京都・観光
 Kyoto


清水寺駐車場
  京都は何度来ただろうか?今回は永年勤続30年で、休暇と旅費をもらったので、家内との家族旅行となった。それも、高校の卒業旅行と同じように観光バスに乗っての観光旅行に徹してみた。
  高校以来の周遊コースである。その後何回も来ているが、気に入った所や、特定の所が多かった。今回は初心に帰っての、名所旧跡巡りとした。
清水寺境内
  東山区にある寺で、山号音羽山という。798年(延暦17)、坂上田村麻呂が開山したと伝えられている。
    写真は、清水寺西門と三重塔。1631年に再建された門で、極楽浄土に往生する入口の門だ。
  共に重要文化財に指定されている。なお、現在の建物の大部分は、徳川家光が1633年に再建したものである。
音羽の滝
  天下五名水の一つ。諸病に聞くといわれ、持ち帰る人やこれに祈誓する人が多い。東山で濾過されて、出てきた水で特に茶にして飲むと美味しいとのことで、大事にされてきた。
  手間暇のかかった水でもある。古来、日本人は、旨い水を大切にしてきた。
金閣寺
  京都北区にある臨済宗相国寺派の寺北山と号し、通称金閣寺であまりにも有名。舎利殿は鏡湖池に面した3層の楼閣建築で、1955年に再建された。2,3層の内外が金箔で装われていたため金閣と呼ばれるようになったそうだ。
  湖面に映える金閣は確かに美しいが余りなじめない。庭園は、浄土庭園の流れをくみ、見事である。
銀閣寺
  金閣と同じく、臨済宗相国寺派の寺。通称銀閣寺、正式には東山慈照寺。1490年建立。銀閣の名称は江戸初期の名所案内記に登場し、義満の金閣にならって銀箔をはったとされるが、その形跡はない。
  庭は、浄土庭園の構成を持ち、池や中島の石組みみられる直線的な構成美が優れている。何回訪れても飽きることの無い、庭園である。
平安神宮神苑
  桓武天皇と孝明天皇(1940年)をまつる。桓武天皇の平安京遷都1100年記念祭にあたり、官幣大社として1895年創建されたもの。境内の神苑は名園として名高い。
平安神宮境内
  朱の見事な建物である。この建物は平安京の大極殿、応天門を模して作られたもの。ここで行われる、時代祭り(神幸祭)は、平安時代より、明治維新までの服装・風俗をまね、時代順に行列・供奉する豪華な祭りである。
渡月橋
  保津川が京都盆地に出る地点。平安時代から紅葉の名所として、三船祭りのような貴族の船遊びの場所であった。その川にかかっている橋が渡月橋と呼ばれている。
  この上流の保津峡は、行ったことがあるが、なかなかの渓谷美である。トロッコが走っている。


ルート

京都〜清水寺〜金閣寺
〜銀閣寺〜平安神宮〜嵐山




9611/0003/2001
 Hitosh