飯山・戸狩温泉
Iiyama/Togari Onsen

戸狩温泉
  JR飯山線の「戸狩野沢温泉」駅を下車して、左手の仏ヶ峰(1140m)山麓に展開している温泉街が戸狩温泉(飯山市)だ。
     この峰の裏側はもう新潟県である。位置的には飯山盆地の北部で、飯山線に平行して右手に千曲川が走り、その対岸が野沢温泉となっている所だ。
  千曲川は新潟に入ると、信濃川と名を変えるため、この辺が千曲川の最下流となっている。 
戸狩温泉 
  この辺は、冬になると北西の季節風がまともに吹きつけ、豪雪地帯として知られている。
  従って、この戸狩温泉は、温泉街というよりも、スキー主体の民宿村といった感じが強い。それだけ、冬のスキー場としての名が知られている所で、直ぐ近くに雪質の良いパノラマゲレンデとサンシャインゲレンデ、とんだいらゲレンデが出来ている。    
戸狩自然公園 
  今回は、地元の写友(写真の友)、F氏に手配していただいた、天然温泉の宿を標榜している宿(岸田屋)に泊まった。 
  写真仲間11人での北国街道撮影隊と称して長野、松代、小布施そして飯山と車3台に分乗しての撮影行である。
  宿泊した旅館は、温泉宿と言うよりは、スキー客相手の大型民宿風の感じであった。それでも、れっきとした天然温泉付きで、当然24時間入浴可能となっている。費用もリーズナブルであった。  
  宿の主人は鉄道マニアで、写真も好きな方で、所謂鉄道グッズと写真が所狭しと掛けられている。
  宿に着くとすぐ風呂に入り、その後は一部屋に集まり、反省会を兼ねた宴会となり写真談義に花が咲いた。
  夜は、宿の大広間を借り、持参の自慢のスライドを映写しての勉強会となった。A氏持参の6×7判のスライドは迫力があり素晴らしいものであった。  
  これだけデジタル写真が普及すると、これからの銀鉛写真は、ブローニ判フィルムが主流になるような気がする。ますます、中判、大判(4×5インチ)サイズの魅力が見直されてきている。
  今回は、私も含め中判サイズカメラ持参の方が多かった。
  翌朝は食事前に、写友のT氏と、温泉街を抜け、近くの自然公園に行ってみた。   
戸狩自然公園キャンプ場
  朝霧で遠くは見えなかったが、すっかり秋も終わり、もう直ぐ冬、そんな感じがした。沢沿いの木はすっかり葉を落としていた。
  少し、仏ヶ峰山麓を登った所には、自然を活かしたキャンプ場があった。自然の懐深く、静かな佇まいである。
  この後、車3台に分乗して、新潟県の津南より、今回のメインである秋山郷に向かった。霧も晴れ、見事な秋晴れとなった。    



ルート


JR飯山線 戸狩野沢温泉駅下車

又は
上信越自動車道 豊田飯山IC
〜国道117号線〜谷街道
〜戸狩温泉(泊)
〜戸狩自然公園
〜新潟県津南〜秋山郷

歩行 1時間

駐車場
戸狩温泉 公営駐車場 無料

休憩所・トイレ
なし

0311/0405
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