった。それでも山桜やツツジが見事であった。 御巣鷹山は、アンテナ塔の他は、何も無く、見晴らしも良くなかったが、黒岳、節刀ヶ岳方面が見渡せた。 |
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三ツ峠山屏風岩 ロッククライミングのメッカである。写真は縮小(リサイズ)しているのでわかりにくいが、多くの人が岩登りをしていた。 御巣鷹山を後にして、一番のピークである開運山(1785m)に登った。滑りやすい赤土の道である。頂上は狭く、人でごった返していた。 故郷の栃木の山岳会の人が来ており、懐かしくて話が弾んだ。出身校(栃木高校)が偶然同じであった。山では良くこんな事がある。これも山歩きの楽しみの一つである。 |
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開運山頂上より 三つ峠の意味はいろいろある。山頂直下で水が湧きそれで水峠と呼ばれた事に由来する説と、3つの峰を意味する三つドッケが訛ったとの説がある。また、三ツ峠山は、三峰山とも呼ばれている。山名の由来は、土地名と同じく、そう簡単ではない。 しかし、こうやってみると、三ツ峠山の尾根は痩せているのが良くわかる。奥秩父の雲取山等から見ると、富士の前衛山としてどっしり見えるのが不思議な程である。 |
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ルート 富士急行 河口湖下車〜バス 三ツ峠登山口 登山口〜木無山〜御巣鷹山 〜開運山 歩行合計 4時間 |
駐車場 登山口 30台位 無料 休憩所 頂上付近 |
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