通天閣南本通り 通天閣を正面に見る、通天閣南本通りである。串カツ、どて焼きの看板がとにかく多いところだ。むちゃうまい、日本一、いや世界一と堂々と謳っている店が多い。如何にも大阪しいところである。 明治36(1903年)、ここで開催された内国勧業博覧会(第5回)の跡地に大阪土地株式会社経営の「新世界」が出来た。通天閣はそのシンボルとして、パリのエッフェル塔を真似て明治45年(1912年)建てられたものである。テレビ等のアンテナでもなく、単なる観光用の塔であるのも大阪らしい。 当時は高さ75mで、大阪で始めてエレベーターが設置され話題を呼んだそうだ。現在の塔は、昭和31年(1956年)に再建されたもので、高さも103mとなった。 |
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ビリケン様 通天閣南本通りを、通天閣の方に向かっていくと、店先に異様な形をした人形がある。有名なビリケン様の複製である。足の裏を擽って欲しいとばかりに、道路側に大きな足を突き出している。 通天閣の5階の展望台に上がると、真っ先に迎えてくれるのが、この幸運の神様ピリケンである。立派な台座の上に座っている。 このビリケン(Billiken)は、もともとはアメリカの女流彫刻家の.E・I・ホースマンと言う人が、夢で見たユーニクな神様をモデルにして1908年に制作したもので、ユーモラスな顔、姿が人気を呼び、幸福のマスコットとして当時、世界的に流行した由。 |
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通天閣入口 通天閣の下に入口がある。円形のエレベーターで2階に行き、そこで展望券(600円)を買い、展望エレベーターで、最上階である5階展望台に上ると前述のビリケンの他に売店があり、土産物等を売っている。 展望台(高さ87.5m)からは大阪市街がぐるっと360度、見下ろせる事ができるところだ。 4階にはスカイラウンジがあり、景色を楽しみながら喫茶出きるようになっている。 また、最近の話題としては、平成19年に、なんとこの通天閣が、国の文化財保護法による有形文化財に登録されたことだ。これは意外な感じがした。 |
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通天閣・王将記念碑、歌謡劇場 通天閣の下には、将棋の駒の王将の形をした大きな記念碑(顕彰碑)が建っている。坂田三吉の王将記念碑である。村田英雄の大ヒットした曲「王将」のモデルとなった棋士である。 さらに王将記念碑の右横の入り口より地下に入ると、通天閣歌謡劇場がある。原則として、毎週土日と祝日に開演される生のステージである。入場料が1500円とは、この種の料金としては安い設定となっている。女性の演歌が中心とのこと。 |
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通天閣本通り 歌謡ショーの無い平日は通天閣囲碁将棋センターとしても利用されていたが、最近(平成13年)閉鎖されてしまった。 通天閣の前を通り、通天閣本通り商店街を抜け、恵美須町の交差点に抜けた。地下鉄境筋線の恵美須町駅のあるところである。この商店街は、通天閣の南側に比べ、上品な感じの町並みとなっている。 なお、通天閣とは、天に通じる高い建物の意で、明治の儒学者藤沢南岳の命名である。2代目の設計者は、東京タワーや名古屋テレビ塔と同じ内藤多沖氏である。 |
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ルート 新幹線、新大阪駅 〜地下鉄御堂筋線〜動物園前駅下車 〜新世界公園本通り〜通天閣南本通り 〜通天閣〜通天閣本通り〜恵美須町 |
駐車場 天王寺公園 有料 休憩所・売店・レストラン・トイレ 通天閣内 有 |
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