清水・三保ノ松原
Shimizu Miho Matubara

三保ノ松原
   三保半島は、清水港の南東にあり、約4kmの砂嘴(さし)より出来ている。三保の松原はこの砂嘴の駿河湾に面した砂浜をさしている。全部で5万本以上の松が生い茂り、日本3大松原(京都天橋立、佐賀虹の松原)の一つに数えられている由。
  晴れていれば目の前に富士山が聳えているが、今回は生憎雲の中であった。風光明媚なこの地は昔から有名で、特に謡曲にも謡われている羽衣の伝説は良く知られている。
羽衣ノ松
  樹齢650年のこの松は、天女の羽衣(はごろも)が掛けられていた所で、その羽衣を猟師に取られ、天に帰ることが出来ないと嘆き悲しんだと言う伝説のある所である。
  天女伝説は各地に残されているが、その中でも、ここの伝説は一番あっけらかんとしている。漁師が、天女の舞を条件にすんなりと羽衣を返す所が憎い。陰湿な所が無く、温暖な地方の明るい県民性を感じる所でもある。


ルート
 
東名高速、清水インター
〜清水港〜三保松原〜御穂神社
〜羽衣の松〜三保文化ランド
〜海洋科学博物館


所要時間  3時間
駐車場

三保の松原 多数 無料
海洋博物館 多数 有料

清水の名物

張子の虎
 虎は千里走って千里帰る、虎は死して皮を残す等より、参勤交代の武士に人気があった。

首人形
  串刺しにした5つの首を藁の束にさしたもの、源為朝にあやかるもの

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