JR倉敷駅南口前、花時計 久しぶりに写真仲間と、倉敷に立ち寄る。写真は南口前ロータリーで、大きな花時計がある。 この正面の倉敷大通りは倉敷美観地区へ通じている街のメインストリートで、春のハートランド倉敷や、夏の天領まつりのメイン会場となるところだ。 |
||
倉敷駅 倉敷駅である。山陽本線と伯備本線の分岐駅で、開業は明治24年だ。 駅舎の上階にあるホテル倉敷とショッピング・センター・ルブランは平成22年に営業終了しており、解体予定とのこと。 北口のチボリ公園も平成20年に閉園となり、時代の流れとは故、寂しい限りである。 |
||
えびす通り 倉敷駅南口から、倉敷えびす通りと呼ばれるアーケードに入る。えびす通商店街、えびす商店街と続き、美観地区の本通り商店街へとつながっている道である。 昭和42年までは戎(えびす)町と言われ、近くに戎様の祠があったため、えびす通となった。現在では、商店街に戎様のマスコット石像3体が置かれている。 このアーケードを出たところが、今回の目的地鶴形山の登り口となる。 |
||
鶴形山公園入口 美観地区の背景となっている鶴形山は、標高わずか35mの小高い丘である。 鶴形山は古代、亀島、鶴形島と呼ばれ、この辺一体は吉備の穴海と呼ばれる海域であった。 |
||
観龍寺 階段を登ると、右下に観龍寺が見下ろせる。寛和元年(985年)、倉敷市西岡に開創。室町時代に鶴形山の麓(現在の駐車場の場所)に移転し、寛永元年(1624年)現在地に再移転したとのこと。古寺である。 |
||
鶴形山より倉敷駅方面 鶴形山より今来た道を倉敷駅方面を振り返った写真である。 |
||
阿知の藤 「阿知の藤」と名付けられた、推定樹齢300〜500年のアケボノフジである。同種のフジとしては日本一の巨樹とのこと。 幹廻り1.5m、根元2.2mで、岡山県の天然記念物に指定されている。 |
||
阿智神社 室町時代末期、旧倉敷村の鎮守として創建された。江戸時代までは妙見宮であったが、明治2年の神仏分離で阿智神社と改称された。 古代、現在地に住み着いた阿知使主(あちのおみ、3世紀〜4世紀頃)の一族が神々の天降られる斎庭として造られた、日本最古の蓬莱様式の古代庭園が元になったと伝えられている。 |
||
阿智神社拝殿 周囲が海であった頃のここ鶴形島周辺は、海上交通の要衝であったため、海上交通の守護神である宗像三姫神が祀られたようだ。 境内には鶴亀様式と呼ばれる古代庭園があり、多数の磐座(いわくら、自然崇拝の岩)や、水琴窟がある。また建造物としては、本殿、拝殿の他、能舞台、芭蕉堂、絵馬殿等がある。 |
||
阿智神社石段、厄除坂 阿智神社の表参道の石段である。石段は上、中、下段に分かれており、上段は33段で、「厄除坂」と呼ばれ、下段は88段で「米寿坂」と呼ばれている。 |
||
阿知神社石段、米寿坂 石段の途中から、麓の美観地区、本町方面を俯瞰した写真である。 美観地区は、倉敷市の美観地区景観条例に基づき定められたエリアで、本町全域、中央一丁目北部、東町、阿知二丁目、鶴形二丁目の各一部が含まれている。 江戸幕府の天領で、備中南部の物資の集散地として発展してきた町だ。当時の町並みが残されているところである。 |
||
|
|
|
ルート JR倉敷駅〜えびす通り〜鶴形山〜阿智神社 |
TOP | 北海道 | 東 北 | 関 東 | 中 部 | 近 畿 | 中国四国 | 九州他 |