阿寒湖
Akanko

  阿寒湖湖畔に着く。今日の宿は、湖畔のユースホステルであった。
  阿寒湖は水面の標高420m、長径20km、短径13kmの楕円形をしたカルデラ湖である。マリモは特別天然記念物に指定されている。深度1〜5mの湖底に生息している。
  また、阿寒湖はヒメマスの原産地としても有名である。現在では、各地の湖沼に移し殖やされている。
  阿寒湖の湖面にボートを浮かべて撮影した雄阿寒岳。阿寒カルデラ内に、その中央火口丘として噴出したもので、標高1371mの円錐火山である。雌阿寒岳と違い、現在は活動していないが、山体の大部分は、溶岩流の累積層からなっており、頂上付近には、数個の小火口と小溶岩丘がある。
  山麓から標高500m付近までは、トドマツ、エゾマツ、シラカバにおおわれている。1200m位からダケカンバ帯になり、それ以上はお花畑になっている。  
  阿寒湖より、雌阿寒岳を望む。雄阿寒岳と異なり、今でも中央火口と、ポンマチネシリ火口より噴煙を上げている。雌阿寒岳は、アイヌ語でマチネシリ(女の山)と呼ばれ、雄阿寒岳(ピンネシリ(男の山))と、阿寒湖を挟んで対峙している。一番高い、ポンマチネシリで1499m、阿寒富士で1476mである。
  翌朝、釧路原野に向かった。



ルート

網走(泊)〜摩周湖〜双岳台
〜双湖台〜阿寒湖(泊)〜釧路

         

6408/0306

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