日本写真紀行／Hitosh／彦根、彦根城、旅

彦　根　
Hikone

		彦根駅前　　滋賀県琵琶湖の東岸にある。あの赤備えで有名な徳川家臣、井伊直政の嫡子の井伊直継が彦根山に城を築いたのが町の起源である。
		彦根城　　彦根城跡は、国の特別史跡に指定されている。第二次大戦の戦災も免れ、市街には、城下町の面影が至る所に残っている。なかでも、芹川右岸の足軽組屋敷の町並み景観は貴重である。
		彦根城　　町は本町手組、四十九町手組、川原町手組、彦根町手組の４手に分けられ、彦根町奉行の配下に置かれた。駅からすべて歩ける道のりである。ゆっくりと回ってみたいコースである。
		内堀　　天守、城閣を囲む内堀である。中堀と内堀の中間の内曲輪（うちくるわ）は、家老などの高禄の士分邸宅を設け、中堀と外堀間を内町といい、士分の邸宅、町家を配置した。外堀の外を外町（とまち）といい、足軽屋敷や町家を配した。これが今も残っている街である。

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