倉敷代官所跡碑 本通りより路地に入り、少し南へ進むと左側に倉敷アイビースクエアがある。その西門を潜るとすぐ目に付くのが、倉敷代官所跡碑である。 倉敷は徳川幕府の直轄領(天領)として発展してきた町で、その中心であるここに幕府の代官所があった。 倉敷が商人の町として発展したのは、幕府の年貢米の集散地としてであった。また倉敷代官所は、商人たちの自治を認め優遇したことで、人口も増加し、領地は名目5万石であったが、実質は10万石以上のであった。 |
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倉敷アイビースクエア 明治22年に、この倉敷代官所跡地に倉敷紡績鰍フ工場が建てられた。 昭和43年に、その赤レンガ造の工場や外壁を活かし、観光施設として倉敷アイビースクエアの名でオープンした。倉敷紡績鰍フ関連会社椛q敷アイビースクエアが経営管理している。 なお、これらの建物は、経済産業省より「近代化産業遺産」に認定されている。 |
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工場壁面 倉敷アイビースクエアのシンボルでもある赤レンガの蔦は、紡績工場であった当時、2代目社長の大原孫三郎の「自然と調和しながら健康的な労働環境を」という信念の基に植えられたものだ。 夏は赤レンガに覆い茂り、暑さから守り、冬は落葉して赤レンガに外気を当て、 内部の温度調節を蔦が見事に果たしている。 |
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アイビースクエアひろば この広場を囲むようにホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館などの各種施設が配されている。 |
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正面玄関 アーチが象徴的な広い東正面玄関は主に宿泊客が利用し、タクシーや観光バスもこちらに乗入れる。 西側入口はかつて従業員が出入りした通用門で、現在は美観地区側からの徒歩による観光客が多く利用しており、周辺も賑やかである。 |
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古物屋 東正面玄関を出て、白壁通りを西に向かう。その途中左側にある古物屋だ。屋根の上に、沢山のの犬の像が整然と並べられてあった。 かつての日本ビクター鰍フ登録商標で、蓄音機から聞こえる亡き飼い主に耳を傾ける犬(ニッパー)のようだ。 |
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倉敷代官所跡碑 白壁通りから、阿智神社のある鶴形山方面を見た写真である。 この一画も、趣のある町並みとなっている。 |
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ルート 本町通り 〜倉敷代官所跡(現倉敷アイビースクエア) 〜白壁通り |
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