姫路・姫路城
Himezi


姫路
  姫路は播磨灘に面する市で、兵庫県では神戸、尼崎に次ぐ人口を持つ播磨地方の中心都市と言うより、姫路城のある町としての方が有名な所であろう。
  地名の姫路は、古代に姫路城のある姫山(標高45m)が「日女道丘(ひめじおか)」と呼ばれていたことによる。
  今回は、広島から、車で上京するときに休憩がてらに立ち寄った。
姫路城
   姫路は古くから交通の要地として開けたところで、山陽道から出雲、因幡、但馬の3街道が分岐する所であった。国府、国分寺が置かれていた所でもある。そして、近世に向け城下町として発展してきた。
  姫路城は5層7階の大天守と3つの小天守があり、その形が白鷺(しらさぎ)を思わせることから白鷺城と呼ばれている。現存する城の中では一番美しい城ではないかと思う。
  1333年、播磨国守護の赤松則村(のりむら)が姫山に砦を築いたのが始まり。1581年羽柴秀吉が改修し、3層の天守閣を築いた。関が原の戦いの後、家康の女婿、池田輝政が52万石で入封し、8年の歳月をかけて、現存の城を完成させた。
  その後西国の押さえとして、あの千姫の再婚相手である本多忠刻(ただとき)の父本多忠政が姫路藩15万石の藩主となった。千姫もここに住んだという。
  以降、譜代大名の松平氏、榊原氏、酒井氏が配置され、城下町として明治まで続いてきた。   
姫路城大天守と西小天守
  明治維新での取り壊しが無く、殆どの建物が保存された。ユネスコの世界文化遺産に登録され、国宝にも指定されている。
  JR姫路駅から城までは約1kmしかなく、その中間を山陽道(国道2号線)が走っており、現在でも交通の便の良いところに位置している。



ルート

JR山陽線 姫路駅〜
徒歩 大手前〜大手門
〜三の丸公園〜姫路公園〜路城城本丸

歩行 2時間
駐車場

姫路公園、大手前公園、他
 有料


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