三の丸、大石神社参道 赤穂城三の丸の一画に大石神社がある。明治天皇の宣旨を契機として、明治33年に神社創立が公許され、大正元年に四十七士義士命を祀る神社として鎮座になった。所謂武将神神社である。 祭神は大石内蔵助良雄以下四十七義士命と、中折の烈士萱野三平命を主神として、浅野長直、長友、長矩の3代の城主とその後の藩主森家の先祖で本能寺の変に散った森欄丸から七代の武将が合祀されている。 |
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四十七義士石像 参道の両側に、中国産黒大理石で作られた、大石内蔵助以下討入り表門隊と、大石主税以下裏門隊の石像が両側にずらっと並んで建っているのには驚いた。 製作は兵馬傭工芸技術伝承者と記されてあった。なお、裏門隊の隊長大石主税は、義士の中で最年少の16歳で、内蔵助の嫡男であった。 |
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堀部安兵衛、吉田忠佐衛門像 御馴染みの堀部安兵衛(左)と吉田忠佐衛門の石像である。 吉田忠佐衛門は討入りの時、63歳と言う当時としては高齢であった。石高は200石で、原聡右衛門(300石)や、片岡源五右衛門(350石)より少なかったが、武芸に秀でており、又人望もあり、同士の間では内蔵助に次ぐ人物であったようだ。 |
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大石内蔵助像 こちらは、大石内蔵助の石像だ。享年45歳、辞世の句は 「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」 であった。 |
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大石神社本殿 大石神社の本殿である。その他、境内には、古社が7社あり、それらを一箇所に合祀し「境内社合祀殿」が建立されてあった。 |
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ルート JR赤穂線 播州赤穂駅 〜徒歩11分(840m)、赤穂城三の丸 |
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